名刺代わりの小説10選~恥ずかしながら、私、こんな人間です
今回の記事では私がこれまでに最も影響を受けた小説をご紹介していきます。
「名刺代わりの小説10選」という名の通り、これらの作品は私の思考形成に強力な作用を与えています。私という人物のまさに自己紹介的な本達の紹介になりますので、正直少し恥ずかしいと言いますか、できれば紹介しないままでもいいのではないかとも思ったのですが思いきって記事にしてみることにしました。
今回の記事では私がこれまでに最も影響を受けた小説をご紹介していきます。
「名刺代わりの小説10選」という名の通り、これらの作品は私の思考形成に強力な作用を与えています。私という人物のまさに自己紹介的な本達の紹介になりますので、正直少し恥ずかしいと言いますか、できれば紹介しないままでもいいのではないかとも思ったのですが思いきって記事にしてみることにしました。
これまで41回にわたってローマの旅行記を更新してきました。
この旅行記の序文でお伝えしたように、私は「ローマカトリックが嫌いなドストエフスキーではあるが、その本山サンピエトロ大聖堂やローマのベルニーニの舞台芸術に心奪われずにいられるだろうか」という問いを立てローマを巡りました。
私にとってはこのローマの滞在中、片時もドストエフスキーを忘れたことはありませんでした。私はこのヨーロッパ滞在中常にドストエフスキーと共にいました。
ではこのローマ滞在においてドストエフスキーは実際にローマをどう思ったのでしょうか。
本当のところはドストエフスキーが何も書き残していない以上わかりません。ですが、そうではあるものの、私は「ドストエフスキーはローマを好きだけども嫌いになったであろう」という結論に至りました。
アメリカ式新自由主義、環境問題、格差の問題を「社会的共通資本」という視点から論じていく宇沢弘文。机上の理論ではなく水俣病の現場に赴きその現実と向き合って闘い続けたその姿・・・
経済学者でありながら現場で実践し続けるその姿にも私は心打たれました。
若い頃の禅寺での体験が生涯に影響を与えていたことも見逃せません。
とにかくあまりに巨大なスケール!
何をどうお話ししていいのか私も混乱しています。それほど強烈な人生を歩まれています。
ぜひ一人でも多くの方に読んでほしい名著中の名著です。読めばきっと皆さんも頭がスパークすること間違いなしです。こんなにすごい方が日本におられたんだと驚くことでしょう!
ゲーテはあまりに巨大なスケールを持つ人間です。彼の作品、特に『ファウスト』はそれ単独で読むと非常に難解な作品です。ですが彼の生涯や思想を知ってから読むとその味わいが一気に増す不思議な作品です。
私も『ファウスト』に何度も挫折した人間です。ですが様々な参考書のおかげで今はその『ファウスト』が大好きになっています。
ですのでゲーテ作品を読む際にはこうした入門書や参考書を読むことを強くおすすめします。
この作品は入門書として非常におすすめな作品となっています。ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
なんとこの本は127刷を超える大ベストセラーとなっています。これは確実に『ファウスト』よりも多くの人に読まれているでしょう。
これだけ多くの人の手元に届いたということはやはりゲーテの言葉に魅力があるからこそでしょう。しかも長編作品と違ってこちらは格言集。読んでいくにも非常に手軽です。ひとつひとつの短い文章を自分のペースでじっくり味わうことができます。
ぜひ、偉大なる万能の詩人ゲーテの言葉に触れてみてはいかがでしょうか。その言葉は、必ずや私たちの力になってくれることでしょう。
今回の記事では小説作品とは一味違う歴史書、ノンフィクション作品をご紹介していきます。
この記事では特に「世界の見方」を問う作品を重視してチョイスしました。
今回の記事では読書の初心者から上級者までレベルごとにぜひおすすめしたい小説をご紹介していきます。
基本的にここで紹介する本はどれも私が自信を持っておすすめする名著です。そのいずれもが最高に面白い作品ですので入門編や上級編などの分類を気にせず興味が湧いた本についてはぜひリンク先のページも覗いてみて下さい。
この本ではシャーロック・ホームズの魅力や「なぜこんなにも人気になったのか」ということが余すことなく説かれています。たくさんの写真や資料と共に解説されるので読みやすさ、イメージのしやすさも抜群です。
マルクスの生きた時代背景を知るために元々手に取ったこの本ですが、その狙い通りヴィクトリア朝後期のイギリスの社会情勢を知る上でも非常に役に立ちました。
これはぜひぜひおすすめしたい作品です!
この本では様々な絵画や芸術作品を通して数々の実践をこなしていくことになります。
あの有名なフェルメールを通しての実践はものすごく刺激的で面白いです。
何気なく見るだけでは決して気づくことのできない細部の描写。この絵に実際に何が描かれているのか。この本を読めば私たちがいかに何も見えていないかがよくわかります。試しにまずはこの本を読んでみて下さい。自分の世界の見方の漠然さに衝撃を受けると思います。
「見る」と「観る」の違いがこんなにも大きいものだったのかと私は衝撃を受けることになりました。
これは勉強をする上でも、仕事をする上でも、いや、生きること全てにおいても大切な技術です。これはぜひ多くの人に体感して頂きたい驚異のプログラムです。
ベルニーニは建築家としての第一歩をこの教会からスタートさせました。
ですがなんと!その第一歩目からしてとてつもない偉業を成し遂げていたのでした。
天才ベルニーニの最初の教会建築を堪能できるこの教会はぜひおすすめしたいです。ローマテルミニ駅近くの若干地味で目立たない教会ですが、だからこそ味があって素晴らしいです。
観光客もほとんど来ないのでじっくりベルニーニの世界を味わうことができます。ぜひローマ滞在の折にはここを訪れてみてはいかがでしょうか。