世界遺産セビリア大聖堂とコロンブスのお墓~『カラマーゾフの兄弟』とのつながりも スペイン編30
セビリアはアンダルシアの州都でこの地方最大の都市。
16世紀から17世紀にはスペイン最大の都市となり、現在でもスペインで4番目の街です。
私の目的地セビリア大聖堂は1402年から建築が始まり1519年に完成した大聖堂。
「後世の人が正気の沙汰とは思えないと言うほどのカテドラルを建てよう」という言葉を合言葉に建築された巨大な大聖堂です。
そしてあまり知られていませんが、ここセビリアはドストエフスキーの代表作『カラマーゾフの兄弟』のハイライトと言える「大審問官の章」の舞台となっています。この記事ではそんなセビリアとドストエフスキーについてもお話ししていきます。