函館市立青柳中学校にて総合学習の授業をさせて頂きました

お知らせ

〔お知らせ〕函館市立青柳中学校にて総合学習の授業をさせて頂きました

2021年10月20日、函館市立青柳中学校にて総合学習の授業をさせて頂きました。

今回私は青柳中学校の2年生の3クラスに世界一周の旅で訪れたアウシュヴィッツのお話をさせて頂きました。

1限、2限、4限とそれぞれのクラスで私がアウシュヴィッツを訪れたときの体験、感想を生徒の皆さんにお伝えしました。

誰しもが本や授業などで一度は学んだことがあるアウシュヴィッツ。

私自身も『アンネの日記』やフランクルの『夜と霧』などでこのアウシュヴィッツのことはそれこそ子供の頃から知っていました。そしていつか行ってみたいとずっと思い続けていた場所でもありました。

今回はそのアウシュヴィッツでの体験を当時の歴史を学びながら、そこで私が実際に何を感じたのか、そして生徒の皆さんにどんなことをこれから学んでほしいのかということを中心にお話しさせて頂きました。

生徒の皆さんは皆真剣に聞いて下さり、鋭い質問もたくさんしてくれました。子供たちの感性はやはり素晴らしいですね。

私は学生の時からずっと、子供たちの教育に関わることをずっと目標にしてきました。いつか寺子屋をやりたい。私は10年以上もその思いを抱き続けてきました。

ですが正直、今は自分の勉強で手一杯なため寺子屋はまだまだ先になりそうという状況でした。そうした中でも今回、青柳中学校でお話をする機会を頂いたのは本当にありがたいことでした。

この青柳中学校での授業は、私にとってまさに子供の教育に関わる仕事の「初陣」となりました。

これから先も、私の大切な初陣としてこの日のことは忘れられないと思います。とてもありがたい機会でした。本当に嬉しい一日になりました。

この授業を通して子供たちに少しでも感じてもらえるものがあったとしたらこんなに嬉しいことはありません。また機会がありましたら、その時も全力で、「常に初陣」の気持ちでまた生徒の皆さんの前に立ちたいと思います。

青柳中学校の皆さん、本当にありがとうございました!

ホロコーストについての関連記事はこちら
死の収容所アウシュヴィッツを訪れる①~ホロコーストから学ぶこと ポーランド編④
死の収容所アウシュヴィッツを訪れる②~ナチスとユダヤ人の処遇 ポーランド編⑤
アウシュヴィッツ・ビルケナウとは―ガス室の恐怖 ポーランド編⑥
アウシュヴィッツと『歎異抄』―親鸞の言葉に聴く ポーランド編⑦
私達日本人が今あえて独ソ戦を学ぶ意義ー歴史は形を変えて繰り返す・・・

HOME