冷戦

ディストピア・SF小説から考える現代社会

長谷敏司『メタルギアソリッド スネークイーター』あらすじと感想~MGSの前史。ビックボスの物語はここから始まる

今作の主人公ネイキッド・スネークは後にビックボスと呼ばれ、メタルギアシリーズにおいて決定的な役割を演じます。

メタルギアシリーズの根幹をなすこの人物は何者なのか。そもそも「スネーク」という存在とはいかなるものなのか。

この作品を読めば冷戦時代の雰囲気も感じることができます。

名作中の名作です!いや~素晴らしい!おすすめです!

ディストピア・SF小説から考える現代社会

野島一人『メタルギア・ソリッド・サブスタンスⅡ マンハッタン』あらすじと感想~迫りくるAI支配!私たちの現在を問う恐るべき作品!

この本はすごいです・・・!

メタルギアシリーズの中で私が最も強烈なインパクトを受けたのがこの作品です。シナリオがあまりにえげつない・・・!

この作品で語られるメッセージはあまりに強烈です。

こんなに恐ろしい作品はなかなかありません。

ゲームをプレイしたことがない方にもぜひこの作品は見て頂きたいものとなっています。

ディストピア・SF小説から考える現代社会

野島一人『メタルギア ソリッド サブスタンスⅠ シャドーモセス』あらすじと感想~20世紀最高のシナリオを小説化!

この作品は20世紀最高のシナリオと称えられたゲーム『METAL GEAR SOLID』のノベライズ作品です。

『メタルギア』シリーズは小島秀夫監督の下制作されたゲームで、そのシナリオは冷戦や反戦、反核をテーマに描かれています。単なるゲームの域を完全に超えています。この作品の持つシナリオの奥深さ、メッセージ性に私は痺れました!

ディストピア・SF小説から考える現代社会

『METAL GEAR SOLID naked』~MGS制作陣の声を聞けるおすすめ作品

今回紹介する『 METAL GEAR SOLID naked』 という本はメタルギアシリーズ制作の舞台裏を知ることができる作品となっています。 監督の小島秀夫氏がどのような経緯でこの作品を生み出したのか。そしてこの作品に込められた思いはどのようなものだったのかを知ることができます。これはファン必見の一冊です。

カフカの街プラハとチェコ文学

プラハの歴史、文化を知るのにおすすめの本を一挙紹介!愛すべきプラハの尽きない魅力

私は2019年にプラハを訪れ、その魅力に見事にやられてしまった人間です。あまりの美しさ、あまりの居心地のよさにすっかりこの街に恋してしまったのでした。

この記事で紹介するのは様々な本を読んだ中でも、特に皆さんにお薦めしたい本です。これらの本を読めば必ずやもっともっとプラハの魅力を感じることになるでしょう。

カフカの街プラハとチェコ文学

ヴラスタ・チハーコヴァー『プラハ幻景 東欧古都物語』~プラハはなぜこんなにも美しいのか

この本は言葉に尽くせぬほど美しい街プラハの魅力とその秘密を余すことなく解説してくれる作品です。

写真やイラストも豊富で、読んでいてとても好奇心がそそられる内容となっています。

チェコをもっともっと知りたい方にとてもおすすめな1冊です。かなりディープなプラハを知ることができる作品です。

カフカの街プラハとチェコ文学

悪意ある人はなぜ悪口や詭弁、誹謗中傷を利用するのか~その仕組みと対処法とは!チェコの天才作家チャペックによる護心術

この記事では悪意ある人間がいかにして悪口や誹謗中傷を利用して敵をやっつけようとするのかを見ていきます。

最近、誹謗中傷の問題がどんどん大きくなってきています。

悪口や誹謗中傷から自分の身を守るためにもとてもおすすめな内容です

カフカの街プラハとチェコ文学

カフカ『審判』あらすじと感想~延々と進まぬ奇妙な裁判。不条理な停滞と戦慄のラストが魅力のカフカの傑作!

この作品もカフカらしさ全開です。カフカといえば『変身』が有名ですが、個人的には『変身』よりもカフカらしさが出ているように感じました。寒気がするほど不条理全開の作品です。

なかなか手強い作品ではありますが、カフカファンならずともぜひ読んで頂きたい作品です。淡々と進んで行くホラー作品とも言えるかもしれません。

カフカの街プラハとチェコ文学

トム・ストッパード『ロックンロール』あらすじと感想~クンデラやハヴェルに影響を受けた名作劇

トム・ストッパードの『ロックンロール』はプラハの二大作家ミラン・クンデラとヴァーツラフ・ハヴェルの二人の論争と、さらには抑圧下のプラハの雰囲気を絶妙に表現しています。

プラハの春についてもっと知りたい方、ハヴェルやクンデラについてもっと知りたい方にはぜひおすすめしたい作品です。

カフカの街プラハとチェコ文学

V・ハヴェル『ジェブラーツカー・オペラ〈乞食オペラ〉』プラハの春以後の空気を知るのに必読の傑作劇!

劇作家にしてチェコ大統領であるヴァーツラフ・ハヴェルの代表作『ジェブラーツカー・オペラ』

作品そのものももちろん面白いのですが、秀逸なのはこの本に書かれている解説です。

プラハの春以後の空気を掴むのに非常におすすめな1冊です!ぜひこの本がもっと世に広まることを願っています。