大銀行家アブラハムとメンデルスゾーン銀行の繁栄~作曲家フェリックス・メンデルスゾーンの父ーあのロスチャイルド家とのつながりも
『かつて私は偉大な父の息子として知られていた。だが今では偉大な息子の父親として知られている』と話すフェリックス・メンデルスゾーンの父アブラハムですが、やはり彼も並々ならぬ人物でした。
大銀行家として財を成したアブラハムとあのロスチャイルド家とのつながりも非常に興味深いものがありました。
『かつて私は偉大な父の息子として知られていた。だが今では偉大な息子の父親として知られている』と話すフェリックス・メンデルスゾーンの父アブラハムですが、やはり彼も並々ならぬ人物でした。
大銀行家として財を成したアブラハムとあのロスチャイルド家とのつながりも非常に興味深いものがありました。
作曲家フェリックス・メンデルスゾーンの祖父モーゼス。
彼はデッサウのゲットー出身の貧しいユダヤ人でしたが、たった一代でヨーロッパを代表する哲学者となります。「ドイツのソクラテス」、「現代のプラトン」とまで称され、あのカントやゲーテも激賞するほどの大人物でした。
この記事ではそんなモーゼスの偉業を紹介しています。
この伝記も非常におすすめです!奇跡の一冊です!読んでいて驚くようなことが大量に出てきます
祖父モーゼスが大哲学者だったこと。そして父アブラハムもあのロスチャイルドと一時期並ぶほどの大銀行を設立していたこと
これは衝撃の事実でした。特に祖父モーゼスがあのカントが尊敬していたほどの人物だったという事実には度肝を抜かれました
この伝記はメンデルスゾーンの入門書として非常に優れています。
彼の生涯が130ページほどでコンパクトにまとめられており、しかも読みやすく、面白い。
また、この伝記の特徴として、伝記部分を終えた後に60ページほどを使って曲の紹介をしている点が挙げられます。この本はメンデルスゾーンの曲を聴く際の貴重なガイドとなります。
これまで作曲家の物語シリーズをひたすら読んできたわけですが、正直、一番好きになったとも言える人物がこのメンデルスゾーンでした
この伝記はあまりにドラマチックなメンデルスゾーンの生涯をひのまどかさん流の最高の語り口で堪能することができます。もうこれは読んで下さい!絶対に後悔しません!最高の読書体験になること請け合いです!