戦場において百万人に勝つよりも、唯だ一つの自己に克つ者こそ、じつに最上の勝利者である―お釈迦様のことばに聴く
戦場において百万人に勝つよりも、唯だ一つの自己に克つ者こそ、じつに最上の勝利者である―お釈迦様のことばに聴く 一〇三 戦場において百万人に勝つよりも、唯だ一つの自己に克つ者こそ、じつに最上の勝利者である。 一〇四 自己に…
戦場において百万人に勝つよりも、唯だ一つの自己に克つ者こそ、じつに最上の勝利者である―お釈迦様のことばに聴く 一〇三 戦場において百万人に勝つよりも、唯だ一つの自己に克つ者こそ、じつに最上の勝利者である。 一〇四 自己に…
(おのが)罪過を指摘し過ちを告げてくれる聡明な人に会ったならば、その賢い人につき従え―お釈迦様のことばに聴く (おのが)罪過を指摘し過ちを告げてくれる聡明な人に会ったならば、その賢い人につき従え―隠してある財宝のありかを…
あさはかな愚人どもは、自己に対して仇敵に対するようにふるまう。悪い行いをして、苦い果実を結ぶ―お釈迦様のことばに聴く あさはかな愚人どもは、自己に対して仇敵に対するようにふるまう。悪い行いをして、苦い果実を結ぶ。 岩波書…
「わたしには子がある。わたしには財がある」と思って愚かな者は悩む。しかしすでに自己が自分のものではない。ましてどうして子が自分のものであろうか―お釈迦様のことばに聴く 「わたしには子がある。わたしには財がある」と思って愚…
眠れない人には夜は長く、疲れた人には一里の道は遠い―お釈迦様のことばに聴く 眠れない人には夜は長く、疲れた人には一里の道は遠い。正しい真理を知らない愚かな者どもには、生死の道のりは長い。 岩波書店、中村元訳『ブッダの真理…
「われらは、ここにあって死ぬはずのものである」と覚悟をしよう。―お釈迦様のことばに聴く 六 「われらは、ここにあって死ぬはずのものである」と覚悟をしよう。―このことわりを他の人々は知っていない。しかし、このことわりを知る…
花の香りは風に逆らっては進んで行かない。しかし徳のある人々の香りは、風に逆らっても進んで行く―お釈迦様のことばに聴く 五三 花の香りは風に逆らっては進んで行かない。栴檀せんだんもタガラの花もジャスミンもみなそうである。し…
うるわしく、あでやかに咲く花でも、香りのないものがある―お釈迦様のことばに聴く 五一 うるわしく、あでやかに咲く花でも、香りの無いものがあるように、善く説かれたことばでも、それを実行しない人には実りがない。 岩波書店、中…
前回の記事「他人の過失を見るなかれ。ただ自分のしたこととしなかったことだけを見よ―お釈迦様のことばに聴く」ではお釈迦様のことばをもとに、なぜ人は他者を攻撃せずにはいられないのかということを考えました。
今回の記事では引き続きこの言葉を参考に、なぜ人は他者に寛容でいられないのかをもう少し踏み込んで考えていきたいと思います。
どうして人はこんなにも他者を攻撃せずにはいられないのでしょうか。どうして他人の過失や気に食わないところを責めずにはいられないのでしょうか。
なぜ日本人は他人の過失に不寛容になってしまったのか、この記事ではそのことについて考えていきたいと思います