ロマネスク、ゴシック、バロック~教会建築とそれに秘められたメッセージとは チェコ編⑪
今回の記事ではプラハの3つの教会を題材に、教会建築の違いとそこに秘められたメッセージを紹介していきます。
ローマカトリックでは時代順に、ロマネスク、ゴシック、バロックという流れでその建築様式は推移していきました。その違いを見ていくと当時の時代背景も見えてくるので非常に興味深いです。
今回の記事ではプラハの3つの教会を題材に、教会建築の違いとそこに秘められたメッセージを紹介していきます。
ローマカトリックでは時代順に、ロマネスク、ゴシック、バロックという流れでその建築様式は推移していきました。その違いを見ていくと当時の時代背景も見えてくるので非常に興味深いです。
今回ご紹介するのはプラハ城にも近い聖ミクラーシュ教会。
この教会はカレル橋から歩いて徒歩10分もかからない場所にあり、なおかつ背の高い水色と緑色の混じったような色の屋根がとても目立っています。
この聖ミクラーシュ教会。プラハで最も好きな教会になりました。
いや、この旅の中で最も好きな教会と言ってもいい。それほど素晴らしい教会でした。
観光客も少なく、ゆっくりと落ち着いて過ごすことができるプラハの穴場です。
プラハに来た際はぜひともここを訪れることをおすすめします。
ヴルタヴァ川(モルダウ)の美しさや橋そのものの美しさがフォーカスされがちなカレル橋でありますが、あえてそこに並ぶ聖人達に目を向けてこの記事ではお話ししていきます。
カレル橋は本当に美しい。そしてそこから見る眺めも素晴らしい。
ですが、それだけではなく、プラハにはたくさんの思想的な思惑が至る所に秘められています。
カレル橋にも実はそのようなエピソードがあるということを知り、私はますますこの景色を好きになるのでありました。
皆さんは宗教改革といえば誰を思い浮かべるでしょうか。
おそらく、多くの人がマルティン・ルターを思い浮かべることと思います。
そのルターがドイツで宗教改革を始めたと言われているのが1517年。
ですが、もしこれに先立つことおよそ100年。すでにここプラハで宗教改革が行われていたとしたら皆さんはどのように思われるでしょうか。
歴史の教科書ではこのことはほとんど触れられませんが、宗教史上、このことは非常に重要な出来事として知られています。
そしてその立役者となったのが、今回ご紹介するヤン・フスという人物なのです。
聖ヴィート大聖堂の後は見学コースに従って旧王宮、聖イジ―教会、黄金小路を順に巡っていきます。
大聖堂だけではないプラハ城の見どころをご紹介していきます。
この記事ではプラハの象徴たるプラハ城を見ていきます。
プラハ城の最大の見どころは何と言っても聖ヴィート大聖堂。プラハ城の敷地の中でも一際目立つ建物です。
この大聖堂はその巨大さもさることながらステンドグラスがとにかく美しい!あのミュシャの作品もこの大聖堂にはあります。見どころ満載のプラハ城をこの記事で紹介しています。
ストラホフ修道院の役割と学問~知性の力と修道士、そしてお坊さん 僧侶上田隆弘の世界一周記―チェコ編④ ストラホフ修道院には2つの図書室につながる廊下がある。 そこが展示室として現在は使用されている。 これもグーグルマップ…
この記事でご紹介するのはカレル城近くのストラホフ修道院。
この修道院で最も有名なのは「哲学の間」と「神学の間」と呼ばれる2つの図書室です。 まるで映画のような神秘的な世界がそこには広がっているとのこと。
というより、実際に007やハリーポッター、数多くのCMでこの図書室は使われているそうです。
前回の記事に引き続き、クラクフ旧市街の聖マリア教会について、もう少し考えていきましょう。
改めて紹介しますが、この教会は1222年に建てられ、塔の高さは82mにもなる堂々たる建築です。
今回の記事ではこの教会にまつわるエピソードをご紹介していきます。
旧市街の中央広場にはこの街のシンボルたる聖マリア教会があります。
この教会は1222年に建てられ、聖母マリアの祭壇が中央に飾られていることで有名です。
さて、聖マリア教会に入場してみましょう。
外から見ても圧倒的な大きさでしたが、中の様子は一体どのようになっているのでしょうか。