ひのまどか「作曲家の物語シリーズ」20作品一覧~クラシック入門のおすすめ本!時代背景と文化も学べる奇跡の伝記シリーズ!
こんなに面白い伝記作品たちに出会えて私は幸せです!
歴史に残る大音楽家たちの人生を当時の時代背景と共に学べる最高の伝記です。
著者のひのまどかさんの圧倒的な語りにはただただ脱帽です。衝撃の面白さです!
クラシック音楽に縁のなかった人こそぜひ読んでみて下さい!私もこの作品を通してはじめてクラシックとつながることができました!
こんなに面白い伝記作品たちに出会えて私は幸せです!
歴史に残る大音楽家たちの人生を当時の時代背景と共に学べる最高の伝記です。
著者のひのまどかさんの圧倒的な語りにはただただ脱帽です。衝撃の面白さです!
クラシック音楽に縁のなかった人こそぜひ読んでみて下さい!私もこの作品を通してはじめてクラシックとつながることができました!
クラシック音楽とはそもそも何なのか。コンサートという仕組みはそもそもどういう成り立ちで生まれてきたのか、またそこに込められた意味合いはどういうものなのか。社会の歴史、文化、思想とどのようなつながりがあるのか。こうしたことを広い視野で見ていけるこの作品はとても面白い1冊でした。ぜひぜひおすすめしたい作品です。
この伝記を読んで、私がこれまで学んできた文学、芸術、歴史が繋がったのを感じました。繋がる瞬間ってやはりビビッと来ますよね。これがあるから読書はやめられません。私にとって、「あぁ!そうだったのか!」という発見は読書の最大の喜びのひとつです。この本も刺激に満ちた最高に面白い作品でした。
19世紀中頃のフランス事情を知るのにもおすすめな作品です。
ショパンがポーランドの有名なピアニストということは知っていましたがいざこの方がどんな生涯を送ったのかということは正直ほとんど知りませんでした。
この伝記はそんなショパンの生涯や人となりを知る上で最高の1冊です。読んでいて驚くような事実がたくさん出てきます。特にフランスの女流作家ジョルジュ・サンドとの関係は衝撃でした
『異邦人』はカミュの処女作であり、カミュらしさが最も出ている作品とも言うことができます。
この『異邦人』を読んで私は村上春樹を連想してしまったのでした。文庫本で150ページ少々という読みやすい分量の本です。村上春樹ファンの方には特におすすめかもしれません。
カミュの代表作である『ペスト』は元々名作として世界的に圧倒的な地位を占めていましたが、コロナ禍において改めて脚光を浴びることになり、書店では品薄になるほど売れたようです。
この本は単にペストが流行って街が隔離され、そこで繰り広げられるパニック劇ではありません。『ペスト』は不条理と相対した人間の心理や、いかに生きるべきかを問うた作品です。
ヴィクター・セベスチェンの本の特徴は物語的な語り口にあります。単なる出来事の羅列ではなくそこに秘められたストーリーや深い分析で読む者をぐいぐい引き付けていきます。とにかく面白い!これに尽きます。
そんなヴィクター・セベスチェンの作品ですからこの本も間違いありません。ものすごく面白いです。
この作品ではハンガリーの緊迫した状況や、革命の経過がドキュメンタリー調で展開されます。読んでいてまるで映画を観ているような緊迫感、臨場感があります。そして写真も豊富で、当時の様子がよくわかります。
この本を読んでマーシャルプランというものがいかに入り組み、混沌としていたのかがわかりました。
「荒廃した戦後ヨーロッパがアメリカのおかげで経済復活を果たした」と言葉で言うのは簡単ですが、これがどれだけ山あり谷あり、大国同士の老獪な駆け引きありのとてつもないやり取りのもとなされていたというのは驚きでした。単にアメリカが莫大な資金を援助したで済む話ではなかったのです。
敵対するソ連がそれに反発するのはもちろんですが、資金を受け取る側のヨーロッパ諸国も「はいはい、そうですかありがたく頂戴します」とはならないというのが妙味です。特にかつての覇権国家イギリスとフランスの対応はかなり老獪です。さすがそれまで世界を支配していたというだけあり外交的な駆け引きの強さは並大抵ではありません。
この本では著者の超人的な知の広がりを目の当たりにすることになります。読んでいてまさしく、自分の知っている世界が広がる感覚・・・歴史における地理的、文化的な横軸がどこまでも広がり、時間という縦軸がぐ~っと伸びていく感覚・・・うまく言い表せないのですがこの本を読んでいると「自分の世界が広がる」という感覚を味わうことになります。
世界は世界と繋がり合っていること、そして時の流れがいかに世界にとって大きな意味を持っているかを感じさせられます。
ぜひぜひおすすめしたい名著中の名著です!
この本を読んでいて驚いたのは冷戦が本格的に始まる第二次世界大戦後からソ連の崩壊に至るまで、それこそ世界のどこかで絶え間なく争いが起きているということでした。しかもその争いというのもいつ全面戦争になってもおかしくないほど危険なものだったということです。
冷戦といえばキューバ危機を思い浮かべていた私にとって、この事件の他にも全面戦争の危機が何度も何度もあったというのは本当に驚きでした。
第二次世界大戦の後は戦争が終わり、世界は平和だったと日本では考えがちですがまったくそんなことはなく、たまたま日本が戦場になっていないというだけの話で、世界中危険な空気があったということを思い知らされました。