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連載「ユゴーの原作『レ・ミゼラブル』を読む」

ユゴーの原作『レ・ミゼラブル』を読む
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連載「ユゴーの原作『レ・ミゼラブル』を読む」

皆さんこんにちは、錦識寺の上田隆弘です。

さて、すでに当ブログでは現在『親鸞伝~悩み多き英雄の偉大なる生涯』、『カラマーゾフを読む』の2つの連載が始まっていますが、ここでさらにもう1つの連載を始めていきたいと思います。

それが「ユゴーの原作『レ・ミゼラブル』を読む」になります。

『レ・ミゼラブル』といえば日本でも大人気のミュージカルとして有名な作品です。私もミュージカルが大好きで何度も観劇し、その度に号泣しています。

さて、そんな『レ・ミゼラブル』でありますが、私がこの作品と出会ったのは何を隠そう、ロシアの文豪ドストエフスキーがきっかけでした。

ドストエフスキー(1821-1881)Wikipediaより

私は2019年から2023年にかけて「親鸞とドストエフスキー」をテーマに研究を続けていたのでありますが、このドストエフスキーが愛してやまなかった作品こそこの『レ・ミゼラブル』だったのです。

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詳しくは上の記事でお話ししていますのでこれ以上は述べませんが、私にとっての『レ・ミゼラブル』はまず、「あのドストエフスキーが愛した作品」であったのです。

そしてそれはやがて「私の大好きなミュージカル作品」となり、今や「私のインドのテーマソング」となっています。

ーインドのテーマソング?

そうなのです。

私は2024年にインドの仏教遺跡を巡る旅に出たのですが、その時にひたすら聴いていたのがレミゼのサントラだったのです。

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インドの仏跡はとにかく広大なエリアに点在しています。そのため車での移動時間が1日10時間以上の日が何日もありました。5、6時間で済んだ日は「今日は移動が少なくて助かったな」と思ったものです。

そしてそんな車中でひたすら聴いていたのがこのレミゼだったのです。

Amazon商品紹介ページより

このサントラはストーリーの展開に沿って曲が配置されていて、ほとんどミュージカルそのものを見ているかのように音楽を聴くことができます。

つまり、私は車中でインドの風景を見ながらひたすらレミゼの世界に浸り続けていたのです。

こういうわけで、今や私にとってレミゼはインド旅のテーマソングと化してしまったのでありました。

ただ、そこはさすがはレミゼです。単なるBGMでは終わりません。

やはりレミゼは偉大なる物語です。その音楽を通してありありとジャン・ヴァルジャンの人生を追体験することになります。インドという異国の地でその生涯に思いを馳せた体験は私にとっても忘れられないものとなりました。

そして今、私は「カラマーゾフを読む」という記事を当ブログで連載していますが、実は原稿自体はすでに全て書き終えています。記事総数は90を超える大部になってしまいましたが、この連載によってより深く作品と向き合えたのは間違いありません。「親鸞とドストエフスキー」研究をしてきた中で、改めてその核である『カラマーゾフ』をじっくり読めたのは実にありがたい機会でありました。

で、あるならば、レミゼもぜひやってみたい。ドストエフスキーも愛したこの小説を今一度しっかりと読み直したい。

そんな思いが私の中に生まれてきたのでありました。

今回の連載もコンセプトは至ってシンプルです。私の中でぐっと来た部分をただひたすら書き出し、思うことを述べていくだけです。

私がこうした記事を書こうと思ったのは以前当ブログでも紹介したウナムーノの『ドン・キホーテとサンチョの生涯』がきっかけです。

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私もウナムーノのように愛する作品について自由に、熱く語りたい。僭越ながらそんなことを思ったのでありました。

では、次の記事より本編を始めていきたいと思います。

続く

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この記事を書いた人

真宗木辺派函館錦識寺/上田隆弘/2019年「宗教とは何か」をテーマに80日をかけ13カ国を巡る。その後世界一周記を執筆し全国9社の新聞で『いのちと平和を考える―お坊さんが歩いた世界の国』を連載/読書と珈琲が大好き/

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