佐藤幸三『図説 永遠の都 カエサルのローマ』概要と感想～フォロ・ロマーノのおすすめガイドブック！
今回ご紹介するのは２００４年に河出書房新社より発行された佐藤幸三著『図説 永遠の都 カエサルのローマ』です。
Let's take a quick look at the book.
日本人のイタリアとローマの旅を変える本。新機軸のローマ歴史探訪。カエサルのダイナミックな生涯を追いつつ、歴史の舞台を訪ね、「永遠の都」の魅力の謎に迫る。
英雄カエサルの波瀾にみちた生涯を追いつつ、都市国家ローマの中心フォロ・ロマーノをはじめ、イタリア各地に魅惑の歴史舞台を探訪するガイドブック。永遠の都ローマの謎と魅力を、美しい写真とともにたっぷり紹介する。
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この本はあのカエサルの歴史と共に古代ローマ帝国の中心地フォロ・ロマーノを見ていくガイドブックになります。
イタリアといえばコロッセオが思い浮かびますが、まさにそのエリアにあるフォロ・ロマーノ。ここにはかつてカエサルが活躍していた時代の遺構が今なお残されています。
カエサルやローマ帝国の歴史についてはこれまで当ブログでもおすすめの入門書を紹介してきました。
ローマ帝国の歴史の流れやカエサルの生涯について知るならば上で紹介した本の方がおすすめですが、今回紹介している『図説 永遠の都 カエサルのローマ』は何と言っても実際の観光ガイドとして最高におすすめの作品となっています。
This book is very helpful to visualize the local situation because of the large number of photos and illustrations.
There are also extensive maps, so you can learn what is where. You can also learn the history of each of them in this book.
This will be very useful when actually walking in the area.
I have also decided to make a copy of the relevant section and take it with me to the site. This will help me to be well prepared for what I might miss in the field.
While it is important to grasp the big picture of history, it is extremely difficult to grasp what is there and what the highlights are when you arrive at the site. It is difficult to know what is actually there unless you know what is there.
In that sense, this book is a much appreciated guidebook.
歴史の全体像を掴むには少し難しい点がありますが、それは他の著作で補えばいいのではないかと思います。これはこれで現地の様子を知れる貴重な作品なのでぜひぜひおすすめしたいです。ローマに行かれる予定のある方には特に便利な一冊です。
以上、「佐藤幸三『図説 永遠の都 カエサルのローマ』～フォロ・ロマーノのおすすめガイドブック！」でした。
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