ネパール

カトマンドゥ第三次インド遠征~ブッダゆかりの地を巡る旅

(73)ネパールの首都カトマンドゥへ~インドとも中国とも違う独特な街並み

カトマンドゥの建築はインドとも中国とも違う独特の建築です。

私が特に気に入った旧王宮の建築は17世紀に作られたものがほとんどで、時代的には比較的最近のものです。しかしこの素晴らしい建築は美術好き、建築好きの心に響くことは間違いないでしょう。

カピラヴァストゥ第三次インド遠征~ブッダゆかりの地を巡る旅

(72)ブッダが生まれ育ったカピラヴァストゥへ~ブッダの王宮は意外と小さい?

ブッダが生まれ育ったカピラヴァストゥ。

やはり現地を歩くと見えてくるものがあります。これまで本の上でしか知らなかった世界がリアルな感触をもって現れてきます。祇園精舎とカピラヴァストゥがこんなにも近い場所にあることも車で走ったからこそ体感できました。現地に来たことでブッダの生活圏が具体的に私の中に染み込んできました。

ルンビニー第三次インド遠征~ブッダゆかりの地を巡る旅

(71)ブッダ生誕の地ネパールのルンビニー、マヤ・デヴィ寺院へ

本日の目的地はブッダ生誕の地ルンビニー。いよいよ国境を越えてネパールに入国します。

ブッダは紀元前463年にお生まれになりました。母のマーヤーが里帰り出産をする帰途で急に産気づき、ここルンビニーで出産することになりました。現在、その場所はマヤ・デヴィ寺院という建物が立つ聖地となっています。

仏跡現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

【仏教講座・現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯】記事一覧~目次としてご利用ください

この連載記事を読めばブッダの生涯だけでなく当時のインド社会の雰囲気も感じて頂けることでしょう。これはきっと皆さんにとっても刺激的な体験になると思います。

「宗教や仏教を学ぶ」と言いますと肩肘張ったものになってしまうかもしれませんが、ぜひ気楽にブッダという一人の偉人の生涯に触れて頂けたらなと思います。

クシナガラ現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

(24)ブッダのクシナガラでの入滅~従者阿難と共に最後の旅へ出かけるブッダ。80年の生涯に幕を閉じる

さて、ここまで23回にわたりブッダの生涯についてお話ししてきましたが、この24回目でついにブッダの生涯も終わりを迎えることになります。

この記事ではブッダの最後の旅についてとその死去と火葬についてお話ししていきます。ブッダの80年に渡る生涯がいよいよ幕を閉じます。

インド現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

(22)ブッダ、生まれ故郷に凱旋帰国!息子ラーフラや従弟アーナンダなど釈迦一族の大量出家!

前回の記事まででブッダ教団の急拡大についてお話ししました。

有能な弟子たちの加入や大国の国王達や大商人の支援によってブッダ教団は正真正銘の大教団として台頭してきます。

その長たるブッダがいよいよ生まれ故郷へと帰還することになります。今回の記事ではその顛末についてお話ししていきます。

現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

⑻ブッダの6年間の修行生活~二人の師による瞑想法の伝授と厳しい苦行に勤しむ苦行者ブッダ

ブッダは大国マガダ国へやって来ました。 ブッダがここへはるばるやって来たのはここに当時最高峰の瞑想行者がおり、彼らから修行の基本である瞑想法を習うためでした。 今回の記事ではブッダの厳しい苦行生活についてお話ししていきます。 あの有名なガンダーラの断食仏像で表現されたガリガリの姿はまさにこの苦行時代のブッダになります。

ネパール現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

⑹ブッダの出家はどのようにして行われたのか~馬丁チャンナと愛馬カンタカとの深夜の旅立ち

鬱々としていた日々を過ごしてきたブッダはついに大いなる志を胸に旅立ちます。しかし王宮に住むブッダが誰にも知られずにそこから脱出するのは至難の業。そこで頼ったのが馬丁のチャンナと愛馬カンタカだったのでした。今回の記事ではそんなブッダの出家の顛末をお話しします。

カピラ城現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

⑷シャカ族の宮殿カピラヴァストゥを訪ねて~若きブッダが過ごした都を歩き私が感じたこと

シャカ族の都であるカピラヴァストゥで若き日々を過ごしたブッダ。前回の記事ではそんなブッダが四門出遊を通して出家への意思を固めるところまで見ていきましたが、今回の記事ではその舞台となった地を実際に歩いて私が感じたことをお話ししていきます。実際に現地で見たからこそ見えてきたブッダの姿がありました。

カピラヴァストゥ現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

⑶ブッダはなぜ家を捨て出家したいと願ったのか~カピラヴァストゥでのブッダの青年期と四門出遊

前回の記事ではブッダの誕生についてお話ししましたが、今回の記事ではそんなブッダの青年期についてお話ししていきます。

ブッダが出家を志すきっかけとなった「四門出遊」についてや、彼が暮らしたカピラヴァストゥの王宮についてもこの記事ではお話ししていきます。