塩野七生、石鍋真澄『ヴァチカン物語』~バチカンの歴史と美の秘密を学ぶのにおすすめのガイドブック!
前回の記事まででローマ教皇ヨハネ・パウロ2世についてご紹介しましたので、今回はそのローマカトリックの総本山、バチカンを知るためにおすすめのガイドブックをご紹介します。 この本ではバチカンの歴史やサン・ピエトロ大聖堂、バチカン美術館の美しさの秘密を知ることができます!バチカンに興味のある方必携のガイドブックです!
前回の記事まででローマ教皇ヨハネ・パウロ2世についてご紹介しましたので、今回はそのローマカトリックの総本山、バチカンを知るためにおすすめのガイドブックをご紹介します。 この本ではバチカンの歴史やサン・ピエトロ大聖堂、バチカン美術館の美しさの秘密を知ることができます!バチカンに興味のある方必携のガイドブックです!
この本は文庫本サイズで150頁弱の非常にコンパクトな作品ですが、その中でヨハネ・パウロ2世が丁寧に聖母マリアの意義について語ってくれます。マリア信仰を考える上で非常にわかりやすい解説で、とても参考になりました。この本もおすすめです。
ヨハネ・パウロ2世は若者たちとの対話を非常に大切にした人物でした。彼は教皇になる前から学生たちとの交流を重んじ、彼らとの強い結びつきを持っていました。
この本はそんなヨハネ・パウロ2世が若者達に送るメッセージが語られる作品となっています。
宗教離れが進み、物質中心主義となった世界。何を頼りにしていいのか、どう生きればいいのかという道筋を失ってしまった現代人に対し、ヨハネ・パウロ2世は語りかけます。
この本はローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が宗教に対する素朴な質問に対して率直に答えていくという驚くべき内容となっています。質問は正直かなり厳しいです。よく教皇様にそこまでのことを質問できるなとこちらがドキドキしてしまうほどです。ヨハネ・パウロ2世の教えや人柄を知る上でこの本は非常に重要な一冊であるように私は思います。
世界中から圧倒的な支持を受けていたローマ教皇ヨハネ・パウロ2世(1920-2005)。この作品はそんなヨハネ・パウロ2世がポーランドで生まれ、そこからローマ教皇となるまでの人生をまとめた伝記です。冷戦を学ぶ上で知ることになったヨハネ・パウロ2世でしたが私の中でとてつもないインパクトを受けることになりました。
かつて、『ファウスト』は私の中で苦手作品の筆頭にある存在でした。
しかし今となっては私の大好きな作品のひとつになりました。この本を「面白い!」と感じられた瞬間の喜びは生涯忘れないと思います。
この記事では私がいかにして『ファウスト』を楽しく読めるようになったかをお話していきます。いわば『ファウスト』を読むコツです。ぜひおすすめしたい記事です。
『カンディード』は18世紀中頃の作品ではありますが、全く古さを感じない作品です。物語もドラマチックでストーリーにぐいぐい引き込まれます。とても面白い作品でした。
そして『カラマーゾフの兄弟』をとのつながりを感じながら読むとこれまた味わいが増してきます。ドストエフスキーファンの方にもぜひおすすめしたい1冊です。
「賽は投げられた」、「ルビコン川を渡る」、「来た、見た、勝った」、「ブルータス、お前もか」
これらを見てピンとくる方もおられると思います。
私自身、ジュリアス・シーザーという名ではピンと来なかったのですが、この人物のローマ式の本名はと言いますと、ガイウス・ユリウス・カエサルとなります。
『ジュリアス・シーザー』は私の中でも強烈な印象を残した作品でした。あらすじや背景を知ってから読むと最高に面白い作品でした。非常におすすめです。
建築は外観だけではなく、内部空間で感じる体験こそ人を感動させるのだということをこの本では教えてくれます。
写真や映像で見るだけでなく実際にその場に行ってみないとわからない感覚がある。
だからこそ現地に行って直接体験することには大きな意味がある。
そのことをこの本を読んで改めて感じました。
ドストエフスキーとキリスト教は切っても切れない関係です。
キリスト教と言えば私たちはカトリックやプロテスタントをイメージしてしまいがちですが、ドストエフスキーが信仰したのはロシア正教というものでした。
そうした背景を知った上でドストエフスキーを読むと、それまで見てきたものとは全く違った小説の世界観が見えてきます。
キリスト教を知ることはドストエフスキーを楽しむ上で非常に役に立ちます。