MENU

当ブログのイチオシ!「ドストエフスキーの旅」三部作~私の渾身のヨーロッパ旅行記を紹介します

dostoyevsky
目次

当ブログのイチオシ!「ドストエフスキーの旅」三部作~私の渾身のヨーロッパ旅行記を紹介します

今回の記事ではタイトルにもありますように、当ブログのイチオシトピックの「ドストエフスキーの旅」三部作をご紹介します。

さて、今回このような紹介記事を書こうと思ったのは当ブログを覗いて下さった方の次のようなお声がきっかけでした。

「記事が多すぎて何を読んでいいのか迷ってしまいました。」

これはまさにその通り。私もそう思います。何せこのブログを初めてからおよそ5年。2024年5月段階で記事総数はなんと1750ほどにもなってしまいました。

しかも当ブログで紹介している記事はジャンルも様々。しかも大量の本紹介記事が並び、僧侶のブログとは到底思えないラインナップとなっています。これでは皆さんを困惑させてしまうのも仕方ありません。

ですが、私にとってはこのブログもすでにライフワークの一部です。私の日々の学びの過程がこのブログに染み込んでいます。かつての記事をサイトのスリム化のために削除するというのはどうしてもできません。

ですが、私としてもぜひぜひ皆さんに読んで頂きたい記事というものがございます。本紹介記事ももちろん一記事一記事気合いを入れて書いていますが、やはりオリジナルの記事というのは私にとっても特に思い入れのあるものになります。そしてこのオリジナルの記事というのがまさに私の旅行記になります。

その最初の試みが2019年に出発した世界一周の旅の旅行記です。

あわせて読みたい
世界一周紀行~世界の宗教と歴史を巡る旅―僧侶の私がなぜ旅に出たのか 私は2019年3月末から80日をかけて13カ国を巡る世界一周の旅に出ました。 そのルートはタンザニア→トルコ→イスラエル→ポーランド→チェコ→オーストリア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→クロアチア→イタリア・バチカン→スペイン→アメリカ→キューバです。 この記事では私がなぜ世界一周の旅に出たのかをお話ししていきます。

私は「宗教とは何か」をテーマに2019年3月末から80日をかけて13カ国を巡る世界一周の旅に出ました。 そのルートはタンザニア→トルコ→イスラエル→ポーランド→チェコ→オーストリア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→クロアチア→イタリア・バチカン→スペイン→アメリカ→キューバというものでした。この時の体験が当ブログの原点になっています。今読み返してみると稚拙さというか、若さを感じる文章で私も恥ずかしさを覚えるのですが、当時の私のありのままがそこにあります。今の私との違いも感じて頂けたら幸いでございます(笑)

そしてここからさらに3年を経て新たに旅に出たのが私の「ドストエフスキーの旅」になります。

私とドストエフスキーの出会いについては、以下の記事でお話ししていますのでこちらをご参照頂ければと思いますが、これからご紹介するドストエフスキーの旅はそうした前情報がなくても純粋に楽しめる旅行記となっていますのでご安心ください。

あわせて読みたい
「なぜ僧侶の私がドストエフスキーや世界文学を?」記事一覧~親鸞とドストエフスキーの驚くべき共通点 親鸞とドストエフスキー。 平安末期から鎌倉時代に生きた僧侶と、片や19世紀ロシアを代表する文豪。 全く関係のなさそうな2人ですが実は重大なつながりがあるとしたらいかがでしょうか。 このまとめ記事ではそうした私とドストエフスキーの出会いと、なぜ僧侶である私がドストエフスキーを学ばなければならないのかを紹介しています。

さて、いよいよ本題に入っていきましょう。こちらが「ドストエフスキーの旅」三部作になります。

『秋に記す夏の印象 パリ・ジョージアの旅』

『ドストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行』

『劇場都市ローマの美~ドストエフスキーとベルニーニ巡礼』

上でも紹介しましたように私は2019年に世界一周の旅に出ました。

そして2022年に今度は「ドストエフスキーの旅」というテーマでヨーロッパを旅しました。

その第一弾が『秋に記す夏の印象~パリ・ジョージアの旅』です。

『秋に記す夏の印象~パリ・ジョージアの旅』

あわせて読みたい
上田隆弘『秋に記す夏の印象 パリ・ジョージアの旅』~ドストエフスキーとトルストイを学ぶ旅 2022年8月中旬から九月の中旬までおよそ1か月、私はジョージアを中心にヨーロッパを旅してきました。 フランス、ベルギー、オランダ、ジョージア・アルメニアを訪れた今回の旅。 その最大の目的はジョージア北部のコーカサス山脈を見に行くことでした。 私は「親鸞とドストエフスキー」をテーマにここ三年間研究を続けてきました。そして今年に入ってドストエフスキーをもっと知るために正反対の存在と言われるトルストイのことも学ぶことになりました。 そしてその過程で知ったのがこのコーカサスの山々だったのです。

2022年8月中旬から9月の中旬までおよそ1か月、私はジョージアを中心にヨーロッパを旅してきました。

フランス、ベルギー、オランダ、ジョージア、アルメニアを訪れたこの旅。

日本人にはあまり馴染みのないジョージアやアルメニアという国をメインに据えた旅ですが、日本と全く異なる世界を体感できた経験はとても貴重なものになりました。

その中でも特におすすめは以下の記事です。これらは予備知識なくとも楽しめる内容となっていますのでぜひ気軽に見て頂けたら幸いです。

あわせて読みたい
(12)ルーブルの『サモトラケのニケ』が好きすぎる!その魅力と歴史、超絶技巧について解説!~ぜひお... ルーブルの至宝『サモトラケのニケ』。 この作品は1863年にエーゲ海のサモトラケ島で発見された彫刻で、「ニケ」というのは「女神」を意味する言葉です。 そしてこのニケはヘレニズム期の紀元前190年頃に制作されたと考えられています。 この彫刻は私がパリで最も強烈な印象を受けた芸術作品になりました。あまりの美しさに完全に魅了されてしまいました。 この記事ではそんなニケの魅力についてお話ししていきます。
あわせて読みたい
(25)アルメニアのわからなさ、ソ連的どん詰まり感にショックを受け体調を崩す。カルチャーショックの洗礼 アルメニア滞在の3日目、私はノアの箱舟の聖地アララト山や世界遺産エチミアジン大聖堂を訪れました。 しかし実はその前日の夕方から私の身体に異変が生じ、エチミアジンの辺りで完全にダウンしてしまったのです。 これは単に体調が悪くなったで済まされる話ではありません。私とアルメニアという国についての根本問題がそこに横たわっていたのでありました。 私の身に何が起こったのか、この記事でお話ししていきます。
あわせて読みたい
(30)ジュタバレーでドストエフスキーの『死の家』を見出す~カフカース滞在で最も印象に残った地 この日の目的地はジュタバレーという、カフカースにおいても特に素晴らしい景色を楽しめることで有名な秘境。 何もかもがどうでもよくなるくらい圧倒的な景色がそこに広がっていました。 トルストイもきっとこんな景色を見ていたのでしょう。 このジュタバレーでの経験はこの旅の最大の収穫となりました。私はカフカースでドストエフスキーの『死の家』を見出したのです。

『ドストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行』

あわせて読みたい
上田隆弘『ドストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行』~文豪の運命を変えた妻との一... この旅行記は2022年に私が「親鸞とドストエフスキー」をテーマにヨーロッパを旅した際の記録になります。 ドイツ、スイス、イタリア、チェコとドストエフスキー夫妻は旅をしました。その旅路を私も追体験し、彼の人生を変えることになった運命の旅に思いを馳せることになりました。私の渾身の旅行記です。ぜひご一読ください。

2022年11月初旬から12月末にかけて、私は再びヨーロッパを旅しました。

ドイツ、スイス、イタリア、チェコ。

これらの国を私は巡ったわけですが、私がこれらの国を訪れたのはロシアの文豪ドストエフスキーゆかりの地であるからです。ドストエフスキーは妻アンナ夫人と共にこれらの国を4年かけて巡っています。そして私もその旅路を辿ろうというのがこの旅の大きな目的です。

フョードル・ドストエフスキー(1821-1881)Wikipediaより

私は2019年夏からの3年半、「親鸞とドストエフスキー」をテーマに学び続けてきました。そしてその集大成として私はこの旅を計画したのでありました。

そしてこの旅行記は単なる旅行記ではありません。この旅行記はドストエフスキーの伝記とのハイブリッドになっています。つまり、これを読めばドストエフスキーの人となりやその波乱万丈の生涯を知ることができます。

ドストエフスキーといえば『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』などの重厚な長編小説で有名です。「難しくて陰鬱で重たい小説家」、きっとそんなイメージが皆さんにもあるのではないでしょうか。ですがこの旅行記ではそんなドストエフスキーとは全く異なる姿を皆さんにご紹介していきます。

ギャンブル中毒で妻を泣かせ続けたダメ人間ドストエフスキー。

愛妻家ドストエフスキー。

子煩悩ドストエフスキー。

最高のパートナーを得てギャンブル中毒を克服したドストエフスキー。

コーヒーを得意になって碾くドストエフスキー。

様々なドストエフスキーをこの旅行記では紹介していきます。

私はドストエフスキーとアンナ夫人のドラマチックな旅が好きで好きでたまりません。

実はこの旅行記のメインはドストエフスキーよりもその妻アンナ夫人にあります。上の記事でそのことについてもお話ししていますのでまずは上の第一回目の記事をご参照頂けたらと思います。

この旅行記はドストエフスキーのことを全く知らない方でも楽しめるように書くことを心掛けました。「有名なドストエフスキーってこんな人だったんだ!」と驚いてもらえる旅行記となっています。

そしてこの旅行記のモデルとなったのはひのまどかさんの「作曲家の物語シリーズ」です。

あわせて読みたい
ひのまどか「作曲家の物語シリーズ」20作品一覧~クラシック入門のおすすめ本!時代背景と文化も学べ... こんなに面白い伝記作品たちに出会えて私は幸せです! 歴史に残る大音楽家たちの人生を当時の時代背景と共に学べる最高の伝記です。 著者のひのまどかさんの圧倒的な語りにはただただ脱帽です。衝撃の面白さです! クラシック音楽に縁のなかった人こそぜひ読んでみて下さい!私もこの作品を通してはじめてクラシックとつながることができました!

伝記でありながら当時の時代背景までわかりやすく記し、さらには著者のひのまどかさんが現地で取材し、その様子も作品に織り込んでいます。これは本当に素晴らしい伝記です。私も大好きなシリーズです。私もひのまどかさんに倣い、自分の足でドストエフスキーゆかりの地を巡り、彼の足跡に思いを馳せながらこの旅行記を執筆しました。

『ドストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行』は当ブログ内でも特に皆さんにおすすめしたい記事となっています。

以下は現地の様子とドストエフスキーについてのエピソードをお話ししたおすすめの記事です。

これらの記事を読んで興味が湧きましたらぜひ最初から順番通りに読まれることを強くおすすめします。この旅行記はまさにドストエフスキー夫妻の物語と連動しています。彼らの波乱万丈の生涯は並の小説よりもはるかに面白いです。ぜひ最初から読んで頂けると幸いです。

あわせて読みたい
(13)バーデン・バーデンでドストエフスキーゆかりの地を巡る~カジノで有名な欧州屈指の保養地を歩く この記事でぜひ皆さんに紹介したいものがあります。これは全世界に声を大にして伝えたいです!ここバーデン・バーデンに世界最高レベルの傑作彫刻があるのだと! バーデン・バーデンでの日々はこの旅で最も強い衝撃を受けたものになりました。この旅のハイライトです! ドストエフスキーが狂ったカジノ、山の中の散歩道、丘の上に立つドストエフスキーの彫刻、ぜひ皆さんにお薦めしたい記事となっています。
あわせて読みたい
(15)ホルバインの『墓の中の死せるキリスト』に衝撃を受けるドストエフスキー~『白痴』にも大きな影... バーデン・バーデンでの地獄の5週間を過ごしたドストエフスキー夫妻はスイスのジュネーブへ向けて旅立ちました。 そしてその途中、バーゼルという街で二人は1泊しある絵を観に行くことになります。 それがハンス・ホルバイン作『墓の中の死せるキリスト」という絵でした。 この絵はドストエフスキーに強いショックを与え、彼の長編『白痴』にも大きな影響を与えることになります。
あわせて読みたい
(28)温泉地バート・エムスのドストエフスキーゆかりの地を訪ねて~結婚後10年経っても夫人に熱烈なラ... 私にとってバート・エムスはドストエフスキーのアンナ夫人への愛を感じられる象徴的な場所です。 結婚後10年経っても妻を熱愛したドストエフスキー。 彼はエムスからアンナ夫人に熱烈なラブレターを送り続けます。 あの『悪霊』を書いた文豪とは思えぬほどのデレデレぶりをぜひ皆さんにお目にかけたいと思います。 愛妻家としてのドストエフスキーを知るならここを超える場所はないのではないだろうかと私は感じています。

『劇場都市ローマの美~ドストエフスキーとベルニーニ巡礼』

あわせて読みたい
【ローマ旅行記】『劇場都市ローマの美~ドストエフスキーとベルニーニ巡礼』~古代ローマと美の殿堂ロ... 私もローマの魅力にすっかりとりつかれた一人です。この旅行記ではローマの素晴らしき芸術たちの魅力を余すことなくご紹介していきます。 「ドストエフスキーとローマ」と言うと固く感じられるかもしれませんが全くそんなことはないのでご安心ください。これはローマの美しさに惚れ込んでしまった私のローマへの愛を込めた旅行記です。気軽に読んで頂ければ幸いです。

上で述べましたように、私は11月初旬から12月まで「ドストエフスキーの旅」と題してヨーロッパを旅しました。そしてその旅行記の中ではお話ししませんでしたが、実は私はこの日程の中でローマも訪れていたのでありました。

私もローマの魅力にすっかりとりつかれた一人です。この旅行記ではローマの素晴らしき芸術たちの魅力を余すことなくご紹介していきます。

「ドストエフスキーとローマ」と言うと固く感じられるかもしれませんが全くそんなことはないのでご安心ください。これはローマの美しさに惚れ込んでしまった私のローマへの愛を込めた旅行記です。気軽に読んで頂ければ幸いです。

以下、特におすすめの記事をいくつかご紹介します。もちろん、この旅行記も順繰り読んでいかれた方がより楽しめるのはもちろんですが、単発のコンテンツだけでも楽しめるように記事を作っています。ぜひ気軽にご覧ください。単なる観光ガイド的な解説から一歩踏み込んだ内容をこれらの記事でお話ししていきます。「え?ローマってこんな面白い場所なんだ!」とびっくりすると思います。

ローマはとてつもなく奥深いです。知れば知るほど興味深い事柄が出てきます。面白いったらありません。すっかり私はローマの虜です。ぜひ皆さんもローマの魅力を味わって頂けたら幸いです。

あわせて読みたい
僧侶ならではのローマおすすめ観光スポット15選!王道からマニアックな教会まで美の極致を味わう この記事では私も大好きなローマのおすすめ観光スポットをご紹介していきます。 サン・ピエトロ大聖堂やコロッセオなどの有名どころだけではなく、観光客があまり訪れないマニアックな教会もこの記事ではご紹介していきます。 ローマは実に素晴らしい街です。ですがあまりに見どころが多すぎるが故の罠もあります。ぜひ当ブログの記事が皆様のお役に立てれば何よりでございます。
あわせて読みたい
(42)ローマ・カトリックを批判したドストエフスキーは美の殿堂・劇場都市ローマに何を思うのだろうか 私にとってはこのローマの滞在中、片時もドストエフスキーを忘れたことはありませんでした。私はこのヨーロッパ滞在中常にドストエフスキーと共にいました。 ではこのローマ滞在においてドストエフスキーは実際にローマをどう思ったのでしょうか。
あわせて読みたい
(13)関係者以外立入禁止のバチカン市国内部を特別に見学!サン・ピエトロ大聖堂の貴重な裏側も! バチカン市国には国家としての機構も当然あります。銀行や郵便局、裁判所などなど様々な施設が領内に存在します。ただ、大聖堂や美術館以外のエリアは関係者以外は立ち入り禁止のため、それらを目にすることは一般観光客にはできません。 ですが、なんと!そこに私は入場できることになったのでした! この記事ではそんな私の体験をお伝えします。普段見ることのできないバチカンの姿を皆さんにご紹介します。
あわせて読みたい
(27)ベルニーニ『聖テレジアの法悦』~バロック美術の最高傑作!コルナーロ礼拝堂の驚異のイリュージ... 官能的とすらいえるほどの恍惚境が表現された衝撃的な彫刻です。 実際に現場で観てみた私も衝撃を受けました。この彫刻がバロックの最高傑作と言われるのがよくわかります。 私はローマ滞在中何度もこの教会を訪れました。何度観ても感嘆してしまいます。電気もライトもない時代にこれほど完璧に光を操ったというのは衝撃的としか言いようがありません。ベルニーニ恐るべしです。

おわりに

ドストエフスキーというと、難しくて重くて近寄りがたい作家というイメージがあるかもしれません。

ドストエフスキーがそういうイメージになってしまったのは主に『罪と罰』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』などその作品の内容によるものではないかと思います。

ただ、彼自身の人柄や生涯を知ってみると面白いものがどんどん出てきます。上の『ドストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行』の箇所でもお話ししましたが、それこそ皆さんもびっくりするようなドストエフスキーを知ることになります。

私個人としてはもはや小説よりも彼の生涯そのものの方がドラマチックで面白いとすら思えています。特に妻アンナ夫人とのヨーロッパ旅行はどんな小説よりもドラマチックで感動的であると私は感じています。

私はそんな二人の旅を追体験するべくヨーロッパを巡りました。

そして二人の旅路に思いを馳せながら実際に現地を訪れ、旅行記を執筆しました。

ドストエフスキーの祖国ロシアのゆかりの地を訪れ、それを記録に残した作品や文章は数多くあることでしょう。ですが、ヨーロッパのゆかりの地に特化して書かれたものはほとんどありません。そうした意味でもドストエフスキーを愛する方々にも微力ながらお役に立てるのではないかと僭越ながら感じております。

ドストエフスキーは面白い!肩肘張らずに読める旅行記を執筆したつもりです。ぜひ楽しんで頂けましたら幸いでございます。

以上、「当ブログのイチオシ!「ドストエフスキーの旅」三部作~私の渾身のヨーロッパ旅行記を紹介します」でした。

Amazon商品ページはこちら↓

回想のドストエフスキー〈1〉 (みすずライブラリー)

回想のドストエフスキー〈1〉 (みすずライブラリー)

次の記事はこちら

あわせて読みたい
バーデン・バーデンのドストエフスキー像を知っていますか?~私がドイツで最も感動した究極の彫刻作品! この記事でぜひ皆さんに紹介したいものがあります。これは全世界に声を大にして伝えたいです!ここドイツのバーデン・バーデンに世界最高レベルの傑作彫刻があるのだと! バーデン・バーデンでの日々は2022年の旅で最も強い衝撃を受けたものになりました。この旅のハイライトです!ミケランジェロ級の素晴らしい彫刻でした!

関連記事

あわせて読みたい
ドストエフスキーおすすめ作品7選!ロシア文学の面白さが詰まった珠玉の名作をご紹介! ドストエフスキーといえば『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』など文学界では知らぬ者のない名作を残した圧倒的巨人です。彼は人間心理の深層をえぐり出し、重厚で混沌とした世界を私達の前に開いてみせます。そして彼の独特な語り口とあくの強い個性的な人物達が織りなす物語には何とも言えない黒魔術的な魅力があります。私もその黒魔術に魅せられた一人です。 この記事ではそんなドストエフスキーのおすすめ作品や参考書を紹介していきます。またどの翻訳がおすすめか、何から読み始めるべきかなどのお役立ち情報もお話ししていきます。
あわせて読みたい
アンナ・ドストエフスカヤ『回想のドストエフスキー』あらすじと感想~妻から見た文豪の姿とは。これを... 私はこの本を読んでドストエフスキーを心の底から好きになりました。 ギャンブル中毒になりすってんてんになるダメ人間ドストエフスキー。生活のために苦しみながらも執筆を続けるドストエフスキー、愛妻家、子煩悩のドストエフスキーなど、意外な素顔がたくさん見られる素晴らしい伝記です。ぜひ読んでみて下さい。きっとドストエフスキーのことが好きになります!
あわせて読みたい
親鸞とドストエフスキーの驚くべき共通点~越後流罪とシベリア流刑 親鸞とドストエフスキー。 平安末期から鎌倉時代に生きた僧侶と、片や19世紀ロシアを代表する文豪。 この全く共通点のなさそうな2人が実はものすごく似ているとしたら、皆さんはどう思われるでしょうか。 と、いうわけで、この記事では親鸞とドストエフスキーの共通点についてざっくりとお話ししていきます。
あわせて読みたい
名刺代わりの小説10選~恥ずかしながら、私、こんな人間です 今回の記事では私がこれまでに最も影響を受けた小説をご紹介していきます。 「名刺代わりの小説10選」という名の通り、これらの作品は私の思考形成に強力な作用を与えています。私という人物のまさに自己紹介的な本達の紹介になりますので、正直少し恥ずかしいと言いますか、できれば紹介しないままでもいいのではないかとも思ったのですが思いきって記事にしてみることにしました。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

真宗木辺派函館錦識寺/上田隆弘/2019年「宗教とは何か」をテーマに80日をかけ13カ国を巡る。その後世界一周記を執筆し全国9社の新聞で『いのちと平和を考える―お坊さんが歩いた世界の国』を連載/読書と珈琲が大好き/

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次