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プロフィール

自己紹介

氏名 

上田隆弘 法名釈隆弘(しゃくりゅうこう)
※法名は僧侶としての名前のことです

お寺

真宗木辺派 錦識寺(きんしょくじ)副住職

趣味

趣味~読書、カフェ巡り、テニス、
「水曜どうでしょう」

好きな漫画~
『SLAM DUNK』『宇宙兄弟』
『BLUE GIANT』『HUNTER×HUNTER』


SNS
  • 早稲田大学文化構想学部卒業、大谷大学大学院修士課程真宗学専攻修了
  • 函館大谷短期大学非常勤講師(2023年度~)
  • ドストエーフスキイの会会員

「2019年 ブログ開設のご挨拶」

こんにちは。

私北海道函館市内にあります錦識寺というお寺の副住職の上田隆弘と申します。

この度は当ブログへお越しいただきありがとうございます。

このブログは、タイトルにもありますように自問自答をモットーに日々の生活の中の様々なことに目を向け言葉を綴ってみようという私の試みでございます。(※ブログ開設当時のタイトルは「僧侶上田隆弘のお坊さんも自問自答ブログ」でした。)

このブログを立ち上げようと思い立ったのは、お参りに行った先の小さなお子さんのとある一言がきっかけでした。

それが、こちら。

「なんでお坊さんなのに髪あんのー?」

いやはや、実に直球でございます。

でもこれ、小さなお子さんにもわかりやすく説明するとなると実に難しい!

「私は浄土真宗の僧侶です。他の宗派さんと違って頭を剃るのは僧侶の資格を取得するときの一度のみで、そのあとは髪を伸ばしてもよいと定められています。」

・・・これを言って一体何になるんでしょう。

そのお子さんはそれを「何で何で~?」と笑顔でたたみかけてくるわけでありますから。

私はすっかり困り果てて何とか答えらしきものをひねり出したものの、私の中で何かモヤモヤしたものを抱えて、その日は失礼させて頂きました。

ですがその帰り道、ふと思うことがありました。

あの子はあんな風に無邪気に質問してくれたけど、大人だって「そもそもそれ何?」って思ってるんじゃないか?

ただそれを口にはしないだけで、もしかしたら疑問に思っているのかもしれない・・・

私は家に帰るとすぐに仏教書や様々な本を開き、なぜそもそも髪があってもいいのかを改めて調べてみました。

すると一言では説明不可能なほどその問いには複雑な答えが隠されてました。

「そもそもなんで髪があるの?」というシンプルな問いに、髪があるお坊さんの登場までの長い歴史や文化、果ては私の属する浄土真宗の教え、いやもっと広く、仏教、宗教の根幹そのものに関わるものまで様々なことが含まれていたのです。

意外と知らないお寺の「そもそもそれ何?」的なこと。

でも、そこを掘り下げて考えてみると、そこに込められた意味や歴史が姿を現し「あぁ、なるほどなぁ」という深い気づきが生まれてくることを私は実感しました。

このブログはそんな経験から日々の様々なことに目を向け、言葉を綴ってみようという私の試みであります。

自問自答とは、自ら問い、自ら答える。

つまり自分で問いを見つけに行くということだと私は考えます。

「そもそもそれって何だろう?」という心を大切にして仏教のことだけではなく様々なジャンルのことを僧侶、上田隆弘という視点から綴っていきたいと思っています。

今後ともよろしくお願いします。

 メディア掲載 

『いのちと平和を考える―お坊さんが歩いた世界の国』

茨城新聞
河北新報
佐賀新聞 (子ども佐賀新聞・週刊ぺーぱくん)
静岡新聞(週刊YOMOっと静岡)
下野新聞
上毛新聞(週刊風っ子)
福島民報
北海道新聞 (道新こども新聞・週刊まなぶん)
山形新聞(週刊ヨモーニャぱーく)
※五十音順にて連載

『回想の世界一周 僧侶の宗教見聞録』
北海道新聞「みなみ風」にて毎月第一水曜日連載

エッセイ
  • 「いつか聖地で『カラマーゾフ』を」
    ドストエーフスキイの会発行『ドストエーフスキイ広場 No30』
  • 「秋に記す夏の印象~パリ・ジョージアの旅」
    ドストエーフスキイの会発行『ドストエーフスキイ広場 No32』

お寺紹介-真宗木辺派 錦識寺-

真宗木辺派 錦識寺

浄土真宗親鸞聖人の流れを受け継ぐ当寺。
大正12年五個荘近江商人小杉家並びに滋賀県出身の篤信家の方々のお力により建立されました。
以後ご縁の深い檀信徒の厚志に支えられ現在に至っています。

TEL.0138-51-8616
〒0400021 北海道函館市的場町17-32

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当時函館錦識寺の本山、錦織寺についてや真宗木辺派については以下の記事もご参照ください。

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真宗木辺派本山 錦織寺を訪ねて~滋賀県野洲市の親鸞聖人御逗留の地。主著『教行信証』の執筆も この記事では当寺真宗木辺派函館錦識寺の本山、錦織寺に ついてお話ししていきます。 錦織寺は京都からも近い琵琶湖南岸の地域、野洲市にございます。 その創建は858年と、親鸞聖人が生まれる前からこのお寺の歴史は始まっています。この記事ではその由来と流れについてもざっくりお話ししていきます。