
「ドストエフスキーが見た世界を、この目で見てみたい。」
そんな思いから始まった旅は、やがてドストエフスキー本人の足跡を追うだけでは収まらなくなりました。
パリからベルギー、オランダへ。そしてトルストイを追ってジョージア、アルメニア、コーカサス山脈へ。さらにドストエフスキーと妻アンナの西欧生活を追い、ローマではベルニーニの世界へと足を踏み入れることになります。
このページでは、100記事を超える三部作「ドストエフスキーの旅」を、その旅路に沿って紹介します。
→ なぜ僧侶の私がドストエフスキーを学ぶのか~私とドストエフスキーの出会い
第一部 『秋に記す夏の印象~パリ・ジョージアの旅』

はじめに
→ 『秋に記す夏の印象 パリ・ジョージアの旅』~ドストエフスキーとトルストイを学ぶ旅
第一章 パリを歩く~ドストエフスキーと文豪たちの足跡

→ (1)ドストエフスキーとトルストイの眼で眺めるパリ~彼らはパリに対してどんな思いを持っていたのだろうか
→ (2)パリ最初の散歩。コンコルド広場からセーヌ川へ。パリジャンのさりげないオシャレ感にたじろぐ
→ (3)シャンゼリゼ通りから凱旋門へ~パリの王道コースと凱旋門からの眺望
→ (4)パンテオンでフランス人の雄弁をからかうドストエフスキー~そして私はゾラとユゴーの墓参り
→ (5)ナポレオンの墓があるアンヴァリッドへ~知れば知るほど存在感が増すナポレオンというカリスマについて
→ (6)パリ、バルザックゆかりの地巡り~ブローニュの森、バルザックの家、ペール・ラシェーズ墓地へ
→ (7)パリ下水道博物館~レミゼのジャン・ヴァルジャンが踏破した下水道を体験!その他ゆかりの地についても
→ (8)パリのゾラ『ルーゴン・マッカール叢書』ゆかりの地を一挙紹介~フランス第二帝政のパリが舞台
→ (9)サクレクール寺院からパリを一望~ゾラ後期の傑作小説『パリ』ゆかりのモンマルトルの丘に立つ巨大な教会
第二章 芸術の都パリに魅せられて

→ (10)『オペラ座の怪人』でお馴染み!パリのオペラ・ガルニエへ~ファントムの5番ボックス席も発見!
→ (11)ルーブル美術館でドストエフスキーが愛した理想風景画家クロード・ロランを発見。同時代の天才プッサンと共にご紹介
→ (12)『サモトラケのニケ』の魅力と歴史、超絶技巧について解説!~ぜひおすすめしたいヘレニズム彫刻の傑作!
→ (13)モネの『印象・日の出』が好きでたまらない!マルモッタン・モネ美術館でその名画を堪能!
→ (14)パリ郊外メダンのゾラの家へ~フランスの偉大な文豪が愛したセーヌの穏やかな流れと共に
→ (15)なぜ『罪と罰』のラスコーリニコフは『ゴリオ爺さん』のラスティニャックにならなかったのだろうか
第三章 ワーテルローからフェルメールの世界へ

→ (16)ナポレオン敗北の地ワーテルローを訪ねて~ユゴーがレミゼ完成のためにわざわざ訪れた古戦場
→ (17)フェルメールの故郷を訪ねて~デルフトの眺望のモデルはここ!顕微鏡で有名なレーウェンフックとのつながりも!
→ (18)フェルメール『デルフトの眺望』の魅力と特徴を解説!オリジナルをオランダのマウリッツハイス美術館で堪能!
→ (19)フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の魅力を解説!究極の一瞬を描き出した巨匠の驚くべき筆力
第四章 未知なるコーカサスへ~ジョージア・アルメニアで出会った異世界

→ (20)いざジョージアへ~なぜ私はトルストイを学ぶためにコーカサス山脈へ行かねばならなかったのか
→ (21)スターリンの生まれ故郷ジョージアのゴリへ~スターリン博物館で旧ソ連の雰囲気を感じる
→ (22)ノアの方舟の聖地アララト山と時が止まったかのような修道院目指して隣国アルメニアへ
→ (23)アルメニア山中のマトサヴァンク修道院の圧倒的な廃墟感!時が止まった姿に言葉を失う
→ (24)ホルウィラップ修道院からノアの方舟の聖地アララト山を一望!聖書の世界に思いを馳せる
→ (25)アルメニアのわからなさ、ソ連的どん詰まり感にショックを受け体調を崩す。カルチャーショックの洗礼
→ (26)アルメニア最後の目的地アフタラ修道院に感動~しかし思わぬ事態に笑わずにはいられなかった
第五章 雄大なるコーカサス山脈を訪ねて~トルストイを追い、ドストエフスキーに帰る

→ (27)いざトルストイも歩いたコーカサス山脈へ!雄大な軍用道路に圧倒される!
→ (28)「限りなく天国に近い教会」ツミンダ・サメバ教会とエリア修道院でカフカースの絶景を堪能
→ (29)山の中のグヴェレティの滝とロシア国境近くのダリアリ渓谷へ~トルストイの鳥瞰図について考える
→ (30)ジュタバレーでドストエフスキーの『死の家』を見出す~カフカース滞在で最も印象に残った地
あとがき
第二部 『ドストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行』

はじめに
→ 『ドストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行』
第一章 アンナとの出会い~絶望の中から始まった二人の物語

→ (1)妻アンナ夫人と出会うまでのドストエフスキー(1821~1866年「誕生から『罪と罰』頃まで)をざっくりとご紹介
→ (2)ドストエフスキーとアンナ夫人との出会い~絶望的な状況で始められた『賭博者』の口述筆記
→ (3)ドストエフスキーとアンナ夫人の恋のはじまり~『賭博者』口述筆記の共同作業を通して急接近する2人
→ (4)文豪ドストエフスキーの一風変わったプロポーズ!アンナ夫人に小説仕立ての愛を告白したドストエフスキーの大勝負!
→ (5)結婚初期のドストエフスキーの危機的な経済状況~なぜ彼はいつまでも貧乏なままだったのか
→ (6)ドストエフスキーが生涯苦しんだ持病てんかんの発作を目の当たりにするアンナ夫人
→ (7)客だらけのドストエフスキー家の家庭状況と新婚早々親類からの嫁いびりに苦しむアンナ夫人
第二章 妻と歩んだ西欧への旅~賭博地獄のバーデン・バーデンへ

→ (8)いよいよ旅の始まりへ~ドストエフスキー夫妻はなぜヨーロッパへ旅立たねばならなかったのか
→ (9)ドストエフスキー夫妻最初の滞在地ベルリンへ~初々しい2人のけんかと仲直りのエピソード
→ (10)ドストエフスキー夫妻のドレスデン滞在~『システィーナの聖母』や『アキスとガラテイア』などの名画を堪能
→ (11)妻を残しカジノの街ホンブルクへギャンブルに行くドストエフスキー~地獄への扉が開き始める・・・
→ (12)バーデン・バーデンでの賭博者ドストエフスキーの狂気~ドストエフスキー夫妻の地獄の5週間
→ (13)バーデン・バーデンでドストエフスキーゆかりの地を巡る~カジノで有名な欧州屈指の保養地を歩く
→ (14)ドストエフスキーとアンナ夫人の結婚は運命だとしか思えない~なぜアンナ夫人は彼を愛し、守ろうとしたのか
第三章 『白痴』と愛娘ソーニャ~スイスで味わった天国と地獄

→ (15)ホルバインの『墓の中の死せるキリスト』に衝撃を受けるドストエフスキー~『白痴』にも大きな影響
→ (16)『白痴』執筆開始と名マネージャーアンナ夫人の誕生
→ (17)共産主義、社会主義革命家を批判したドストエフスキー
→ (18)ドストエフスキー夫妻待望の第一子ソーニャの誕生と早すぎた死~ジュネーブでの天国と地獄とは
→ (19)宗教改革の街ジュネーブでドストエフスキーゆかりの地を巡る~夫妻の旅の転換点となった街に思う
→ (20)ドストエフスキー夫妻のヴヴェイ滞在~悲しみのジュネーブを去り、愛娘の死を悼み暮らした夏
第四章 悲しみを越えて~イタリアから四年ぶりの祖国へ

→ (21)美しきミラノ大聖堂を堪能!ドストエフスキーも愛した調和的な空間と夫妻のイタリア滞在の始まり
→ (22)フィレンツェでのドストエフスキーの日々~ゆかりの地や彼お気に入りの芸術をご紹介!
→ (23)ヴェネツィアの有名観光地を巡る。この美しき水の都にドストエフスキーは何を思ったのだろうか
→ (24)プラハに滞在したかったドストエフスキー夫妻~あのスメタナともニアミス!泣く泣くドレスデンへ。二人の旅も終盤へ
→ (25)カジノの街ヴィースバーデンでドストエフスキーのギャンブル中毒が消滅!!旅の終盤、彼の身に起こった奇跡とは!
→ (26)ドストエフスキー夫妻の4年ぶりの帰国!旅を経てすっかり丸くなったドストエフスキーとアンナ夫人の成長とは
第五章 妻と子を愛したドストエフスキー~家族と過ごした晩年

→ (27)帰国後のアンナ夫人の無双ぶり!借金取りも撃退!ドストエフスキーも全幅の信頼を寄せるその姿!
→ (28)温泉地バート・エムスを訪ねて~結婚後10年経っても夫人に熱烈なラブレターを送るドストエフスキー
→ (29)最愛の子アリョーシャの急死と『カラマーゾフの兄弟』のつながり~子煩悩の父としてのドストエフスキー
あとがき
→ (30)「ドストエフスキーの旅」を終えた私の思いと今後のブログ更新について
第三部 『劇場都市ローマの美~ドストエフスキーとベルニーニ巡礼』

はじめに
→ 『劇場都市ローマの美~ドストエフスキーとベルニーニ巡礼』はじめに
第一章 こんなに面白かったのか古代ローマ!~驚異のローマ世界を歩く

→ (1)ローマの玄関ポポロ門とポポロ広場~一瞬で旅行者を引き込む目の一撃!劇場都市ローマの真骨頂とは!
→ (2)文豪達の宿泊地だったローマスペイン広場をご紹介!ベルニーニの傑作「バルカッチャ」の噴水に夢中
→ (3)ローマの老舗カフェ・グレコへ~ゲーテやアンデルセン、メンデルスゾーンも通った芸術家たちの聖地
→ (4)ミケランジェロが設計したカンピドーリオ~フォロ・ロマーノを一望するローマの象徴的建造物
→ (5)古代ローマの象徴コロッセオとゲーテ・アンデルセン~文人たちを魅了した浪漫溢れるその姿とは
→ (6)パラティーノの丘からフォロ・ロマーノを一望!サン・ピエトロ大聖堂の大理石はここからやって来た!?
→ (7)カラカラ浴場とアッピア街道、クラウディア水道橋を訪問。古代ローマの驚異的な技術力に驚愕
→ (8)ミケランジェロ・ベルニーニも絶賛したパンテオン!ローマ建築最高峰の美がここに!
第二章 キリスト教ローマの世界へ~聖堂と祈り、そして驚異の彫刻

→ (9)ラテラノ大聖堂~かつてキリスト教ローマの政治の中心だった巨大な教会を訪ねて
→ (10)サン・カリストのカタコンベを訪ねて~カタコンベの歴史と死と祈りの街としてのローマを考える
→ (11)美しすぎるサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂を訪ねて~現存するローマ最古のバシリカ様式と聖母信仰
→ (12)マデルノの聖セシリア像に感動!~サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ聖堂の傑作彫刻をご紹介
→ (13)関係者以外立入禁止のバチカン市国内部を特別に見学!サン・ピエトロ大聖堂の貴重な裏側も!
第三章 天才ベルニーニ登場!~ローマの美の鍵はこの男にあり

→ (14)ローマバロック芸術の王ベルニーニとは!ローマの美の鍵はこの男にあり!
→ (15)モーツァルト級の才能と驚異の頭脳を発揮する神童ベルニーニ~16世紀ローマの特殊な社会状況も紹介
→ (16)ローマ・ボルゲーゼ美術館でベルニーニの初期作品やカラヴァッジョの名画を堪能!
→ (17)『プロセルピナの略奪』~驚異の肉感!信じられない超絶技巧に驚愕!
→ (18)『アポロとダフネ』~初期の最高傑作!芸術の奇跡と称えられたボルゲーゼ美術館の至宝!
→ (19)『ダヴィデ』~ベルニーニの驚異の集中力とミケランジェロの『ダヴィデ』との比較
第四章 驚異の彫刻技術!~ベルニーニの超絶技巧に圧倒される

→ (20)建築家ベルニーニのデビュー作サンタ・ビビアーナ教会へ!最強のパトロン、ウルバヌス八世の存在
→ (21)『バルダッキーノ』~サン・ピエトロ大聖堂で一際目を引く傑作ブロンズ像!パンテオンとの驚きのエピソードも
→ (22)『聖ロンギヌス』~サン・ピエトロ大聖堂の巨大彫刻。ベルニーニのイリュージョンが炸裂した傑作!
→ (23)『ウルバヌス八世の肖像』~肖像彫刻の奥義とその秘密とは。ベルニーニの独特な人間観察法に学ぶ
→ (24)ライモンディ礼拝堂~見事な光のスペクタクル!劇作家・演出家としてのベルニーニ
→ (25)『トリトーネの泉』~ベルニーニのファンタジー世界が躍動する傑作噴水!
第五章 挫折から生まれた最高傑作!~ベルニーニ、失脚からの復活

→ (26)ベルニーニの挫折と失脚~パトロンウルバヌス八世の死と鬼才ボッロミーニの台頭
→ (27)『聖テレジアの法悦』~バロック美術の最高傑作!コルナーロ礼拝堂の驚異のイリュージョン!
→ (28)ナヴォーナ広場『四大河の噴水』~失脚からの完全復活!敵対していた教皇も絶賛した傑作!
→ (29)『マリア・ラッジの墓』~サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会の独特な大理石彫刻
第六章 サン・ピエトロ大聖堂で躍動する天才ベルニーニ!~建築と空間演出の極致へ

→ (30)新たなパトロン教皇アレクサンデル七世の登場!ベルニーニ第二の黄金期を支えた建築教皇の存在!
→ (31)サンタ・マリア・デル・ポポロ教会のダニエルとハバククの像~ベルニーニの神秘性と古代ローマのインスピレーション
→ (32)イエズス会総本山ジェズ教会と創始者イグナティウス・デ・ロヨラの『霊操』の瞑想法を彫刻に取り入れたベルニーニ
→ (33)サンタンドレア・アル・クイリナーレ聖堂を訪ねて~ベルニーニのパンテオンたる、建築の最高傑作!
→ (34)サン・カルロ・アッレ・クワトロ・フォンターネ聖堂を訪ねて~ベルニーニのライバル、ボッロミーニの傑作建築!
→ (35)サンピエトロ広場の柱廊は未完成!?知れば見え方が変わるベルニーニの本来の設計案とその意図とは
→ (36)ベルニーニ作『スカラ・レジア』~サン・ピエトロ大聖堂横にある魔法の階段。ベルニーニのイリュージョンが躍動!
→ (37)サン・ピエトロ大聖堂の『カテドラ・ペトリ』~ベルニーニ芸術の総決算!空間そのものも作品に取り込む驚異の傑作!
第七章 天才ベルニーニ、最晩年の苦悩と死~巨匠が最後に見つめたもの

→ (38)サンタンジェロ橋の天使像~現在サンタンドレア・デッレ・フラッテ教会所蔵の晩年のベルニーニの名彫刻
→ (39)『福者ルドヴィカ・アントーニ』~サン・フランチェスコ・ア・リーパ教会のベルニーニ最晩年の力作!
→ (40)最晩年の失脚と誹謗中傷に苦しめられたベルニーニ~サン・ピエトロ広場の第三柱廊の工事も中止に
→ (41)天才ベルニーニの死~よきカトリック教徒として生き、死のうとした巨匠の姿に学ぶ
終章 ドストエフスキーは劇場都市ローマに何を思うのか
→ (42)ローマ・カトリックを批判したドストエフスキーは美の殿堂・劇場都市ローマに何を思うのだろうか
以下の記事では、三部作それぞれの解説と、初めての方にもおすすめの記事を紹介しています。