オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』あらすじと感想~『一九八四年』と並ぶディストピア小説の傑作
『一九八四年』が徹底した管理社会の構築によって完成された暗い世界を描いているのに対し、この作品ではそんな暗さがありません。そこに生きる人たちはあくまで幸福なのです
ですが、その不気味な幸福さとその幸福がいかにして出来上がっているかに私たち読者は恐怖や違和感を覚えることになります
SF、ディストピア小説の王道中の王道です!おすすめ!
『一九八四年』が徹底した管理社会の構築によって完成された暗い世界を描いているのに対し、この作品ではそんな暗さがありません。そこに生きる人たちはあくまで幸福なのです
ですが、その不気味な幸福さとその幸福がいかにして出来上がっているかに私たち読者は恐怖や違和感を覚えることになります
SF、ディストピア小説の王道中の王道です!おすすめ!
ルワンダの虐殺中、危険を顧みずおよそ1200人もの人の命を救ったホテルマンの物語。この出来事は映画化され、世界中でヒットしました。 この本もルワンダの虐殺を知る上で非常に貴重な一冊です。
なぜ人々はあっという間に虐殺者に変わってしまったのか。彼はその原因を「言葉」だと言います。私はこの本を初めて読んだ時、鳥肌が立ちました。この「言葉」を聴いて私は伊藤計劃さんの『虐殺器官』を連想してしまったのです。
【仏教講座・現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯】記事一覧~目次としてご利用ください
ようこそお越しくださいました。初めて当ブログへお越しの皆様へのご案内。まずはこちらへどうぞ
名刺代わりの小説10選~恥ずかしながら、私、こんな人間です
戦争と平和、世界の仕組みを学ぶためのおすすめ作品15選~今こそ歴史を学び世界を問い直す時!学生にぜひ薦めたい名著!
本好き僧侶が薦めるおすすめ小説24選~入門から上級編までレベルごとにおすすめ作品をざっくりご紹介!
本好き僧侶が本気で学生におすすめしたい本10選~読書は必ず力になる!
上田隆弘『ドストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行』~文豪の運命を変えた妻との一世一代の旅の軌跡を辿る旅
「なぜ僧侶の私がドストエフスキーや世界文学を?」記事一覧~親鸞とドストエフスキーの驚くべき共通点
世界一周紀行~世界の宗教と歴史を巡る旅―僧侶の私がなぜ旅に出たのか
(20)ムンバイの巨大洗濯場ドービーガートを訪ねて~『虐殺器官』の聖地巡りもいよいよ終わりを迎える
(19)人口の40%がスラムの住人⁉ムンバイの高層ビルとスラム街~インドの超格差社会について考える
(18)ムンバイ沖エレファンタ石窟の巨大シヴァ神像に感動!ヒンドゥー教彫刻の白眉!
(17)世界遺産サーンチーの大ストゥーパを訪ねて~現存するインド最大・最古級のストゥーパと華麗な彫刻!
(16)なぜインドの仏跡は土に埋もれ忘れ去られてしまったのだろうか~カジュラーホーでその意味に気づく
(15)インドのシヴァ・リンガ信仰~男根信仰が今なお篤く信仰されるヒンドゥー教の性愛観について
(14)【未成年閲覧注意】世界遺産カジュラーホー遺跡群を訪ねて~美しき天女の饗宴!性と宗教について考える
(13)「異邦人の目」が旅を面白くする。私はインドで徹底的に異邦人になろうとしたのだが…