Akiko Kumai, "Shakespeare's Town: The Four Seasons of Stratford-upon-Avon" - Read this and you will want to visit the area!

Shakespeare, a treasure trove of masterpieces

熊井明子『シェイクスピアの町 ストラトフォード=アポン=エイヴォンの四季』概要と感想~これを読めば現地に行きたくなります

今回ご紹介するのは1995年に東京書籍より発行された熊井明子著、久米けんじ絵『シェイクスピアの町 ストラトフォード=アポン=エイヴォンの四季』です。

Let's take a quick look at the book.

春の荘厳で楽しいシェイクスピア生誕祭。夏のノット・ガーデンに咲き競う花々。秋のエイヴォン川沿いの散策。冬の炉辺の友人との語らい…ストラトフォード=アポン=エイヴォンの町の風景。


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The book is about Shakespeare's hometown of Stratford-upon-Avon, England.

Shakespeare's hometown is a town just between London and Manchester.

In this book, the author, who loves this town, introduces the spring, summer, fall, and winter of Shakespeare's hometown in a fun way.

この目次にありますように様々な面からこの町の様子を知ることができます。写真やイラストも豊富で現地の様子をイメージしやすいです。

著者の熊井明子さんはあとがきでこの本について次のように述べています。

シェイクスピアの故郷、ストラトフォード=アポン=エイヴォンは、古さと新しさがとけあったら心おどる町である。

春、夏、秋、冬、朝は早くから、ときには深夜まで、町のあちこちをさまよい歩いていると、思いがけないものが見えてくる。何かの力が働くかのように、よき人々との出会いがある。

私は、十代の頃、『赤毛のアン』(L・M・モンゴメリ著、村岡花子訳)で「雑香」つまりポプリに会って以来、それについて調べ続けてきた。二十数年前からは英国へ行って資料を集め始めた。その間、私の関心はポプリから香り全般へ、さらに十六世紀英国の香り文化へと移り、その結晶とも考えられるシェイクスピア作品に至った。そこでシェイクスピアの故郷ストラトフォード=アポン=エイヴォンを訪れ、生家の前に立ったとき、魔法にかけられたような感動を覚えた。以来、何回訪ねたことだろう。「住めばいいのに」と友人たちから言われるけれど、旅人だからこそ見えるもの、感じられること、聞こえる声があるように思う。一刻一刻が宝石のように貴重な一期一会の旅。

この本には、シェイクスピアの故郷としての町の魅力のほか、英国の古い町としてのストラトフォードや、そこに住む〝今〟を生きる人々についても書いてみた。

書きながらつくづくと思ったことは、この町あってのシェイクスピア、ということだった。そして今、この町のよき人々によって、シェイクスピアはあらゆる国の人間にとって肌に感じられる身近な存在となり、人はこの町で自らの人生をみつめなおすことができる。ロイヤル・シェイクスピア・シアターで、エイヴォン川を漂う舟の上で、あるいは足の向くまま歩く路上で。

シェイクスピアが言うように、この世は舞台、とするなら、人は努力してよりよく〝演じる〟ことができるし、演じなおすこともできる。さらには、カーテンが降りたあと真実の人生を生きることも。そのことがわかる,,町、それがストラトフォード=アポン=エイヴォンである。


東京書籍、熊井明子著、久米けんじ絵『シェイクスピアの町 ストラトフォード=アポン=エイヴォンの四季』 P148-149

What I always feel when reading this book is the author's love for this town. You can tell that the author really loves this town. It is a wonderful book full of warmth that makes you smile when you read it.

I like Shakespeare too, but this book makes me want to go there so badly already. In that sense, it may be a dangerous book in a way. lol I can't wait to go there.

著者は最後に次のように述べています。

もし、シェイクスピアの町だから観光的で俗化しているのでは?と敬遠している方がいるとしたら残念だ。ストラトフォードは訪れる人を決して裏切らない。演劇関係の方やシェイクスピア作品の読者だけでなく、シェイクスピアに関心を持っていない方も、美しい庭や、町のフラワーショップや、上品な古書店や、雰囲気のよいホテルには満足することだろう。心をひらいて訪れる人には誰にでもやさしくて、各人にみあった反応を示し、おみやげを与えてくれる町。この本をお読みになった方が「私も行ってみようかな」と思って下さったら、こんな嬉しいことはない。なお、花やハーブや香り手袋ほか、本書に出てくる香るものについて、詳しくは『シェイクスピアの香り』をお読みいただけたら幸いである。


東京書籍、熊井明子著、久米けんじ絵『シェイクスピアの町 ストラトフォード=アポン=エイヴォンの四季』 P149

これはもう行くしかありませんね(笑)

What I appreciate about this book is that it not only describes the scenery and recommendations of this town, but also provides a lot of useful information for your stay.

It is full of practical and useful information such as which hotels are recommended, which restaurants are good, what kind of spending time is recommended, etc. I appreciate this. I think the information is very valuable because the author has spent a lot of time in the area as a traveler.

In that aspect, this book is one that I highly recommend.

It was a dusty and comfortable time for reading.

以上、「熊井明子『シェイクスピアの町 ストラトフォード=アポン=エイヴォンの四季』これを読めば現地に行きたくなる!」でした。

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