エンゲルスの理想が「労働者にはもっと貧しく、どん底にいてほしかった」という現実「マルクス・エンゲルスの生涯と思想背景に学ぶ」(34)
今回の記事ではマルクスとエンゲルスの思想において決定的に重要な指摘がなされます
マルクス・エンゲルス関連の様々な本を読んできて、私が薄々感じていた違和感をはっきりと言葉にしてくれたのが今回読んでいく箇所になります。
ぜひ読んで頂きたい内容となっています。
今回の記事ではマルクスとエンゲルスの思想において決定的に重要な指摘がなされます
マルクス・エンゲルス関連の様々な本を読んできて、私が薄々感じていた違和感をはっきりと言葉にしてくれたのが今回読んでいく箇所になります。
ぜひ読んで頂きたい内容となっています。
この作品はトルストイ文学の原点であり、ここで駆使されたトルストイの文学的手法は後の作品にも貫かれています。
この作品を読めばトルストイの驚くほどの感受性、繊細さを感じることになるでしょう。
分量的にも文庫本で200ページ弱と、かなりコンパクトな作品です。文豪トルストイというと難解なイメージがあるかもしれませんが、この作品の語り口はとても読みやすいものになっています。
トルストイの特徴がどこにあるのかを知るにはこの作品は格好の入り口になります。
今回の記事ではロシアの大文豪トルストイの生涯を年表でざっくりと見ていきます。
トルストイは1828年にモスクワ南方の村ヤースナヤ・ポリャーナに大貴族の4男として生まれました。
そしてトルストイが亡くなったのは1910年のこと。享年82歳というのは当時の人にすれば驚くべき長寿です。
しかもトルストイという人間は並々ならぬカリスマです。そのスケールの大きさにはただただ驚くしかありません。あまりに波乱万丈。年表を見るだけでもきっと驚くと思います。
この作品はロシアの文豪トルストイの生涯を知る上で最もおすすめしたい伝記です。
この本を読めばトルストイの圧倒的なスケールをまざまざと感じることになります。これは非常に面白いです。
私はこの伝記をトルストイ作品を読む時の解説書としても利用しています。
トルストイの生涯だけでなく、作品の背景や解説まで語ってくれるこの伝記は本当にありがたいです。
非常におすすめな作品です。
この本は旧共産圏のブルガリアに伝わる「踊る熊」をテーマに、旧共産圏に生きる人々の生活に迫る作品です。
この本もすごいです・・・!
ロシアに関する本は山ほどあれど、旧共産圏のその後に関する本というのはそもそもかなり貴重です。
しかも、その地に伝わってきた「熊の踊り」というのがまさに旧共産圏から「自由」への移行劇を絶妙に象徴しています。
「踊る熊」を通して私たち自身のあり方も問われる衝撃の作品です。これは名著です。ぜひぜひおすすめしたい作品です。
「タタール人支配をロシア人はどのように受け止めてきたのか」、これは今の問題にも繋がります。
この本を読んだことで「歴史はどのように紡がれていくのか」ということを考えさせられました。歴史は「今生きている人によって作られるものだ」ということをつくづく感じました。歴史は過去ではなく、まさに今の問題なのだと。「歴史観」の問題なのだと・・・
この作品にも本当に驚かされました。
クリミア戦争ってこんな戦争だったのかと呆然としてしまいました。
世界史の教科書でも取り上げられるこの戦争ですが、どれだけ入り組んだ背景があったか、そしてこの戦争がもたらした影響がいかに現代まで続いているかを思い知らされます。
ウクライナ情勢で揺れる世界において、この戦争を学ぶことは非常に大きな意味があると思います。
ぜひおすすめしたい作品です。
ロシア的な精神とは何なのかということを学ぶのに最高の一冊!。
文化がいかにして出来上がっていくかということを考えさせられます。
私個人としては、この本を読んで特に印象に残ったのはオプチナ修道院についての記述です。
この修道院は晩年のドストエフスキーが訪れた、ロシアのとても名高い修道院で、あのトルストイも何度も足を運んでいます。
この本はドストエフスキーのキリスト教理解を学ぶ上でも非常に重要な視点を与えてくれます。
この記事では実際に『カラマーゾフの兄弟』が書かれた背景とはどのようなものだったのかをお話していきます。
「難しい」「読みにくい」と言われることの多いこの作品ですが、なぜそのように感じてしまうのか、その理由にも迫っていきます。
この作品の背景を知ると、『カラマーゾフの兄弟』がまた違って見えてきます。カラマーゾフは面白い!!ぜひおすすめしたい記事です!
フロイトはこの作品でドストエフスキーの生涯や性格をエディプス・コンプレックスの観点から分析し、『カラマーゾフの兄弟』においても父殺しの衝動が彼にそれを書かせたと結論づけます。
ですが、はたして本当にそうだったのでしょうか?
『カラマーゾフ』は本当に父殺しの小説なのかどうかをこの記事では考えていきます。