名作の宝庫・シェイクスピア

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熊井明子『シェイクスピアの町 ストラトフォード=アポン=エイヴォンの四季』これを読めば現地に行きたくなる!

この本を読んでいて常に感じるのは著者のこの町への愛です。本当にこの町が好きなんだなということがものすごく伝わってきます。読んでいて思わず微笑んでしまうような、ほっこり感満載の素敵な一冊です。

私もシェイクスピアが好きなのですが、この本を読んだらもうものすごく現地に行ってみたくなります。そういう意味ではある意味危険な書物かもしれません(笑

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S・グリーンブラット『シェイクスピアの驚異の成功物語』シェイクスピアが生きていた社会はどのようなものだったのかを知れるおすすめの伝記!

前回紹介したピーター・アクロイドの『シェイクスピア伝』もかなり詳しく時代背景を描写していましたが、この作品はさらに踏み込んだ社会背景、思想状況まで語られていきます。特にエリザベス女王治世化のイギリスと宗教事情についての話はかなり面白いです。

シェイクスピアが生きていた社会はどのようなものだったのかということを知る上で非常に興味深い伝記です。

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ピーター・アクロイド『シェイクスピア伝』シェイクスピアの生涯を知るのにおすすめの伝記!

この伝記はシェイクスピアの生涯を詳しいながらも面白く紹介してくれる作品です。当時のイギリスの時代背景も詳しく解説してくれるのでとてもありがたいです。シェイクスピアという偉人がどのような社会状況の下生まれてきたかを知ることができます。

読み物としてとても面白い作品ですのでぜひおすすめしたい伝記です。

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シェイクスピア『夏の夜の夢』あらすじと感想~恋人たちと妖精のドタバタ喜劇!メンデルスゾーンの序曲でも有名なおすすめ作品

『夏の夜の夢』は有名どころの作品と比べて、たしかに影の薄い作品かもしれませんが、大好きな作品です。

とにかく笑える愛すべき作品です。「スパニエル」、「石垣」がもう愛しくてたまりません。心がふっと軽くなる夢のような楽しい劇です。

シェイクスピア作品でこんなに笑える劇と出会えるなんて思ってもいませんでした。

ぜひぜひおすすめしたい作品です!

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福田恆存『人間・この劇的なるもの』シェイクスピア翻訳で有名な劇作家による名著!「個性などというものを信じてはいけない」「人間は必然を求める」

シェイクスピア翻訳で有名な劇作家による名著!福田恆存『人間・この劇的なるもの』 前回の記事 今回ご紹介するのは1960年に新潮社より発行された福田恆存著『人間・この劇的なるもの』です。私が読んだのは2021年第13刷版で…

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シェイクスピアおすすめ作品8選~舞台も本も面白い!シェイクスピアの魅力をご紹介

世界文学を考えていく上でシェイクスピアの影響ははかりしれません。

そして何より、シェイクスピア作品は面白い!

本で読んでも素晴らしいし、舞台で生で観劇する感動はといえば言葉にできないほどです。

というわけで、観てよし、読んでよしのシェイクスピアのおすすめ作品をここでは紹介していきたいと思います。

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弦巻楽団『ユー・キャント・ハリー・ラブ!』札幌発のオススメ演劇!堅物シェイクスピア学者のドタバタラブコメ

弦巻楽団『ユー・キャント・ハリー・ラブ!』「恋愛は幻想に過ぎない」が自説のシェイクスピア専門の大学教授のドタバタラブコメ ここまでシェイクスピアの作品を紹介してきましたが、私の中でシェイクスピアと言えばこの『ユー・キャン…

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シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』あらすじ解説~カエサルの名言「ブルータス、お前もか」で有名な傑作

カエサルの名言「ブルータス、お前もか」で有名な傑作 シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』あらすじ解説 『ジュリアス・シーザー』は1600、1601年頃にシェイクスピアによって書かれた作品です。 私が読んだのは新潮社、福…

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シェイクスピア『マクベス』あらすじ解説―「バーナムの森がダンシネインにやって来るまでは」

「バーナムの森がダンシネインにやって来るまでは」で有名な傑作悲劇 シェイクスピア『マクベス』あらすじ解説 『マクベス』はシェイクスピアによって1603年から1606年の間に書かれたとされる作品です。 私が読んだのは新潮社…

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シェイクスピア『リア王』あらすじ解説~世界最高峰の傑作悲劇!

この作品はリア王を含め幾人もの人間が悲惨な運命を辿ります。その悲惨さは目を覆いたくなるようなものがあり、彼らの悲痛な叫びには思わず圧倒されてしまいます。

ですがこの作品は単に悲劇的な厭世的な物語というわけではありません。苦痛の中にこそ人間の偉大さや測り知れぬ神秘があるのだと述べられています。

苦悩の中に救いがある。これはドストエフスキーにも通ずるものが感じられます。

単に苦悩が絶望になるのではなく、そこにこそ人間の奥深さがあることに目を向けたという点でもこの悲劇作品の偉大たる所以があるように私には思えました。