当ブログの文学・読書のおすすめ記事10選

はじめに
当ブログではこれまでドストエフスキーやトルストイ、チェーホフ、ゾラ、三島由紀夫、ヴィクトル・ユゴーなど様々な作家や作品についてお話ししてきました。
ですが、ここまで記事が増えてくると、初めて当ブログへお越しくださった方にとっては「いったいどこから読めばいいんだ」となってしまうのも無理はありません。
もちろん、気になる作家や作品がありましたらそこから読んで頂くのが一番です。
ですが「とりあえず何か面白い記事を読んでみたい」という方もおられることでしょう。
そこでこの記事では、当ブログでこれまでお話ししてきた文学記事の中から、まず読んで頂きたい10記事をご紹介していきます。
難しい文学の話をいきなり読むのは大変です。まずは「文学ってこんなに面白いのか」と思って頂けるような記事を中心に選びました。
それでは早速始めていきましょう。
1.ロシア文学史に残るドストエフスキーとツルゲーネフの大喧嘩

世界的な文豪ドストエフスキーとツルゲーネフ。
実はこの二人、非常に仲が悪かったことで知られています。
しかも二人はドイツの保養地バーデン=バーデンで実際に顔を合わせ、ついには大喧嘩に発展することになります。
世界的な大文豪といえども、私たちと同じひとりの人間です。
「文豪」と聞くと何やら近寄りがたい存在のように思えてしまいますが、この記事を読めば少し印象が変わるかもしれません。

2.『居酒屋』の衝撃!フランス人作家エミール・ゾラが面白すぎた件について

私がドストエフスキーを学んでいたことから思いがけず出会うことになったフランスの文豪エミール・ゾラ。
その代表作『居酒屋』を読んだ時の衝撃は今でも忘れられません。
「ゾラという作家はなんて面白いんだ!」
そう興奮せずにはいられなかった作品でした。
ゾラを読んだことがない方にこそぜひおすすめしたい記事です。

3.チェーホフ『六号病棟』~あまりに恐ろしく、あまりに衝撃的な作品

チェーホフといえば『かもめ』や『桜の園』などで有名なロシアの文豪です。
そんなチェーホフに『六号病棟』という恐るべき作品があります。
精神病院について冷静に語っていた医師が、やがて自分自身がその病棟へ収容されることになる……。
私はこの作品が好きです。
短い作品ながらその衝撃は強烈です。チェーホフをまだ読んだことがない方にもぜひおすすめしたい作品です。

4.『ドン・キホーテ』のあらすじとその魅力とは?私の愛する小説をご紹介!

世界文学の中でも、私がとりわけ愛している『ドン・キホーテ』。
その物語の舞台を求め、私はスペインのラ・マンチャ地方を実際に訪ねました。
この記事では現地の風景とともに、『ドン・キホーテ』のあらすじとその魅力をご紹介します。

5.三島由紀夫『豊饒の海』~生命とは!人生とは!三島の魂が込められた驚異の長編四部作!

三島由紀夫最晩年の大作『豊饒の海』。
『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の四作品からなる巨大な長編小説です。
この作品を読んだ衝撃は今も忘れられません。
生命とは何なのか。人生とは何なのか。
そしてこの作品は私のインドへの旅にも大きな影響を与えることになります。
三島由紀夫の凄まじさを感じた作品です。

6.僧侶の私がなぜドストエフスキーを学ぶのか

私がなぜ僧侶でありながらドストエフスキーや世界文学を学ぶのか。
その原点についてお話しした全7記事の連載です。現在まで続く私の文学への取り組みは、ここから始まりました。

7.『ドストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行』

ドストエフスキーというと『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』を書いた難解な思想家というイメージが強いかもしれません。
ですが彼の人生を知れば知るほど、そんなイメージは崩れていきます。
ギャンブル、借金、嫉妬、癇癪……。
そんなとんでもない男ドストエフスキーを支え続けたのが妻アンナでした。
私はそんな二人が歩いたヨーロッパの地を実際に訪ねました。
この連載はドストエフスキーの生涯と、実際にその足跡を辿った旅を組み合わせた「伝記と旅行記のハイブリッド型」の試みです。
私の渾身の旅行記です。ぜひおすすめしたい連載となっています。

8.ジュタバレーでドストエフスキーの『死の家』を見出す~カフカース滞在で最も印象に残った地

ジョージア北部、カフカース山脈の奥深くにあるジュタバレー。
私はそこで忘れられない風景と出会いました。
そしてその景色を前にして私の頭に浮かんできたのが、ドストエフスキーのシベリア流刑体験を描いた『死の家の記録』でした。
本を読むことと旅をすること。
一見まったく違うように思える二つが思いがけずひとつにつながる。
私にとっても非常に思い出深い記事です。

9.『カラマーゾフの兄弟』を読む~ドストエフスキー最後の大作をじっくり味わう

ここまで読んで「もう少しドストエフスキーを読んでみたい」と思ってくださった方がおられましたら、いよいよこちらへどうぞ。
ドストエフスキー最後の長編小説『カラマーゾフの兄弟』。
世界文学史上屈指の名作として知られる作品ですが、いざ読もうとするとその長さと難しさに圧倒されてしまう作品でもあります。
当ブログではこの巨大な作品を少しずつ読みながら、その物語や登場人物、思想についてじっくりお話ししています。
ドストエフスキーの世界へ本格的に入ってみたい方はこちらからどうぞ。

10.ユゴーの原作『レ・ミゼラブル』を読む

最後にご紹介するのはヴィクトル・ユゴーの『レ・ミゼラブル』です。
ジャン・ヴァルジャン、ジャヴェール、コゼット、マリユス、エポニーヌ……。
ミュージカルや映画で彼らをご存知の方も多いと思います。
ですが原作を実際に読んでみると、そこにはミュージカルとはまた違った驚くべき世界が広がっています。
なぜジャン・ヴァルジャンはこれほど苦しまなければならなかったのか。
ジャヴェールとはいったい何者なのか。
マリユスとコゼットは本当に私たちが思っているような人物なのか。
巨大な原作をじっくり読みながら考えていく長期連載です。
『レ・ミゼラブル』が好きな方はもちろん、原作を読んだことがない方にもぜひお読み頂けましたら嬉しく思います。

おわりに
ここまで当ブログの文学記事から10記事をご紹介してきました。
文学というとどうしても「難しい」「何を読めばいいかわからない」と思われがちです。
ですが作家たちの人生を知ったり、実際に作品の舞台を歩いたり、思いがけない作品に衝撃を受けたりしていると、文学は決して本の中だけのものではないと私は思うのです。
ドストエフスキーもトルストイもチェーホフもゾラも三島由紀夫も、私たちと同じ世界を生き、悩み、苦しみ、その中から作品を生み出しました。
そして私自身も彼らの作品を読みながら世界各地を歩き、そこでまた新しい本や人、歴史と出会ってきました。
この記事でご紹介した10記事の中にひとつでも「これは読んでみたい」と思って頂けるものがありましたら嬉しく思います。
そしてそこから気になる作家や作品が見つかりましたら、ぜひその先の記事へと進んでみてください。
このブログにはまだまだたくさんの文学記事があります。
皆様にとって新しい本や作家との出会いがありましたら何より嬉しく思います。
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