(2)文豪たちの宿泊地だったローマスペイン広場をご紹介!ベルニーニの傑作「バルカッチャ」の噴水に夢中
今回の記事では『ローマの休日』でもお馴染み、スペイン広場をご紹介します。
この場所もポポロ門、ポポロ広場と同じくゲーテやスタンダールをはじめとした18、19世紀の文豪達にとって非常に大きな意味を持つ場所でした。
ここはいつも観光客でごった返しています。国際都市ローマの雰囲気を感じるには今もここがベストなのではないでしょうか。
今回の記事では『ローマの休日』でもお馴染み、スペイン広場をご紹介します。
この場所もポポロ門、ポポロ広場と同じくゲーテやスタンダールをはじめとした18、19世紀の文豪達にとって非常に大きな意味を持つ場所でした。
ここはいつも観光客でごった返しています。国際都市ローマの雰囲気を感じるには今もここがベストなのではないでしょうか。
私のローマ旅行記の記念すべき第一回目はローマの玄関口ポポロ門とポポロ広場です。
私もテルミニ駅から地下鉄を使ってポポロ門までやって来ました。
ゲーテやスタンダールもここを通りました。私が好きなドストエフスキーもメンデルゾーンもここを通ったことでしょう。
私にとってローマはベルニーニの街であり、あのゲーテが褒め称えた街でもあります。何事も「始め」が肝心。これからのローマ滞在にとって大いに弾みとなった初日でした。
私は11月初旬から12月まで「ドストエフスキーの旅」と題してヨーロッパを旅しました。そしてその旅行記の中ではお話ししませんでしたが、実は私はこの日程の中でローマも訪れていたのでありました。
私もローマの魅力にすっかりとりつかれた一人です。この旅行記ではローマの素晴らしき芸術たちの魅力を余すことなくご紹介していきます。
「ドストエフスキーとローマ」と言うと固く感じられるかもしれませんが全くそんなことはないのでご安心ください。これはローマの美しさに惚れ込んでしまった私のローマへの愛を込めた旅行記です。気軽に読んで頂ければ幸いです。
アルメニア滞在3日目はあのノアの箱舟が漂着したとされる、『旧約聖書』の聖地アララト山に向かいました。
このアララト山を最も美しい姿で見られることで有名なホルウィラップ修道院から私はその景色を眺めることになりました。
アルメニア人にとってのアララト山、キリスト教についてこの記事でお話ししていきます。
私はこの『ローマ』版を買う前にすでに『イタリア』版を買っていました。
ですがローマを学べば学ぶほど行きたい場所が増えてきました。しかもベルニーニや文学ゆかりの地となるとかなりマニアックな場所も出てきます。そうなると『イタリア』版では対応しきれません。
そこで改めて『ローマ』版を買って見てみるとそれらマニアックな場所もばっちり収録されているではありませんか!
地図もしっかり細かい所まで掲載されていますし、解説も充実しています。これは素晴らしい!
私はこれまで当ブログで様々な本を紹介してきましたが、まさか『地球の歩き方』を紹介する日が来ようとは!(笑)
この本は最高です!
ローマの魅力を堪能するのにこれほど優れた作品は存在しないのではないでしょうか!それほど素晴らしい作品です。
「本書によってローマの魅力を会得した読者は、熱い旅心を呼び覚まされるにちがいない。」
まさにこれです!この本を読むとものすごくローマに行きたくなります!
この本は終始わくわくする名解説を楽しむことができます。
その深さ、広さには驚くしかありません。漠然と見えていたローマの景色が変わること請け合いです。
最強のローマガイドブック、ここに極まりたり!!
ぜひぜひおすすめしたい逸品です!
サン・ピエトロ大聖堂はその歴史を知らずとも圧倒される驚異の建築です。
ですがその歴史や観るべきポイントを知ることでその魅力をもっと味わうことができます。
私も2019年に訪れた時はただただそのスケールと美しさに圧倒され、じっくり味わうどころではありませんでした。予習する時間もなかなか取れず、帰国してから「もっと予習してから行きたかったな」と悔いが残ったものでした。
ですので次に行くときはしっかり勉強してから向かおうと心に決めたのでした。
そんな私にとって最高の参考書となったのがこの作品でした。
ものすごく面白い作品です。ぜひおすすめしたい一冊です。
世界中で聖書についで最もよく読まれた書物とされるのが本書です。
「おこないなさい、今おこなうのだ」
「その機会をもってるうちに、滅びない富を積み上げなさい。」
なんと力強い言葉でしょうか・・・!私はこの言葉を読んで鳥肌が立ちました。
この作品の持つ力強さには衝撃しかありません。この本がこれだけ世界に影響を与えたのもわかる気がします。ここまで力強さを感じる本はなかなかありません。
ベルニーニとのつながりから読んだこの作品でしたが素晴らしい読書になりました。僧侶としても非常に刺激を受けた作品でした。
イエズス会の創始者イグナティウス・デ・ロヨラの瞑想法がベルニーニの独創的な作品に大きな影響を与えていた。
これは宗教を学んでいる私にとって非常に興味深いものでした。
そしてこの作品の訳者解説では驚きの事実が語られていました。なんと、ロヨラの語る瞑想法と禅仏教との類似性が指摘されていたのです。
実際にこの『霊操』を読んでいくと、なるほど、たしかに瞑想の方法やそのプロセスには相通ずるものを感じました。
そして私がこの本を読むきっかけとなったベルニーニとのつながりもまさしく感じられました。
これは興味深いです!
イエズス会の創始者イグナティウス・デ・ロヨラの瞑想法がベルニーニの独創的な作品に大きな影響を与えていた。
これは宗教を学んでいる私にとっても非常に興味深いものでした。
で、あるならばそのイグナティウス・デ・ロヨラやイエズス会そのものについてもっと知ってみたい。
そんな思いを持ったからこそ私はこの佐藤彰一著『宣教のヨーロッパ』を手に取ったのでした。
イエズス会やイグナティウス・デ・ロヨラ、ザビエルに興味のある方にぜひおすすめしたい作品です。