キューバ

キューバキューバ編

いよいよこの旅も終わりを迎える…キューバ最後の夜と日本帰国 キューバ編⑯

ビニャーレス渓谷のローカルツアーを終え、私は再び3時間をかけハバナへと帰っていきます。

ハバナに着いた頃にはすっかり外は暗くなり、ハバナの街は夜の世界へと姿を変えていました。

街行く人々の姿も、聞こえてくる言葉も、すべてが日本とは異なる。ここは別世界だ。

最初の国タンザニアでは大自然のあまりの迫力に圧倒された。

あのときは帰国なんてまだまだ先のことだと思っていました。

でも、それがもう・・・明日なのだ。80日にも及ぶ私の旅がいよいよ終わりを迎えます。

キューバキューバ編

ガイドさんの語るキューバの現状~経済危機と共産主義体制の弊害とは キューバ編⑮

農家さんの小屋を訪ねる今回のローカルツアーでは、私はこれまでとは違ったキューバの姿に触れることになりました。

キューバ人の陽気な姿の中から時折ちらりと見え隠れする現実の重い闇・・・

ガイドさんの話を聞き、私はキューバの抱える問題に頭を抱えたのでした。

車窓から見えるキューバの濃い緑の景色を眺めながら私はキューバ最後の日程を終えていくのでありました。

キューバキューバ編

これぞローカルツアー!農家さんとの食事と葉巻の実演!キューバ編⑭

熱中症になりそうな炎天下の中、ようやく農家さんの小屋に到着した私。

このツアーでは農家さんのお話を聞きながら現地の食事を頂けるというのが売りです。

食事を頂いた後はキューバ名産の葉巻の制作過程も見せて頂きました。

キューバの農村の雰囲気を感じた刺激的な体験でした。

キューバキューバ編

キューバの大自然を満喫!ローカル感満載のビニャーレス渓谷ツアーに参加してみた キューバ編⑬

6月11日。実質キューバ滞在の最終日。

翌6月12日にはついに帰国便へと搭乗することになります。

サルサ事件でダウンした私でありましたがこの日にはなんとか復活。

最終日のこの日、私は現地ツアー会社のビニャーレス・ローカルツアーなるものを予約していました。

体調不良のままではキャンセルも覚悟していたのでまさに土壇場での復活でありました。

キューバキューバ編

「インバウンド頼みのキューバの現状と格差、教育問題」日本も他人事ではない! キューバ編⑫

「キューバにはいいところも悪い所もあります。いいところは教育と医療システムのすばらしさです。私もハバナ大学を6年、日本留学も1年しました。すべてタダです。誰にでも学ぶチャンスがあることはすばらしいことです。ですが現在のキューバには深刻な問題があります。経済と観光の問題です。」

現地ガイドはこう切り出し、私にキューバの厳しい現状を語ってくれました。観光業によって経済を成り立たせようとするあまり国の基盤が崩れかかっている恐ろしい現実をこの記事ではお話ししていきます。そしてこれは日本も全く他人事でありません。私はガイドの話を聞き戦慄を覚えたのでありました。

キューバキューバ編

キューバ人の陽気さに付いていけず寝込む。私は陽気で愉快な人間にはなれそうもないことを確信した日。キューバ編⑪

「キューバ人は陽気な人々で音楽と踊りが大好き」

そんなイメージが皆さんにもおありだと思います。私もそんなイメージを持っていたのですがそれを身をもって体感することになりました。まさしくカルチャーショック。私はそのあまりの陽気さに衝撃を受けダウンしてしまいました。

その決め手となったのが急遽決まったサルサの個人レッスン。陽気なことが苦手な私の一念発起の挑戦でしたがまさかこれがあんなことになろうとは・・・

キューバキューバ編

ブエナビスタ・ソシアル・クラブのライブ体験とガイドさんに聞くキューバ人の陽気さ キューバ編⑩

キューバといえば陽気なラテンの人々。

これまでお話ししてきましたようにキューバ革命の指導者カストロも底抜けの楽観主義者だったそうです。

キューバ人はとにかく陽気で、歌い、踊り、生きることを楽しむ。様々な本でキューバ人の気質はそのように述べられていました。

しかし、私は正直心の中でこう思いました。

「本当にそうなのだろうか?さすがにみんながみんなそうではあるまいさ。それは外国人が作った誇張されたイメージなのでは?」

と、いうわけでハバナ散策の際に同行して下さった現地ガイドのダニエルさんに思い切ってそのことを質問してみたのでした。

キューバキューバ編

陽気な音楽が流れるキューバの首都ハバナと旧き良き時代 キューバ編⑨

滞在することにしたのはハバナの中でもオールドハバナと呼ばれる旧市街。

ここは世界遺産にも登録された街で、今でも旧き良きキューバの雰囲気を感じることができます。

この日は現地ガイドさんと共にゆっくりとハバナ旧市街を散策します。

キューバと言えば音楽。

街中いたるところでミュージシャンが演奏しています。

ぶらぶら街歩きをしているとキューバらしいサウンドがどこからともなく聞こえてきます。

ここはキューバなんだと感じさせてくれる瞬間でした。

キューバキューバ編

サンタクララ市街地と装甲列車襲撃記念碑~チェ・ゲバラゆかりの地、サンタクララ⑵ キューバ編⑧

チェ・ゲバラの霊廟でお参りをした後、次に私が向かったのはサンタクララ中心部。

サンタクララ市街地に到着すると、年季が入ったカラフルな建物にキューバらしさを感じます。

街の中をぶらぶらしながら近くにある装甲列車襲撃記念碑に歩いて向かいます。キューバ革命においてここサンタクララでの勝利が革命軍の勝利を決定的なものにしました。そのきっかけとなった戦闘がまさにここで行われたということで私はここにやって来たのでした。

キューバキューバ編

サンタクララのチェ・ゲバラの霊廟とドン・キホーテの意外な関係 キューバ編⑦

サンタクララはチェ・ゲバラと切っても切れない関係のある街。

キューバの歴史を学ぶ中で知ることになったチェ・ゲバラの存在。

理想を追い求めた革命の戦士。 世界で最も尊敬される革命家。

どうして彼はこんなにも世界中の人を惹き付けるのでしょうか。

彼のことを調べているうちに、私はあることを知ることになりました。

チェ・ゲバラの愛読書が『ドン・キホーテ』であり、彼はドン・キホーテの生き様に大きな影響を受けていたという事実だったのです。

この記事ではそんなゲバラと『ドン・キホーテ』の関係とゲバラのお墓参りをした私の体験をお話ししていきます。