ダーウィン

マルクス・エンゲルス著作と関連作品

松永俊男『チャールズ・ダーウィンの生涯 進化論を生んだジェントルマンの世界』~ダーウィンの生涯とマルサス・マルクスの関係とは

ダーウィンと『種の起源』という名は誰もが知っています。

しかし彼がどんな生涯を歩み、どんな時代を生きていたかということはほとんど知られていないのではないでしょうか。かく言う私もその一人でした。

この本はものすごく面白いです。ぜひとも知られざるダーウィンの姿を目の当たりにしてください。

ダーウィンその人や『種の起源』、そしてヴィクトリア朝イギリスの文化を知る上でもこの本は非常におすすめです。ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

マルクス・エンゲルス著作と関連作品

ジャック・バーザン『ダーウィン,マルクス,ヴァーグナー 知的遺産の批判』~なぜ彼らは世界を席巻したのか!その秘密に迫る名著!

この本は「ダーヴィンとマルクスがなぜこんなにも世界を席巻したのか」という、私が最も知りたかったことを解説してくれる刺激的な作品でした!これは面白いです!

この作品については以前マルクスの『資本論』を読んだ際にも参考にしました。

『資本論』はあまりに難解で膨大な作品ですが、「その理解不能さが逆に世の中から聖書のように扱われる大きな理由となった」という著者の説は非常に興味深いものがありました。

マルクス・エンゲルスの生涯と思想背景に学ぶ

(53)『種の起源』に感銘を受けたマルクス、ダーウィンに『資本論』を献本。その反応やいかに

エンゲルスの薦めによって『種の起源』を知ったマルクス。はまり具合からいけばエンゲルスの方がはるかに熱狂的でしたがマルクスもその進化論には大いに心動かされたものがあったようです。

そしてマルクスはダーウィンに感銘を受け、『資本論』を献本します。それに対してかのダーウィンはどんな反応を見せたのでしょうか。

そのことについてこの記事ではお話ししていきます。