仏教

カラマーゾフの兄弟親鸞とドストエフスキー

『カラマーゾフの兄弟』大審問官の衝撃!宗教とは一体何なのか!私とドストエフスキーの出会い⑵

『カラマーゾフの兄弟』を読んで、「宗教とは何か」「オウムと私は何が違うのか」と悩んでいた私の上にドストエフスキーの稲妻が落ちます。

私は知ってしまいました。もう後戻りすることはできません。

これまで漠然と「宗教とは何か」「オウムと私は何が違うのか」と悩んでいた私に明確に道が作られた瞬間でした。

私はこの問題を乗り越えていけるのだろうか。

宗教は本当に大審問官が言うようなものなのだろうか。

これが私の宗教に対する学びの第二の原点となったのでした。

仏教コラム・法話

中村元訳『ブッダのことば』を読む~お釈迦様のことばに聴く

最古のお経のひとつであるこの『ブッダのことば(『スッタニパータ』)』はお釈迦様が存命当時実際に説かれていた教えに最も近いとされています。

シンプルだけれども心に響く深い味わいがある、そんなお経がこの『ブッダのことば』です。

有名な「犀の角のようにただ独り歩め」という言葉もこのお経で説かれています。私も大好きな経典です。

スペイン編

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼とお遍路~巡礼の旅を考える スペイン編⑯

聖なるもののパワーは実際に人間の心身に作用し、歴史を動かしてきました。

そして現在でも多くの人がサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指し、巡礼の旅を続けています。

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼と四国八十八カ所のお遍路・・・

国や文化も違えど、やはり「巡礼の旅」という点ではやはり共通点があります。

四国八十八カ所もおよそ1400kmの道のりで徒歩だと50日もかかる長旅。

この記事ではそんな巡礼の旅について考えていきます。

スペイン編

サンティアゴ・デ・コンポステーラで聖地の意味について考える スペイン編⑮

先の記事「カトリック巡礼の聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着 スペイン編⑭」ではサンティアゴ・デ・コンポステーラが聖地となったのは9世紀初頭に聖ヤコブの遺骨が見つかったことがきっかけであることをお話ししました。

そしてここサンティアゴ・デ・コンポステーラはエルサレム、バチカンに並ぶカトリック三大巡礼地として非常に重要視されている聖地。

今回の記事ではこの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラと聖なるもののパワーという観点からお話ししていきます。