安倍文珠院の快慶作国宝・文殊菩薩像は美の極み!意識を持っていかれるほどの美に恍惚

【親鸞伝の旅】安倍文珠院の快慶作国宝・文殊菩薩像は美の極み!意識を持っていかれるほどの美に恍惚
「あなたの中で一番好きな仏像は何ですか?」
はい。これは非・常~~~に困る質問です。
何せ日本には素晴らしい仏像がたくさんあります!
その中で一番を決めろと言われても困ってしまうのでありますが、強いて挙げるならば、私は安倍文珠院の『文殊菩薩像』と答えることでありましょう。
・・・安倍文珠院の『文殊菩薩像』?
いかがでしょうか。この名を聞いてぱっと思い浮かぶ方はどれほどおられるでしょうか。きっと少ないのではないかと思います。
実は私も最近まではそうだったのです。
ですが、『親鸞伝』の執筆をするために様々な本を読んでいたところこの仏像の存在を知り、現地にまで行くことになりました。
こちらの地図を見て頂けますとわかりますように、安倍文珠院は奈良南部にあります。正直、車がないとなかなか行きにくい場所です。しかも京都・奈良観光というただでさえ見どころが多く、時間が足りない中ではなかなか選択肢に入らないのも納得です。私もそうした面からこれまでノーマークのお寺だったのでした。
ですが、このお寺を訪れて私は衝撃を受けました。まさかこんなところにこんなに素晴らしい仏像があったとは!
まさに美の極致・・・!私はしばらく意識を失うほどこの像に魅了されてしまったのでした。

この看板の真ん中におられるのが文殊菩薩様です。私が初めてお会いした時は特別拝観中で、獅子から降りた状態のお姿を見ることができました。
詳しい解説や写真についてはこちらの安倍文珠院公式ページを見て頂きたいのですが、これほどの国宝群が一堂に会しているお寺があまり知られていないというのは私にとっても驚きでした。
そして先ほど、意識を失ってしまうほど魅了されたと私は言いましたが、もちろん、意識を失って倒れたわけではありません。時間間隔を失ってしまうほどこの仏像に魅了され、気づけば10分以上の時が経ってしまっていたということです。
こうした体験はサンピエトロ大聖堂のミケランジェロ作『ピエタ像』やルーブル美術館の『サモトラケのニケ』以来です。


これらの彫刻を見た時も、私は意識を失っています。
圧倒的な美に恍惚すると、人間は意識を持っていかれるのです。これは私の体験したことです。
それと同じことがこの『文殊菩薩像』で起こりました。
それほどの美しさだったのです。
私はあえて、そのどこが美しかったのかは言いません。
ただ、意識を持っていかれるほどの美しさだったことは強調しておきましょう。
それほど素晴らしい仏像です。ぜひこのお寺まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
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