バーデン・バーデンのドストエフスキー像を知っていますか?~私がドイツで最も感動した究極の彫刻作品!
この記事でぜひ皆さんに紹介したいものがあります。これは全世界に声を大にして伝えたいです!ここドイツのバーデン・バーデンに世界最高レベルの傑作彫刻があるのだと!
バーデン・バーデンでの日々は2022年の旅で最も強い衝撃を受けたものになりました。この旅のハイライトです!ミケランジェロ級の素晴らしい彫刻でした!
この記事でぜひ皆さんに紹介したいものがあります。これは全世界に声を大にして伝えたいです!ここドイツのバーデン・バーデンに世界最高レベルの傑作彫刻があるのだと!
バーデン・バーデンでの日々は2022年の旅で最も強い衝撃を受けたものになりました。この旅のハイライトです!ミケランジェロ級の素晴らしい彫刻でした!
この作品ではギリシア悲劇の起源やその流れをまず序章で学ぶことになります。
そこから時代順に、アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデスというギリシア悲劇の重鎮たちの作品を通してその奥深さを考察していく流れになります。時代を経ていくにつれて悲劇の内容がどう変わっていったのかが非常にわかりやすく説かれているのでこれはとてもありがたかったです。
名前は知っていてもなかなかその中身までは知らないギリシア悲劇。そのギリシア悲劇の奥深さを知れるおすすめの入門書です。
今回の記事では読書の初心者から上級者までレベルごとにぜひおすすめしたい小説をご紹介していきます。
基本的にここで紹介する本はどれも私が自信を持っておすすめする名著です。そのいずれもが最高に面白い作品ですので入門編や上級編などの分類を気にせず興味が湧いた本についてはぜひリンク先のページも覗いてみて下さい。
この本では蜷川さんをずっと追い続けた扇田さんだからこそ見える蜷川さんを知ることができます。演出家デビューから円熟していくにつれてどう演出が変わっていったのか。そしてそれを貫く彼の演劇の本質はどこにあるのかということを深く掘り下げていきます。
ただ、この本は蜷川さんの入門書としてはちょっと難しいです。蜷川さんの舞台作品をいくつか観たり、他の本でその人となりや作品制作の流れを知っておいてから読むのがおすすめです。
蜷川幸雄演出やその人となりについてもっと知りたい方にこの作品は非常におすすめです。ものすごく刺激的な一冊でした。
この本は前回の記事で紹介した『日本の現代演劇』と対になる作品です。
劇団四季や『レ・ミゼラブル』など私も大好きなミュージカルの話も聞けるのは嬉しい限りでした。
そして何と言っても日本におけるシェイクスピア演劇の流れを知れたのが大きかったです。シェイクスピアが日本でブームになっていった歴史的背景は非常に興味深かったです。翻訳家の小田島雄志や演出家出口典雄の登場、あの吉田鋼太郎さんも所属していたシェイクスピア・シアターの存在。ピーター・ブルックやトレバー・ナンら海外の著名な劇作家の影響。そして蜷川幸雄さんの斬新な演出。
こうした流れを扇田さんの名解説で聴くことができます。
この本では1960年代に始まった小劇場運動からバブル経済を経た90年代の演劇までその歴史の流れを概観することができます。
特に思想の吹き荒れた安保闘争、学生紛争時代における演劇界には強い関心があったのでこのことについて詳しく知ることができたのは非常にありがたいものがありました。
そしてこの本を読んでいてとにかく感じたのは演劇人たちの熱気です。しかも並大抵の熱気ではなく、それこそ「すべてを賭けて戦う」という恐るべき本気さ・・・
時代の空気感と演劇の関係を重ねながら学べる本書は非常に興味深い作品でした。
「卑俗で猥雑で混沌としたエネルギーにあふれた音楽劇」
まさに蜷川さんの演出エッセンスをまさに凝縮した舞台をこのDVDで観ることができます。蜷川さんの特徴がかなり明確に出ているのでがこの作品ではないかと思います。
そして出演陣の豪華さにもやはり圧倒されます。どこに行っても主役級の役者さんがどんどん出てくるこの舞台。演技の迫力に呆然とするしかありませんでした。すごすぎます・・・!
役者さんたちのすごさ、演劇の面白さも知れる素晴らしい作品です。たしかに時間があっという間の作品です。エンタメ性抜群、とにかく楽しませてくれる作品です。
この本では名俳優スタニスラフスキーの生涯を見ていくことになります。スタニスラフスキーは『俳優の仕事(旧訳は『俳優修業』)』という本で有名で世界の演劇界において凄まじい影響力を持ち、日本でもバイブルのように読まれていたそうです。その演劇論は「スタニスラフスキー・システム」と呼ばれ、今でもその影響力は健在なようです。
また、この本は単にスタニスラフスキーの生涯をなぞるのではなく、当時の時代背景も掘り下げていきます。そしてその時代背景においてスタニスラフスキーをはじめとした演劇人がどのように動いていたのかを知ることができます。
ものすごく面白い本でした!
タイトルに書きましたように、私はこの作品を読みながら「なんて見事な作品だろう・・・!こんな作品を生み出してしまうなんて!」と嫉妬してしまいました。
この作品はあまりに素晴らしすぎます。私もチェーホフが好きです。ですが井上さんはもっともっとチェーホフを深く理解し、愛している。そして彼の人生、思想をこんなに楽しく、深く表現しているのです。この劇で展開されるひとつひとつのエピソードや舞台展開の美しさ、どれをとっても「やられた!もうだめだ!すごすぎる!」とため息が出てしまうほどでした。どうしてこんなに楽しくも美しい劇を思いつけるのか!
私は今まで読書している最中にこんなにメラメラと嫉妬の炎が燃えるなんてことは経験したことがありませんでした。
それにしてもこの物語の見事さたるや・・・!
まず日本人の誰もが知る宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の後日譚を書くという大胆さ。そしてこの勇ましい二人をどう戦わせないかという真逆の発想!普通なら血沸き肉躍る再戦を書きたくなるでしょう。いやあすごい!
最後の大団円もまたいいんですよね。ものすごくぐっと来ました。ネタバレになるのでここでお話しできないのが口惜しいです。
私はこの作品が大好きです。自分のクソ真面目さを再認識できたのもいい機会になりました笑