(2)文豪たちの宿泊地だったローマスペイン広場をご紹介!ベルニーニの傑作「バルカッチャ」の噴水に夢中
今回の記事では『ローマの休日』でもお馴染み、スペイン広場をご紹介します。
この場所もポポロ門、ポポロ広場と同じくゲーテやスタンダールをはじめとした18、19世紀の文豪達にとって非常に大きな意味を持つ場所でした。
ここはいつも観光客でごった返しています。国際都市ローマの雰囲気を感じるには今もここがベストなのではないでしょうか。
今回の記事では『ローマの休日』でもお馴染み、スペイン広場をご紹介します。
この場所もポポロ門、ポポロ広場と同じくゲーテやスタンダールをはじめとした18、19世紀の文豪達にとって非常に大きな意味を持つ場所でした。
ここはいつも観光客でごった返しています。国際都市ローマの雰囲気を感じるには今もここがベストなのではないでしょうか。
私のローマ旅行記の記念すべき第一回目はローマの玄関口ポポロ門とポポロ広場です。
私もテルミニ駅から地下鉄を使ってポポロ門までやって来ました。
ゲーテやスタンダールもここを通りました。私が好きなドストエフスキーもメンデルゾーンもここを通ったことでしょう。
私にとってローマはベルニーニの街であり、あのゲーテが褒め称えた街でもあります。何事も「始め」が肝心。これからのローマ滞在にとって大いに弾みとなった初日でした。
2022年末、私はヨーロッパを旅しました。そしてその時の体験を『ドストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行』という旅行記にまとめ当ブログで更新してきました。そしてその旅の中で私はフィレンツェも訪れています。
今回の記事ではそんなフィレンツェの中でも特に印象に残っているサンタ・クローチェ聖堂をご紹介していきます。
この聖堂には錚々たる偉人達のお墓があります。私はこうした偉人達のお墓参りがしたくこの聖堂にやって来たのでありました。特にミケランジェロやマキャヴェリのお墓には強い思いを持って私はお墓参りをしました。
レマン湖のほとりに位置するジュネーブ。ルソーやヴォルテールで有名なこの街にドストエフスキーは滞在しました。
バーデン・バーデンの地獄を乗り切った二人。その関係性は明らかに変わりました。出発当初のドストエフスキー夫妻とは明らかに違います。苦難の日々を耐えたことで二人の間には強固な絆が生まれました。
この記事ではそんな二人の思わずほっこりしてしまうエピソードをご紹介します。仲睦まじい二人の様子をぜひ多くの方に知って頂けたらなと思います。
この作品は古代ローマ時代の驚異の建築技術について知ることができる作品です。タイトルにもありますようにイラストが多数掲載されていますので視覚的にもイメージしやすく、とてもわかりやすい作品となっています。
ローマの驚異的な建築物がどのようにして作られたのか、またそれらを担った人的システムはどうなっていたのかを知れるおすすめの作品です。ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
この作品は『ヘンリー四世』で大活躍したフォルスタッフが時を越えて再登場した物語です。
そして今作はシェイクスピアが唯一同時代を描いた作品としても有名です。
この作品を読んでいて感じたのは、気楽さです。何も考えずに楽しめる安心感があります。重苦しい戦争、政治、陰謀、哲学、悲劇とは無縁の軽やかさがあり、フォルスタッフの人気ぶりを感じられる愉快な作品です。ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
『ヘンリー四世』で放蕩息子として頼りない姿を見せていたハル王子ですが、前作の終盤で父ヘンリー四世から王冠を受け継ぎ、立派な王になることを誓いました。そのハル王子改めヘンリー五世がどのような王になったかが今作『ヘンリー五世』で語られます。
この作品はイギリスで特に人気で、その理由がライバルフランスとの戦いの勝利による「国威高揚」というのが興味深いです。
この作品の見どころは何と言っても名キャラクター、ハル王子、フォルスタッフの存在です。特にフォルスタッフはシェイクスピアの生み出した最も優れたキャラクターとして知られています。
実際読んでみて納得、これは面白いです。たしかにフォルスタッフの存在感は圧倒的です。
ウィットに富んだ言葉が機関銃のように飛んできます。ああ言えばこう言う。思わずくすっと笑ってしまう名セリフの連発です。
あの有名なフォルスタッフとはどんな男なのかと楽しみにしていた読書でしたが、期待に違わぬ愉快な男でした。これはぜひおすすめしたい作品です。
この作品はヘンリー四世が王となるまでイギリスを統治していた、リチャード二世という王を中心とした史劇になります。
この作品の大きな流れは民衆からも貴族たちからもあまり好かれていないリチャード二世の悪政と、それに対して反旗を翻したボリンスブルック(後のヘンリー四世)との戦いが主軸となっていきます。
『ヘンリー四世』はシェイクスピア史劇の中でも非常に有名な作品ですが、そこに直結する時代を描いたのが本作『リチャード二世』になります。
今回ご紹介する『百年戦争 中世ヨーロッパ最後の闘い』はシェイクスピアの『リチャード二世』の時代背景を知る上でとても参考になる作品です。
この本は薔薇戦争に先立つ百年戦争について学ぶのに非常におすすめな参考書です。
百年戦争といえばあのジャンヌ・ダルクが活躍した戦いです。
この本を読めばシェイクスピア史劇をより楽しめること間違いなしです。ぜひおすすめしたい作品です。