ヘーゲル

イギリス・ドイツ文学と歴史・文化

K・ローゼンクランツ『ヘーゲル伝』~権威あるヘーゲル伝記の古典

本書における解説の最後で「これを凌駕するへーゲル伝がかつて書かれたことはなく,今後も現われないであろう。」と述べられるほどこの伝記はヘーゲル研究において評価されている作品と言えます。

私にとっては難易度の高いこの伝記ではありましたが、ヘーゲルを学ぶ上では必読とも言える非常に評価の高い伝記です。ヘーゲル伝記の古典としてこの本は重要な作品と言うことができるでしょう。

レーニン・スターリン時代のソ連の歴史

ロバート・サーヴィス『レーニン』~世界的に評価されたレーニン伝の傑作

ヴィクター・セヴェスチェンの『レーニン 権力と愛』と比べると、より硬派で伝記らしい語り口が特徴となっている1冊。

読み物として驚くほど面白かったヴィクター・セヴェスチェンの『レーニン 権力と愛』とはまた少し違った視点から語られるレーニンをこの本では知ることとなりました。

やはり同じ人物について違う伝記を読むと言うのはとても参考になります。

レーニン伝の決定版としてこの本は世界中で評価されています。硬派な、伝記らしい伝記です。こちらもおすすめな伝記となっています。