2020年8月

『レ・ミゼラブル』をもっと楽しむために

長編小説と読書の3つのメリット~今こそ名作を読もう!『レ・ミゼラブル』を読んで感じたこと

皆さんは長編小説と言えばどのようなイメージが浮かんできますか?

古典。難しい。長い。つまらない。読むのが大変・・・などなど、あまりいいイメージが湧いてこないかもしれません。

特に一昔前の有名な作家の古典となると、それは余計強まるのではないでしょうか。

ですが今回レミゼを読み終わってみて、長編小説ならではのいいところがたくさんあることを改めて感じました。

この記事では普段敬遠されがちな長編小説のメリットと効能を考えていきたいと思います。

『レ・ミゼラブル』をもっと楽しむために

ジャヴェール(ジャベール)はなぜ死んだのか。『レ・ミゼラブル』原作からその真相を探る。

前回の記事「ジャヴェールこそレミゼのもう一人の主人公である!愛すべき悪役ジャヴェールを考える」ではジャヴェール(ジャベール)こそ『レ・ミゼラブル』のもう一人の主人公であるということをお話ししました。

そして今回の記事ではそのジャヴェールがなぜ自ら死を選んだのかということを、レミゼの原作にたずねていきます。

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ジャヴェールこそ『レ・ミゼラブル』のもう一人の主人公である!愛すべき悪役ジャヴェールを考える

私にとって、『レ・ミゼラブル』で最も印象に残った人物がこのジャヴェールです。

このキャラクターの持つ強烈な個性がなんとも愛おしい。

たしかに悪役なのですがなぜか憎みきれない。

そんな魅力がこの男にはあります。

この記事ではそんな「もう一人の主人公」ジャヴェールについてお話ししていきます。

『レ・ミゼラブル』をもっと楽しむために

ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』解説とあらすじ・感想~ユゴーの原作との比較

ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』解説とキャスト、あらすじ 原作の『レ・ミゼラブル』を読み終わった私は早速その勢いのままにミュージカル映画版の『レ・ミゼラブル』を観てみることにしました。 予告編の段階でその壮大さが感じら…

『レ・ミゼラブル』をもっと楽しむために

『レ・ミゼラブル㈤ 第五部 ジャン・ヴァルジャン』あらすじ感想―感動のクライマックス!ドストエフスキーがレミゼを好きでいてくれてよかった!!

さあ、ついに『レ・ミゼラブル』も最終巻。

最高に美味しいものを心ゆくまで味わった幸福な満腹感とでも言いましょうか、とにかく心地よい満足感です。

これまでずっと戦い続けてきたジャン・ヴァルジャンに「お疲れ様」とねぎらいたくなる気持ちでいっぱいになります。

この物語には救いがあります。読んでいて元気が出ます。

この作品をドストエフスキーが好きでいてくれてよかった!

ドストエフスキーは人間のどす黒さを描く暗い作家というイメージが世の中では根強いです。

ですがそんな彼が愛してやまない作品がこの光あふれる『レ・ミゼラブル』なのです。

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『レ・ミゼラブル㈣ 第四部 プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩』あらすじ感想―大迫力のバリケード戦!物語は一気に佳境へ

第4巻からクライマックスに向けて一気に物語は動いていきます。

第4巻、第5巻と続くバリケード戦の迫力は圧倒的です。まるでハリウッド映画のようです。映像ではなく言葉でこれを表現できるというのは驚くべきことだと思います。

読んでいて本当に物語の世界観に没入させられます。こういう読書体験は一度体験すると病みつきにさせられてしまうほどです。

さて、いよいよ次で最終巻。ジャン・ヴァルジャンの物語もフィナーレを迎えます。

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『レ・ミゼラブル㈢ 第三部 マリユス』あらすじ感想―物語のキーパーソン、マリユスの登場

この巻では青年マリユスの生い立ちや彼の人柄がほぼ丸々1冊をかけて描かれることになります。

第3巻の最後にはテナルディエ一家とジャン・ヴァルジャン、そしてジャヴェールとの手に汗握る対決のシーンがあります。ここも見逃せません。

壁の穴からその顛末をのぞくマリユスの目を通して私たち読者もそのシーンを目撃することになります。

このシーンも本当に素晴らしいです。驚くべき臨場感!

こんなシーンを言葉のみで表現するユゴーの力にはただただ脱帽するしかありません。

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『レ・ミゼラブル㈡ 第二部 コゼット』あらすじ感想―薄幸の美少女コゼットとジャン・ヴァルジャンの出会い

第2巻は物語の展開がドラマチックで、なおかつ息もつかせぬ緊張感があります。

ここまで読み進めることができたらもう止まることはできません。

きっとここからは挫折することなく一気に読んでいくことができるでしょう。

いよいよ盛り上がって参りました。『レ・ミゼラブル』、非常に面白いです。

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『レ・ミゼラブル㈠ 第一部 ファンチーヌ』あらすじ感想―偉大なる主人公ジャン・ヴァルジャンとは!

わずか一片のパンを盗んだために、19年間の監獄生活を送ることになった男、ジャン・ヴァルジャン。

ジャン・ヴァルジャンという名を聞けば、おそらくほとんどの人が「あぁ!聞いたことある!」となるのではないでしょうか。この人ほど有名な主人公は世界中見渡してもなかなかいないかもしれません。

そのジャン・ヴァルジャンの過去や彼の心の支えとは何なのかということがこの第一部「ファンチーヌ」で明らかにされます。

ということで早速この本を読み始めてみると、驚きの展開が待っています。

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今こそ『レ・ミゼラブル』の原作を!ミュージカルとも違うその魅力とは

『レ・ミゼラブル』は分量も多く、原作はほとんど読まれていない作品ではあるのですが、基本的には難しい読み物ではなく、わかりやすすぎるほど善玉悪玉がはっきりしていて、なおかつ物語そのものもすこぶる面白い作品です。

ぜひミュージカルファンの方にも原作をおすすめしたいです