絵画

ローマ帝国の興亡とバチカン、ローマカトリック

『もっと知りたいカラヴァッジョ 生涯と作品』~《聖マタイの召命》で有名なローマバロック芸術の大家のおすすめ入門書!

カラヴァッジョと言えばバロック美術を代表する『聖マタイの召命』が非常に有名ですが、世界で最も有名なキリスト教絵画のひとつを描いたその人物が、殺人まで犯し逃亡していたというのはかなりの衝撃でした。

当時の時代背景まで学べるこの本は私にとっても非常にありがたいものがありました。おすすめの入門書です!

イタリアルネサンスと知の革命

『もっと知りたいラファエッロ 生涯と作品』~『システィーナの聖母』を描いたルネッサンスの天才のおすすめ入門書!

この本では一枚一枚の絵を解説付きでじっくりと見ていくことになります。ラファエロの生涯を辿りながら時代順に作品を見ていくので作風の変化なども感じることができます。

ラファエロの作品や生涯を辿る入門書として本書は非常におすすめです。

クラシック・西洋美術から見るヨーロッパ

『もっと知りたいターナー 生涯と作品』~クロード・ロランに影響を受けたイギリスの大画家

この本ではターナーの生涯と作品の解説を時系列順に見ていくことができます。彼の作風の移り変わりやその意味するところがとてもわかりやすく解説されています。

ターナーがシェイクスピアに比するほどイギリスで評価されている人物だというのは初めて知りました。イギリス絵画についてほとんど知らなかった私でしたが、これは驚きでした。

クラシック・西洋美術から見るヨーロッパ

武田鉄平おすすめ画集『PAINTINGS OF PAINTING』 衝撃の一目惚れ!

この画集、本当にすごいです・・・!

とにかく見ればわかります!としか言いようがないのですが、これは衝撃でした。見れば必ず度肝を抜かれます!

現代アートがわからなかった私が初めて好きになったのが武田鉄平さんの作品でした。一目惚れとはこういうことなのかという衝撃的な出会いでした。私にとってとても思い入れのある画家さんです。

クラシック・西洋美術から見るヨーロッパ

小崎哲哉『現代アートとは何か』~「アートがわからない!難しい!」という方にこそおすすめの入門書!私もこの本に救われました

この本は非常におすすめです。私の現代アートへのアレルギーを癒してくれた入門書です。

この本で「現代アートはそもそも美しいとは限らない」という大前提を知ったことで、かなり肩の荷が下りたような気がします。現代アートが苦手な方にこそぜひぜひおすすめしたい入門書です。目から鱗の事実がどんどん出てきます!読めばきっと驚くと思います!

クラシック・西洋美術から見るヨーロッパ

川瀬佑介著、マンガにしうら染『マンガで教養 はじめての西洋絵画』時代背景と絵画の見方も知れるおすすめ入門書!

この本はタイトルにもありますように「マンガ」でわかりやすく西洋絵画を学べる1冊です。

ですが入門書といって侮るなかれ。この本の解説はかなり充実しています。私は色々な入門書を読み比べてみたのですがこの本はその中でも特におすすめしたい1冊です。

絵画の面白さや魅力を知るのに最適なガイドブックです!

クラシック・西洋美術から見るヨーロッパ

高階秀爾『近代絵画史』~ロマン派絵画とは何かを知るのにおすすめの解説書!

この作品はロマン派絵画についての解説が非常にわかりやすかったのが印象的でした。

文学や音楽の時もそうでしたが、ロマン派というジャンルはわかるようでわからない、何とも難しいジャンルであるなというのが私のイメージでしたが、この本ではなんとユゴーの言葉を用いてそんなロマン派美術を解説します。

これは非常に興味深い解説でした。

奇跡の音楽家メンデルスゾーンの驚異の人生

作曲家メンデルスゾーンは絵もプロ級だった!『メンデルスゾーン(夢人館7)』私もお気に入りのおすすめ画集!

メンデルスゾーンはモーツァルトに並ぶ神童と呼ばれ幼い頃から抜群の才能を示していましたが、彼にはなんと絵の才能までありました。

この画集にはずっと見ていたくなるような癒される絵がたくさん収録されてます。音楽家としてのメンデルスゾーンだけでなく、画家としての顔も見れるこの画集には大満足でした。

ローマ帝国の興亡とバチカン、ローマカトリック

ウェルギリウス『牧歌』あらすじと感想~過去の理想郷アルカディアとは

イタリアの詩人ウェルギリウスが『牧歌』で語ったアルカディアは後の理想風景画家クロード・ロラン、ニコラ・プッサンが題材にし、ヨーロッパ中に強い影響を与えました。

この記事ではあのダンテやゲーテも大いに称賛していた詩人ウェルギリウスの代表作『牧歌』からアルカディアとは何かということを見ていきます。

ローマ帝国の興亡とバチカン、ローマカトリック

小針由紀隆『クロード・ロラン 十七世紀ローマと理想風景画』~ドストエフスキーも愛したアルカディア(理想郷)絵画の大家

この本は17世紀以降のヨーロッパの絵画界に巨大な影響を与えた巨匠クロード・ロランの作品の魅力に迫る作品です

クロード・ロランは17世紀にイタリアで活躍した画家で、後のヨーロッパ美術界に決定的な影響を与えた存在です

クロード・ロランはドストエフスキーも好んでいた画家なので私個人としても彼のことを学べたのは非常に興味深かったです