(10)革命思想の源流、青年ヘーゲル派とはどのようなグループだったのか
ヘーゲル哲学はなぜこんなにも歴史に大きな影響を与えたのか。
そしてヘーゲル右派、青年ヘーゲル派(左派)とは何なのか。
この記事では有名なヘーゲルの弁証法が革命運動へと結びついた理由を見ていきます。
ヘーゲル哲学はなぜこんなにも歴史に大きな影響を与えたのか。
そしてヘーゲル右派、青年ヘーゲル派(左派)とは何なのか。
この記事では有名なヘーゲルの弁証法が革命運動へと結びついた理由を見ていきます。
ロシア・ウクライナ戦争をきっかけに知ることになったロシアのオリガルヒ(新興財閥)。
その中でも最近ニュースで取り上げられているのが名門サッカークラブチェルシーのオーナー、アブラモビッチ氏です。
経済制裁によってアブラモビッチ氏の資産が凍結され、それに伴いチェルシーの運営が立ち行かなくなるというニュースには私も衝撃を受けました。
この本はそんなアブラモビッチ氏とは何者なのか、そしてなぜチェルシーのオーナーとなったのかを知ることができる作品です。
1979年に始まったソ連のアフガン侵攻。
泥沼化したこの戦争はソ連崩壊の要因となった出来事として知られていますが、この本ではそんなアフガン侵攻の経緯をかなり詳しく知れる作品となっています。
現在ロシアによるウクライナ侵攻が続いていますが、かつてのアフガン侵攻のことを学ぶことは大きな示唆を与えてくれるのではないでしょうか。ぜひぜひおすすめしたい作品です。
この作品は冷戦末期のソ連とアメリカの軍拡競争、そしてソ連の生物兵器開発をめぐるノンフィクションです。
この本も強烈です。
米ソ核軍拡競争の最終段階とも言えるゴルバチョフ、レーガンの外交交渉は読んでいて非常に緊迫したものを感じました。さすがピュリツァー賞受賞作品。読ませます。語りに引き込まれてしまいました。
大国間の駆け引きを目の当たりにできる名著です。冷戦末期からソ連崩壊への時代背景を知るのにもおすすめの作品です。
この本ではゴルバチョフが生まれた1931年からソ連崩壊後まで、その時代背景と共にゴルバチョフの謎に満ちた生涯を辿っていきます。
ゴルバチョフ自身の生涯も非常に興味深いものなのですが、この本でやはりありがたいのはソ連の時代背景を知れる点にあります。特にソ連が崩壊に向かっていく流れは読んでいて頭を抱えたくなるほどの混迷ぶりでした。ソ連がいかに出口のない迷路に迷い込んでいたかがわかります。
ソ連崩壊後の混乱を経て台頭してきたオリガルヒ。
これまで見てきた本でもありましたように、ロシア国民は彼らの横暴に怒りを募らせていました。
そしてそんなオリガルヒと戦うプーチンという構図。これが国民の支持を得た大きな要因の一つでした。
しかし、その実態はどのようなものだったのか、その副作用は何だったのかということがこの本では語られます。
クリミア併合や今回のウクライナ侵攻にも繋がっていくプーチンとオリガルヒの関係を知るのにおすすめな作品です。
『強奪されたロシア経済』という、なんとも過激なタイトルではありますが、この本は陰謀論のようなものではありません。
この本はロシア経済の専門家による作品になります。この本を読んでいると、タイトルの意味がものすごくわかります。まさしく「強奪されたロシア経済」としか言いようのないロシア事情を知ることになります。かなりショッキングです。
この記事では以前当ブログでも紹介した1968年の「プラハの春」ソ連軍侵攻事件(チェコ事件)について学ぶためのおすすめの参考書をご紹介していきます。
現在、ロシアによるウクライナ侵攻が危機的な状況を迎えていますが、ソ連、ロシア、東欧の歴史を知る上でも「プラハの春」事件は非常に重要な意味を持っています。
大国に囲まれながらも誇り高い文化、歴史を紡いできたチェコという国を学ぶことは私たち日本人にとっても非常に意味のあることだと思います。
この本は1995年に書かれたものですが、当時の東欧事情を知るという意味では、今読んでも全く色あせない作品です。
写真も多数掲載されているので現地の姿もイメージしやすく、新書でコンパクトにまとめられているのでとてもありがたいです。
なかなか知る機会のない東欧の経済事情を知れるおすすめの作品です。
東欧諸国がそれぞれいかに独自な文化を持ち、経済事情も固有なものがあるかがわかります。それぞれを比べながら見ていけるのは読んでいてとても興味深かったです。
この本を読んで私はロシアがとにかく恐ろしくなりました。
ソ連崩壊後の利権をめぐる闘争、治安の悪化は私の想像をはるかに上回るものでした。
この本が書かれたのは1994年ということでかなり前のことではありますが、今のロシアも基本的にはこの時の政治経済事情と繋がっています。ロシアに対する見方が変わってしまうほどの実態でした。
ロシアの政治経済が「共産主義が崩壊して資本主義へ」という単純なものではないことを痛感します。