僧侶が歩いたドン・キホーテの国~スペイン宗教巡礼の旅 世界一周記スペイン編一覧
僧侶が歩いたドン・キホーテの国~スペイン宗教遍歴の旅 僧侶上田隆弘の世界一周記スペイン編一覧 5月11日。ローマから飛行機でスペインのマドリードへ移動。 スペイン上空に入るとオリーブ畑でしょうか、これまで見てきたヨーロッ…
僧侶が歩いたドン・キホーテの国~スペイン宗教遍歴の旅 僧侶上田隆弘の世界一周記スペイン編一覧 5月11日。ローマから飛行機でスペインのマドリードへ移動。 スペイン上空に入るとオリーブ畑でしょうか、これまで見てきたヨーロッ…
セビリアはアンダルシアの州都でこの地方最大の都市。
16世紀から17世紀にはスペイン最大の都市となり、現在でもスペインで4番目の街です。
私の目的地セビリア大聖堂は1402年から建築が始まり1519年に完成した大聖堂。
「後世の人が正気の沙汰とは思えないと言うほどのカテドラルを建てよう」という言葉を合言葉に建築された巨大な大聖堂です。
そしてあまり知られていませんが、ここセビリアはドストエフスキーの代表作『カラマーゾフの兄弟』のハイライトと言える「大審問官の章」の舞台となっています。この記事ではそんなセビリアとドストエフスキーについてもお話ししていきます。
コルドバと言えばメスキータ。アルハンブラ宮殿と並ぶイスラーム建築の最高峰とされる巨大なモスクです。
内部には円柱の森と呼ばれる特徴的なアーチ型の柱がびっしり。
メスキータ自体は785年に建設が始まり、その後何度も増改築がされて現在の姿になっています。
この建物が興味深いのは13世紀にレコンキスタによってコルドバがキリスト教徒に占領された際、建物がそっくりキリスト教の教会へと転用されてしまったところにあります。
そして16世紀には大規模な改装があり、モスクの中に巨大なカテドラルが作られるという異例の事態となったのでした。
グラナダ最後の夜。
私はサンニコラス展望台から夕陽に染まるアルハンブラ宮殿を見に行くことにしました。
この展望台はちょうどアルハンブラ宮殿と同じ目線の高さくらいにあり、それこそ宮殿の真正面の絶好の夕日と夜景の観賞スポットとなるのです。
この記事ではそんな見事なアルハンブラの姿をお話ししていきます。
水曜どうでしょうの熱烈なファンは「バカ」という愛ある敬称で称されることがある。
はるばるスペインはグラナダまで来て、ロケ地を発見し一人でにやにやしている私はきっと「バカ」の一人なのだろう。
全国津々浦々におられる「どうでしょうバカ」のみなさんにいつかこの記事が届くことを願っています。
グラナダ3日目の朝、この日はグラナダ旧市街にあるカテドラルと王室礼拝堂を訪ねました。
カテドラルは旧市街の中心部にある。私が滞在した宿のあるヌエボ広場からもすぐ近くです。
また、カテドラル近くにはフェルナンド2世と女王イサベル1世というスペインの二人の王が埋葬されている王室礼拝堂があります。
今回の記事ではそんな二つの施設と1492年についてお話ししていきます。
アルハンブラ宮殿にはアルカサルやライオンの中庭の他にもまだまだ見どころがあります。
その代表格がヘネラリフェ。
この施設はアルハンブラ宮殿に住む王の離宮。ここも世界遺産に登録されています。
ライオンの中庭を有するナスル宮を見学した後にそのままヘネラリフェへと向かうのが王道ルートだそう。
この記事ではそんな美しい庭園をご紹介していきます。
日中堪能したアルハンブラ宮殿を今度は夜に再び訪れます。私の目的はやはり何と言ってもライオンの噴水です。
薄暗い中庭の中心でスポットライトを浴びるライオンの噴水。
静寂の中、噴水の水音だけがこの空間に流れます。暗闇の中で白く輝くライオンの噴水はあまりにも、あまりにも美しかった・・・!
この記事ではそんなライトアップされたアルハンブラ宮殿の内部をご紹介していきます。
グラナダにあるイスラーム建築の最高峰、アルハンブラ宮殿。この世界遺産にいよいよ私もやって来ました。
絢爛たるイスラーム文化を堪能しながら私はずっと楽しみにしていたライオンの中庭へと向かいました。
私がはるばるアンダルシアの地に来たのも、実はこのライオンの中庭を見たかったからなのでした。このライオンの中庭はただの中庭ではありません。実は文化的に非常に興味深い秘密が隠されている世界屈指の建築なのです。この記事ではそんな私の大好きなライオンの中庭についてお話ししていきます。
3泊したモンセラットを後にし、次に向かうはスペイン南部の古都グラナダ。ひまわりやフラメンコで有名なアンダルシア地方にある街です。
飛行機でグラナダへ向かった私は、早速グラナダ旧市街を散策しました。
グラナダといえば世界遺産アルハンブラ宮殿が有名です。まずは旧市街を歩きながらその外観を一望できるサンニコラス展望台へと向かったのでした。