プラハ

プラハチェコ・オーストリア編

さよなら愛すべきプラハ~プラハ最後の夜と早朝のヴルタヴァ川 チェコ編⑯

プラハは美しい。いや、美しすぎる。

ですが、それだけではありません。

目に見える美しさだけが私を虜にしたわけではない。

目には見えない内面的なもの。きっとそれが感じられたからこそ、私はここまで惹かれたのでしょう。

プラハが生きてきた歴史、文化、精神性。

私はプラハの心がたまらなく好きなのだ。

だからこそ外面にもそれが美しさとなって現れているように私には見えてくるのではないだろうか。

何かを強烈に好きになるということは、外面だけの問題ではないのかもしれない。

改めて人間の心とものの見え方の関係に驚いたのでありました。

チェコ・オーストリア編

骸骨だらけのクトナーホラのセドレツ納骨堂~1万人の遺骨によるモニュメント チェコ編⑮

クトナーホラはプラハから車で1時間ほどの距離にある静かな街。

この街で有名なのは何と言っても骸骨だらけの教会、セドレツ納骨堂です

私がクトラーホラに向かったのもその姿を見に行くことが目的です。

まさに骸骨だらけのこの教会に私も度肝を抜かれました。

チェコ・オーストリア編

緑豊かなペトシーン公園と展望台から眺めるプラハの絶景 チェコ編⑭

プラハは見どころがあまりに多すぎます。

旧市街を中心に散策するだけでも十分に満足できるですが、少し離れた場所に行くとまた違った魅力を発見することができます。

その一つがこの記事でご紹介するペトシーン公園です。

こちらはマラーストラナ地区にある丘で、展望台や自然豊かな遊歩道が広がり、観光客や地元民の憩いの場として親しまれています。

緑豊かな自然がこんなに街の近くにあるというのもこの街の素晴らしさの一つ。プラハの絶景を自然と共に楽しめるおすすめスポットです。

プラハチェコ・オーストリア編

ヴルタヴァ川クルーズと川のほとり~美しきヴルタヴァ川の流れ チェコ編⑬

プラハでの日々は天候にも恵まれ、散策をするには最高のコンデションで毎日を送ることができました。

そんな中でもいつも私の心を明るくしてくれたのがヴルタヴァ川でした。

そしてこのヴルタヴァ川ではたくさんのクルーズ船が運航しています。

橋からはいつもたくさんの船がこの川を行き来しているのを見ることができました。

この日私もその船の一つに乗り込んで、美しき川の流れを堪能することにしてみました。

プラハチェコ・オーストリア編

バロック建築とプラハの聖ミクラーシュ教会~彫像から見えてくるメッセージを考える チェコ編⑫

今回は前回の記事で考えた教会建築の違いをふまえて、聖ミクラーシュ教会で実際に私がどのように教会からのメッセージを受け取ったのかをお話ししていきます。

もちろん、これからお話しすることは全て私の主観です。

残念ながら彫像の一体一体について私は正確な知識を持ち合わせていません。

もしかしたら間違ったことをお話しするかもしれません。しかしここで重要なことは、バロック建築とは何かということを前提とした上で、どのように教会を見てそこに物語を見出すのかというところにあります。

プラハチェコ・オーストリア編

マラーストラナの聖ミクラーシュ教会~プラハ散策の穴場!圧倒的な存在感を放つ彫像達 チェコ編⑩

今回ご紹介するのはプラハ城にも近い聖ミクラーシュ教会。

この教会はカレル橋から歩いて徒歩10分もかからない場所にあり、なおかつ背の高い水色と緑色の混じったような色の屋根がとても目立っています。

この聖ミクラーシュ教会。プラハで最も好きな教会になりました。

いや、この旅の中で最も好きな教会と言ってもいい。それほど素晴らしい教会でした。

観光客も少なく、ゆっくりと落ち着いて過ごすことができるプラハの穴場です。

プラハに来た際はぜひともここを訪れることをおすすめします。

プラハチェコ・オーストリア編

美しきモルダウとカレル橋~橋に並ぶ聖人たちのルーツとは チェコ編⑨

ヴルタヴァ川(モルダウ)の美しさや橋そのものの美しさがフォーカスされがちなカレル橋でありますが、あえてそこに並ぶ聖人達に目を向けてこの記事ではお話ししていきます。

カレル橋は本当に美しい。そしてそこから見る眺めも素晴らしい。

ですが、それだけではなく、プラハにはたくさんの思想的な思惑が至る所に秘められています。

カレル橋にも実はそのようなエピソードがあるということを知り、私はますますこの景色を好きになるのでありました。

プラハチェコ・オーストリア編

プラハの偉人ヤン・フス~宗教改革の先駆けと免罪符 チェコ編⑧

皆さんは宗教改革といえば誰を思い浮かべるでしょうか。

おそらく、多くの人がマルティン・ルターを思い浮かべることと思います。

そのルターがドイツで宗教改革を始めたと言われているのが1517年。

ですが、もしこれに先立つことおよそ100年。すでにここプラハで宗教改革が行われていたとしたら皆さんはどのように思われるでしょうか。

歴史の教科書ではこのことはほとんど触れられませんが、宗教史上、このことは非常に重要な出来事として知られています。

そしてその立役者となったのが、今回ご紹介するヤン・フスという人物なのです。

プラハチェコ・オーストリア編

プラハ城衛兵の交代式とおすすめの絶景スタバをご紹介!プラハ城番外編 チェコ編⑦

この記事ではプラハ城の番外編として衛兵の交代式とプラハの街並みを見渡せる絶景のスタバをご紹介していきます。

スタバはフラチャニ広場からプラハの街を見下ろすベストスポットに店を構えています。

美しきプラハの景色を眺めながらコーヒーを飲めるなんて、なんと贅沢なひと時なのでしょう。

私はすっかりこのスタバにはまってしまい、プラハ滞在中に3回も来ることになってしまいました。満席で入れなかった日も数えれば4回もわざわざここに足を運んだほどです。