ルネサンス

ドストエフスキードストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行

バーデン・バーデンのドストエフスキー像を知っていますか?~私がドイツで最も感動した究極の彫刻作品!

この記事でぜひ皆さんに紹介したいものがあります。これは全世界に声を大にして伝えたいです!ここドイツのバーデン・バーデンに世界最高レベルの傑作彫刻があるのだと!

バーデン・バーデンでの日々は2022年の旅で最も強い衝撃を受けたものになりました。この旅のハイライトです!ミケランジェロ級の素晴らしい彫刻でした!

dostoyevsky親鸞とドストエフスキー

当ブログのイチオシ!「ドストエフスキーの旅」三部作~私の渾身のヨーロッパ旅行記を紹介します

この旅行記はドストエフスキーを知らない方にも楽しんで頂けるよう執筆しました。

また、ロシアのドストエフスキーゆかりの地巡りは数多くあれどヨーロッパに特化して書かれたものはなかなかありません。そうした意味でもドストエフスキーを愛する方々にも微力ながらお役に立てるのではないかと僭越ながら感じております。

アジャンタ第二次インド遠征~インド中南部の遺跡を訪ねて

(23)アジャンタ石窟でインド仏教絵画の最高傑作を堪能!千年間忘れ去られていた驚異の仏教遺跡を訪ねて

彫刻はエローラ。絵画はアジャンタ。これで決まりです。

インド仏教芸術の極致を味わうならぜひこの二つをセットで見ることをおすすめします。

アジャンタも実に素晴らしい場所でした。あの蓮華手菩薩の指先は忘れることができません。指先と指先が触れるあの究極の一点・・・!あれは奇跡です。まごうことなき奇跡でした。

小椅子の聖母イタリアルネサンスと知の革命

ラファエロ『小椅子の聖母』の魅力について考えてみた~フィレンツェ、ピッティ宮の名画に思う

私はラファエロの『小椅子の聖母』が大好きです。この名画はロシアの文豪ドストエフスキーにも愛された作品として知られています。

フィレンツェのピッティ宮で観たオリジナルは実に素晴らしいものでした。

この記事ではそんなラファエロの傑作を観た時の体験をお話ししていきます。

ボッティチェッリのマリアイタリアルネサンスと知の革命

ボッティチェッリのマリアに夢中!フィレンツェの顔ウフィツィ美術館を訪ねて

フィレンツェの王道、ウフィツィ美術館を訪れて思わぬ出会いをすることになりました。それがボッティチェッリのマリアでした。私は彼女から目を離せなくなってしまいました・・・!

ボッティチェッリの絵は何かが違います。そう、言うならば顔力(がんりき)とでも言うべきものをボッティチェッリからは感じるのです。

フィレンツェイタリアルネサンスと知の革命

フィレンツェを知るためのおすすめ参考書一覧~ダ・ヴィンチやマキャヴェリ、ダンテなど芸術や歴史、文学など奥深き世界を堪能

前回の記事ではイタリア・ローマを知るためのおすすめ参考書をご紹介しましたが、今回の記事ではフィレンツェについてのおすすめ本をご紹介していきます。

フェイレンツェといえばボッティチェリやレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなど言わずもがなの巨匠の作品が今なお世界中の人を魅了し続けている華の都です。

ですがそんなフィレンツェではありますが、いざこの街がどのような歴史を経てどのように芸術が花開くことになったかというのは意外とわかりにくいです。

ルネッサンス芸術という言葉は知っていてもいざこの芸術が実際にどのようなものなのか、それが黄金期を迎える時代背景は何だったのか。

知れば知るほど面白いフィレンツェです!ぜひこの記事を役立てて頂ければ幸いです。

ローマおすすめ観光スポットローマ帝国の興亡とバチカン、ローマカトリック

ローマおすすめ参考書一覧~歴史、文化、宗教、芸術!ローマがもっと面白くなる名著を一挙ご紹介!

前回の記事「僧侶推薦ローマおすすめ観光スポット15選!王道からマニアックな教会まで美の極致を味わう」ではローマのおすすめスポットをご紹介しましたが、この記事ではそんなローマをもっと楽しむためのおすすめの参考書、ガイドブックをご紹介していきます。

それぞれのリンク先ではより詳しくその本についてお話ししていますのでぜひそちらもご参照下さい。

ローマはあまりに奥が深い。そして知れば知るほどはまってしまう底なし沼のような存在です。私もこのローマの浪漫にすっかりとりつかれてしまいました。

この記事が皆様のお役に立てましたら私としては幸いでございます。

ローマおすすめ観光スポット『ローマ旅行記』~劇場都市ローマの魅力とベルニーニ巡礼

僧侶ならではのローマおすすめ観光スポット15選!王道からマニアックな教会まで美の極致を味わう

この記事では私も大好きなローマのおすすめ観光スポットをご紹介していきます。

サン・ピエトロ大聖堂やコロッセオなどの有名どころだけではなく、観光客があまり訪れないマニアックな教会もこの記事ではご紹介していきます。

ローマは実に素晴らしい街です。ですがあまりに見どころが多すぎるが故の罠もあります。ぜひ当ブログの記事が皆様のお役に立てれば何よりでございます。

ローマとドストエフスキー『ローマ旅行記』~劇場都市ローマの魅力とベルニーニ巡礼

(42)ローマ・カトリックを批判したドストエフスキーは美の殿堂・劇場都市ローマに何を思うのだろうか

これまで41回にわたってローマの旅行記を更新してきました。

この旅行記の序文でお伝えしたように、私は「ローマカトリックが嫌いなドストエフスキーではあるが、その本山サンピエトロ大聖堂やローマのベルニーニの舞台芸術に心奪われずにいられるだろうか」という問いを立てローマを巡りました。

私にとってはこのローマの滞在中、片時もドストエフスキーを忘れたことはありませんでした。私はこのヨーロッパ滞在中常にドストエフスキーと共にいました。

ではこのローマ滞在においてドストエフスキーは実際にローマをどう思ったのでしょうか。

本当のところはドストエフスキーが何も書き残していない以上わかりません。ですが、そうではあるものの、私は「ドストエフスキーはローマを好きだけども嫌いになったであろう」という結論に至りました。

『ローマ旅行記』~劇場都市ローマの魅力とベルニーニ巡礼

(41)天才ベルニーニの死~よきカトリック教徒として生き、死のうとした巨匠の姿に学ぶ

ついにここまでやってきました。ベルニーニの生涯を辿りながら彼の作品をこれまで見てきましたが、ベルニーニは1680年、81歳で命を終えます。

当時としてはかなりの長寿。しかもそのぎりぎりまで作品を制作していたという驚異のバイタリティーであります。

そしてやはり彼の最期もまた並のものではありませんでした。彼はその死の瞬間に至るまで圧倒的な人物だったのです。

今回の記事ではそんなベルニーニの死への旅立ちについて見ていきます。