『レ・ミゼラブルー舞台から映画へ』~映画レミゼがいかにすごい映画かを知れるおすすめガイドブック!
この本もまたものすごく面白かったです・・・!これはぜひおすすめしたい1冊です!
この本は全20章に分けてレミゼの映画化までの歴史が語られます。解説書というよりドキュメンタリー小説と言った方がぴったりかもしれません。ぐいぐい引き込まれます。
この本を読めば映画を観る時の印象ががらっと変わると思います。この映画がいかにすごいのか、そしてレミゼの素晴らしさをもっともっと知ることができます。
この本もまたものすごく面白かったです・・・!これはぜひおすすめしたい1冊です!
この本は全20章に分けてレミゼの映画化までの歴史が語られます。解説書というよりドキュメンタリー小説と言った方がぴったりかもしれません。ぐいぐい引き込まれます。
この本を読めば映画を観る時の印象ががらっと変わると思います。この映画がいかにすごいのか、そしてレミゼの素晴らしさをもっともっと知ることができます。
この本を読んで原作からミュージカルを作り上げていくことがいかに高度な仕事なのかを思い知らされました。
今ではレミゼの映画や音楽に触れる度、こうした製作陣の超一流の仕事に思いを馳せています。
この本はミュージカルを楽しむ新たな視点を授けてくれます。この本もものすごくおすすめです。
レミゼファンはもちろん、舞台やミュージカル、映画などに興味のある方にもぜひおすすめしたい一冊です。
前回の記事ではレミゼのおすすめの参考書、ディヴィッド・ベロス著『世紀の小説 『レ・ミゼラブル』の誕生』をご紹介しました。
今回の記事ではその本の中でレミゼの主人公であるジャン・ヴァルジャンについて書かれた箇所を紹介していきます。ジャン・ヴァルジャンは世界文学史上、圧倒的な位置を占める英雄です。彼の存在は一体何を意味するのか、読者に何を伝えんがために存在するのか。そのことを今回の記事では考えていきたいと思います。
この本はものすごいです。とにかく面白い!
大好きなレミゼがどのようにして生まれ、そしてどのように広がっていったのか、そしてミュージカルとのつながりや物語に込められた意味など、たくさんのことを知ることができます。
「『レ・ミゼラブル』の伝記」というのはまさに絶妙な言葉だと思います。この本にぴったりの称号だと思います。
ぜひぜひおすすめしたい名著中の名著です!
ファンテーヌが無礼な男から服に雪を入れられ、それに反撃したが故に連行され牢獄行きを宣告されたシーンはレミゼを観た人には強烈なインパクトがあったと思います。そして作中でそんなファンテーヌを救ったのがジャン・バルジャンでした。
実はこの「捕らえられた娼婦と彼女を解放する紳士」という構図はユゴー自身が実際に体験した出来事がモデルになっているのです。
ユゴーはこれとまさに同じ場面をレミゼ執筆に先立つ1841年に体験していたのです。
今回はそんなファンテーヌのもとになった出来事をこの本から見ていきたいと思います。
この本は1840年代から1850年代半ばの『レ・ミゼラブル』執筆に大きな影響を与えた時期のユゴーを知ることができる作品です。
この本ではレミゼにつながるユゴーの体験がいくつも出てきます。
レミゼが生まれてくる背景やユゴーが当時何に関心を持ち、どのような行動を取っていたかをこの本では知ることができます。これはとても興味深かったです。とてもおすすめな一冊です。
徒刑囚として19年も服役したジャン・バルジャン。
そんな荒みきっていた彼はミリエル司教と出会い、新たな人生を歩むことを誓います。
ジャン・バルジャンはその後マドレーヌという名前で生活し、別の街で工場長、そして市長にまでなっていたのでした。
パリの貧困層出身だったジャン・バルジャンがなぜここまで成功することができたのか。よくよく考えれば不思議ですよね。徒刑囚だった頃とはまるで別人です。
今回の記事ではなぜジャン・バルジャンがここまでの成功を遂げることができたかをお話ししていきます。
コゼットはもはや世界で最も有名な少女と言っても過言ではありません。
困窮に苦しむファンテーヌの手を離れてテナルディエ家に預けられたコゼット。彼女はまるでシンデレラのようにこき使われ、いじめられていたのでした。
ですがミュージカルや映画を観た人はもしかしたら次のような疑問を持ったかもしれません。
「なぜテナルディエみたいな悪党の家にわざわざコゼットを預けてしまったのか」と。
この記事ではそんなコゼットとテナルディエ一家の背景を見ていきます。
ユゴーはこうした貧しい女性の問題、捨てざるをえなくなった子供たちの問題をこの作品で表現しています。ファンテーヌの悲惨は彼女一人だけでなく社会全体の悲惨でもあったのです。ユゴーはそんな社会を変革したいという願いもこの作品に込めていたのでありました。
ファンテーヌを知ることは当時のフランス社会が抱えていた問題を知ることにもなります。
こうした背景を取り込みつつミュージカルや映画の短い時間でそれを表現した製作陣のすごさには恐れ入るばかりです。ますますレミゼが好きになりました。
19年の徒刑生活で身も心も荒みきっていたジャン・バルジャンはミリエル司教の慈しみに触れ改心しました。
ミュージカルでは銀器を贈られ、見逃してくれたことでジャン・バルジャンはこれまでの生き方を悔い、新たな人生を生きることを誓いました。
ですが原作ではここからさらにもう一つの事件があったのです。ジャン・バルジャンが真に改心したのは実はその事件がきっかけだったのです。
ミュージカルでは時間の関係上このエピソードはカットされてしまいましたが、原作ではこの事件は非常に大きな意味を持った事件です。