ゲーテ『色彩論』~万能の詩人ゲーテは光の研究者でもあった!光の画家フェルメールとのつながりを考える
ゲーテが単なる詩人ではなく、有能な役人として働いたり、科学の分野でも才能を発揮していたことはA.ビルショフスキによる伝記『ゲーテ その生涯と作品』のおかげで知ってはいましたが、今回フェルメールを学んだことでいよいよフェルメールとゲーテが繋がってきました。
思わぬところで大好きなゲーテとフェルメールがつながり、私としては嬉しい発見となりました。
ゲーテが単なる詩人ではなく、有能な役人として働いたり、科学の分野でも才能を発揮していたことはA.ビルショフスキによる伝記『ゲーテ その生涯と作品』のおかげで知ってはいましたが、今回フェルメールを学んだことでいよいよフェルメールとゲーテが繋がってきました。
思わぬところで大好きなゲーテとフェルメールがつながり、私としては嬉しい発見となりました。
ヨーロッパの歴史や文化を見ていく上でゲーテの存在がいかに大きいかというのを最近特に痛感しています。
実は、私はかつてゲーテが大の苦手でした。
ですが、今では大好きな作家の筆頭となっています。
やはり時代背景や作家の生涯・思想を学んだ上で読むのは大事なことだなとゲーテの場合には特に思えました。この記事ではそんなゲーテをもっと知るためのおすすめ記事を紹介しています。
ゲーテとメンデルスゾーン。
二人の天才の親交は年齢を超えた深いものがあったと私は感じています。
くしくも両者とも文学や音楽の幅を超えた万能の天才です。
二人にしかわからない何かがあったと想像するのはロマンがありますよね。
私はゲーテもメンデルスゾーンも大好きです。
その結びつきを感じることは、私にとってとても幸せな時間でした。
この本はドイツのゲーテゆかりの地を多数の写真と共に解説するおすすめガイドブックです。
この本を読んでいるととにかく現地に行ってみたくなります。ゲーテが見ていた景色を自分も体感したいという気持ちでいっぱいになります。
この本は現地の様子を知ることができるおすすめのガイドブックです。旅の計画を練るのにも非常に役に立つと思います。
ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
この本はゲーテゆかりの地を著者の牧野氏と共に歩いていく感覚で読み進めることができます。これは楽しい1冊です。
私は先にゲーテの『イタリア紀行』を読んでからこの本を読んだのですが、「おぉ!あそこで書かれていたのはこういう景色なのか!」という形でこの本を楽しむことができました。きっと逆のパターンでもお互いの本を楽しむことができるでしょう。
この旅行記はある意味芸術家の心構えを知ることができる書と言えるかもしれません。目の前にある世界をどのように感じていくのか、その奥底に潜む秘密にいかに分け入っていくのか、その過程を記した書物がこの『イタリア紀行』なのではないかと思います。
ゲーテの『イタリア紀行』に憧れたヨーロッパ人が、彼のように思索しようと旅に出たのも頷けます。ものすごく格好良く、面白い作品です!
この本を読んで驚くのはやはりゲーテの巨人ぶりです。ゲーテは子供の頃から並の人間ではありませんでした。スケールの違う天才というのはこういう人間のことを言うのかととにかく圧倒されます。
これを読めば確実にゲーテを好きになり、その影響を受けることになります。日々生活しててもゲーテ的な思考がふと頭をよぎるようになってしまいます。私は特に影響されやすい人間なのでこの症状はかなり長く続きそうです。
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『ウェルテル』は世界に衝撃を与え、この作品に影響を受けた青年が実際に自殺するという事態が続出するほどでした。ゲーテが自分で「もう二度と読んだりしないよう用心している」と言うのもわかるような気がします。
リアルタイムで恋に悩んでいる人は気を付けた方がいいかもしれません。読むとこの作品の魔力に憑りつかれてしまう危険性があります。
そんな危険もありますが、世界文学界に衝撃をもたらした『ウェルテル』は一読する価値ありのおすすめの作品です。