ドストエフスキー

仏教聖地スリランカ紀行

(63)多磨霊園で三島由紀夫のお墓参り~生と死を問い続けた三島に思う

市ヶ谷記念館で三島由紀夫の自決現場を訪れた私は、そのまま東京都立多磨霊園へと向かいました。

目的はもちろん、三島由紀夫のお墓参りです。

私にとって三島由紀夫はもはや巨大な存在になりつつあります。そして壮絶な死を遂げた三島由紀夫にぜひ挨拶をしてから私はインドに発ちたいと思ったのでした。

仏教聖地スリランカ紀行

(59)やはり三島由紀夫は別格だった!圧倒的筆力にドストエフスキー的黒魔術を感じる

東大安田講堂を訪れ、いよいよ函館に戻ってきた私は休む間もなく猛烈に読書を続けました。

そしていよいよ三島由紀夫の代表作『金閣寺』を手に取ったのでした。私にとってこれが初の三島作品…。

私は『罪と罰』をかつて「ドストエフスキーの黒魔術」と呼びました。そしてまさに三島由紀夫の『金閣寺』もそのような作品だと確信しました

太宰 おすすめ三島由紀夫と日本文学

太宰治おすすめ作品5選~読書初心者にもおすすめの名作をご紹介!

誰もがその名を知る文豪太宰治。特に『走れメロス』は教科書でも定番の名作ですよね。

今回の記事ではそんな太宰治のおすすめ作品を紹介します。読書に挑戦したいけど何を読めばよいのかわからないという方にも自信を持っておすすめできる作品をここで紹介していきます。

ウィクラマシンハ仏教聖地スリランカ紀行

(54)スリランカのドストエフスキー!世界的作家ウィクラマシンハを知っていますか?

スリランカの世界的作家マーティン・ウィクラマシンハ。ものすごい作家がここにいました!

ドストエフスキーを彷彿とさせる心理描写、チェーホフの如きストーリング、ゾラ的な徹底的な社会観察。これはすごいです。

ウィクラマシンハの小説はスリランカの姿を知るのに最高の手引きとなることでしょう。ぜひぜひおすすめしたい作家です。

上田隆弘僧侶の日記

ようこそお越しくださいました。初めて当ブログへお越しの皆様へのご案内。まずはこちらへどうぞ

はじめまして。当ブログの管理人上田隆弘と申します。 このブログは、ブログタイトルにもありますように自問自答をモットーに日々の生活の中の様々なことに目を向け言葉を綴ってみようという私の試みから始まりました。

この記事では当ブログ内の大まかなご案内をしていきます。 当ブログへ初めて来られた方や何を読むべきか迷った方はまずこちらの記事をご覧ください。

ジャフナ仏教聖地スリランカ紀行

(31)平和を説く仏教が内戦の原因に?スリランカ北部の街ジャフナで暴力と宗教について考える

1983年から2009年という26年にわたって続いたスリランカの内戦・・・

この内戦は人口の多数を占めるシンハラ仏教徒と少数派タミルヒンドゥー教徒の内戦でした。もちろん宗教だけが主要因というわけではありませんが、仏教が内戦に絡むことになってしまったことに私は大きなショックを受けたのでした。

ドン・キホーテ愛すべき遍歴の騎士ドン・キホーテ

『ドン・キホーテ』のおすすめ参考書と解説記事一覧~世界最高の小説はやはり面白い!知れば知るほど楽しいその魅力とは!

『ドン・キホーテ』は面白い!これは間違いありません。

そして単に面白いだけでなくその奥深さも並大抵のものではありません。さすが世界中の偉人達に愛されてきただけのことはあります。

そんな『ドン・キホーテ』をもっと楽しむためのおすすめ本をこの記事で紹介します!

ドストエフスキードストエフスキー作品

ドストエフスキーは何から読むべき?読む順番のおすすめは?

「ドストエフスキーを読んでみたいけど、一体何から読み始めるべきなのか。おすすめの順番はあるのだろうか」

これはドストエフスキーを初めて読もうという方の多くが悩む問題ではないでしょうか。

この記事ではそんな悩みに答えるべく私おすすめのドストエフスキー入門についてお話ししていきます。

ドストエフスキードストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行

バーデン・バーデンのドストエフスキー像を知っていますか?~私がドイツで最も感動した究極の彫刻作品!

この記事でぜひ皆さんに紹介したいものがあります。これは全世界に声を大にして伝えたいです!ここドイツのバーデン・バーデンに世界最高レベルの傑作彫刻があるのだと!

バーデン・バーデンでの日々は2022年の旅で最も強い衝撃を受けたものになりました。この旅のハイライトです!ミケランジェロ級の素晴らしい彫刻でした!

小椅子の聖母イタリアルネサンスと知の革命

ラファエロ『小椅子の聖母』の魅力について考えてみた~フィレンツェ、ピッティ宮の名画に思う

私はラファエロの『小椅子の聖母』が大好きです。この名画はロシアの文豪ドストエフスキーにも愛された作品として知られています。

フィレンツェのピッティ宮で観たオリジナルは実に素晴らしいものでした。

この記事ではそんなラファエロの傑作を観た時の体験をお話ししていきます。