奇跡の音楽家メンデルスゾーンの驚異の人生

メンデルスゾーン奇跡の音楽家メンデルスゾーンの驚異の人生

ひのまどか『音楽家の伝記 はじめに読む1冊メンデルスゾーン』~ユダヤ人天才音楽家の驚異の生涯を知れるおすすめ作品!

ひのまどかさんの作品は「10歳から読めて、大人にも本物の感動を。歴史上の偉大な音楽家たちの生涯を、物語のように読みやすく」というコンセプトで書かれています。これは言うは易しですがどれほど困難なことか!

ですが、本書はまさにこのコンセプトが見事に体現されています!私はこれまで古今東西、数多くの偉人の伝記を貪るように読んできましたが、ひのまどかさんの伝記は群を抜いたクオリティーです。そしてその中でも最高傑作と言えるのがこのメンデルスゾーンの伝記と言えるでしょう。

ぜひぜひおすすめしたい名著中の名著です!この本がもっともっと世に広まりますように!

奇跡の音楽家メンデルスゾーンの驚異の人生

星野宏美『メンデルスゾーンの宗教音楽』~忘れられていたバッハを再発見したメンデルスゾーンの偉業を知るのにおすすめ!

この本はメンデルスゾーンの宗教曲を楽しむための格好の解説書となっています。正直私は音楽家ではないので細かい音楽理論はわかりません。ですがそれでも楽しくこの本を読むことができました。

タイトルをパッと見ると難しそうな本だなと思ってしまうかもしれませんが読んでびっくりの読みやすさです。

メンデルスゾーンについてもっと知りたい方にぜひともおすすめしたい作品です。

奇跡の音楽家メンデルスゾーンの驚異の人生

ドイツの天才作曲家メンデルスゾーン記事一覧~驚異の家系とその生涯、作品を知るのにおすすめの書籍もご紹介

スメタナの伝記から始まった私とクラシックとの出会い。

これまで全くクラシックに関心のなかった私でしたが、まさかこんなにはまるとは思ってもいませんでした。

そしてその中でもやはりメンデルスゾーンと出会えたのが何より大きかった・・・!

なぜ私はこんなにも彼に惹かれたのか。

音楽はもちろん、彼の生涯、性格、そして文学とのつながりなどなど、考えてみればきりがないのですが、この記事で紹介した内容を読んで頂ければその魅力がきっと伝わってくれるのではないかと思います。

奇跡の音楽家メンデルスゾーンの驚異の人生

メンデルスゾーンのスコットランド旅行と文学のつながり~あの名曲『スコットランド交響曲』はこうして生まれた

この記事ではメンデルスゾーンの名曲『スコットランド交響曲』が生まれるきっかけとなったスコットランド旅行について見ていきます。

この曲の成立には彼の深い文学的教養が大きく関わっていました。特にウォルター・スコット、ゲーテの存在は欠かせません。この記事ではメンデルスゾーン自身の手紙も読みながら彼のスコットランド旅行を見ていきます。

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メンデルスゾーン20歳のロンドン公演の衝撃~電気が走ったと演奏者に言わしめた革新的な指揮スタイルとは

メンデルスゾーンのイギリス・スコットランド旅行は彼が20歳の1829年に行われました。

そしてイギリス滞在の最初のロンドンにて、彼はコンサートを指揮します。その時の大歓迎、大成功ぶりはイギリス音楽界でも歴史上稀に見るものだったと言われています。

この記事ではそんなロンドン公演の様子をご紹介していきたいと思います。

奇跡の音楽家メンデルスゾーンの驚異の人生

作曲家メンデルスゾーンは絵もプロ級だった!『メンデルスゾーン(夢人館7)』私もお気に入りのおすすめ画集!

メンデルスゾーンはモーツァルトに並ぶ神童と呼ばれ幼い頃から抜群の才能を示していましたが、彼にはなんと絵の才能までありました。

この画集にはずっと見ていたくなるような癒される絵がたくさん収録されてます。音楽家としてのメンデルスゾーンだけでなく、画家としての顔も見れるこの画集には大満足でした。

奇跡の音楽家メンデルスゾーンの驚異の人生

星野宏美『メンデルスゾーンのスコットランド交響曲』~代表作スコットランド交響曲の成り立ちを詳しく解説するおすすめの1冊!

この本では名曲「スコットランド交響曲」がいかにして生まれてきたかを知ることができます

メンデルスゾーンにとって20歳のイギリス・スコットランド旅行がどんな意味を持っていたのか。

そしてその旅とはいかなるものだったのか。

この本を読めば実際にメンデルスゾーンが辿ったイギリス・スコットランドの風景を見てみたくなります。

奇跡の音楽家メンデルスゾーンの驚異の人生

中野京子『芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代』~歌姫ジェニーリンドと2人の意外な関係

19世紀を代表する作曲家メンデルスゾーン、デンマークの童話作家アンデルセン、スウェーデンの歌姫ジェニー・リンド。これら3人の大芸術家たちが織り成す物語。そして中野京子さんの筆が冴える冴える!とにかく面白い作品です!面白過ぎてあっという間に読んでしまいました。音楽ファンならずとも楽しめること請け合いです!

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池辺晋一郎『メンデルスゾーンの音符たち 池辺晋一郎の「新メンデルスゾーン考」』~メンデルスゾーンの名曲を解説する1冊!

この本の語り口はかなり軽快で難しい哲学的な話ではなく、読者に語りかけるかのような雰囲気でとても読みやすいです

音楽に関する本を読んだことがほとんどない私にとって、音楽理論が書かれた本を読むというのはものすごく興味深い体験でした。音楽の専門家はこうやって楽譜を見ながら音楽を味わっているのだなと想像して読むのはとても楽しかったです

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山下剛『もう一人のメンデルスゾーン ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの生涯』~作曲家メンデルスゾーンの姉もすごかった!

ファニーは作曲家フェリックス・メンデルスゾーンの4歳年上の姉です。

彼女はフェリックスを凌駕するほどの音楽的才能を持ち、彼の音楽家人生を陰ながら支えた人物です。

これまで祖父モーゼス、父アブラハムと見てきましたが、姉のファニーもものすごい才能の持ち主でした。メンデルスゾーン一族恐るべしです。