仏教コラム・法話

マンサ・デーヴィー寺院仏教コラム・法話

(5)ハリドワールのマンサ・デーヴィー寺院に神々のテーマパークを感じる~ヒンドゥー教の世界観への没入体験

ハリドワールを見下ろす山の山頂に立つマンサ・デーヴィー寺院。こちらはヒンドゥー教徒から篤い信仰を受けている寺院で、毎日多くの参拝者が訪れています。

私もここにお参りし、ヒンドゥー教世界のディープな雰囲気を体感することになりました。現地に行ったからこそ感じた思いをこの記事ではお話ししています。

ハリドワール仏教コラム・法話

(4)どうしてインド人は聖なるガンジス川が汚くても気にならないのだろうか~沐浴者の横を流れるゴミにふと思う

ハリドワール滞在2日目。この日の早朝、私は沐浴する一人の男性に目を奪われました。 熱心にガンジス川の水を浴びるその姿に信仰心の篤さを感じたのです。しかしその真横を流れるゴミを見て、ガンジスの汚さについても考えざるを得なくなりました。なぜインド人は聖なる川が汚くても気にならないのだろうかと。

ハリドワール仏教コラム・法話

(3)ハリドワールの祈りの儀式プージャを体験~巡礼者達の熱気とエンタメ性溢れる祭式に驚愕

日中に街を一回りしただけでショック状態に陥ってしまったものの、ハリドワールのメインはここから。ここでは毎晩メインガートにて祈りの儀式、プージャが執り行われます。これを観るのを私は楽しみにしていたのでした。

そして私はこの夜、インド人の熱気に圧倒されることになったのでした。

仏教コラム・法話

(2)ガンジス上流の聖地ハリドワールへ~ヒンドゥー教巡礼の聖地は想像以上にディープな世界だった

デリー空港に到着した私はそこから北に向かい、ガンジス川上流のヒンドゥー教聖地ハリドワールを目指しました。ガンジスの聖地といえばヴァーラーナシーが有名ですが、実はそこだけが聖地なのではありません。むしろハリドワールの方がきれいで近年人気があるという話もあるほど…。しかし現実はそう甘くはなかったのでした。

インド仏教コラム・法話

(1)なぜ私はインドに行きたくないのか、どうしてそれでもインドに行かねばならぬのか、それが問題だ。

2023年8月下旬、私はインドへと向かいました。

私にとって初めてのインド・・・。

悪名高いインドの衛生状況やカオスぶりに私は渡航前から随分ナーバスになっていたのでありました。この記事ではそんな私のインド渡航の始まりについてお話ししていきます。

インド、スリランカ仏教コラム・法話

【インド・スリランカ仏跡紀行】仏教聖地を巡る旅~インドに呼ばれた私はそこで何を感じたのか

三島由紀夫は生前こう言っていたそうです。「インドには、人それぞれに行く時期が必ず自然に訪れる」と。

このインドの旅は私の「宗教を巡る旅」の終着点でもあります。様々な宗教や文化を学んできた私にとって、やはり最後に行き着く場所は仏教誕生の地インドでなければなりません。

仏跡仏教コラム・法話

【仏教講座・現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯】記事一覧~目次としてご利用ください

この連載記事を読めばブッダの生涯だけでなく当時のインド社会の雰囲気も感じて頂けることでしょう。これはきっと皆さんにとっても刺激的な体験になると思います。

「宗教や仏教を学ぶ」と言いますと肩肘張ったものになってしまうかもしれませんが、ぜひ気楽にブッダという一人の偉人の生涯に触れて頂けたらなと思います。

インド仏教コラム・法話

(25)ブッダ死去後の仏教の歴史を極簡単に解説~仏教教団の歩みと伝播。日本伝来についても一言

今回の記事では全21回の連載記事のまとめも兼ねてブッダ死去後の仏教の歩みについて極々ざっくりとお話ししていきます。世界にまたがる2000年以上の歴史をほんの1ページでまとめるというのはあまりに無謀なことではありますが、仏教の流れを知る上でもきっとお役に立てるのではないかと考えています。

クシナガラ仏教コラム・法話

(24)ブッダのクシナガラでの入滅~従者阿難と共に最後の旅へ出かけるブッダ。80年の生涯に幕を閉じる

さて、ここまで19回にわたりブッダの生涯についてお話ししてきましたが、この20回目でついにブッダの生涯も終わりを迎えることになります。

この記事ではブッダの最後の旅についてとその死去と火葬についてお話ししていきます。ブッダの80年に渡る生涯がいよいよ幕を閉じます。

ブッダ仏教コラム・法話

(23)ブッダ教団にスキャンダル!?悪意ある誹謗中傷に対しブッダはどのように対応したのだろうか

ここまでの記事でブッダ教団の急拡大を見てきましたが、これだけ急激に勢力が増したとなるとやはりそれを快く思わない人間も出てくることになります。

ブッダの生涯の中ではそれほど重大事件としては扱われないものではありますが、今回の記事では現代を生きる私達にも大いに参考になるエピソードをここで紹介したいと思います。