仏教

仏教コラム・法話

⑻サールナート(鹿野園)での初転法輪~ブッダ最初の説法!仏教教団はここから始まった!

前回の記事では悟り直後のブッダが人々への説法をためらったことをお話ししました。 そんなブッダでありましたがインドの最高神ブラフマン(梵天)の説得により、ついに人々への説法を決意します。 この記事ではそのブッダの初めての説法についてお話ししていきます。仏教教団の歴史が始まったのはまさにこの説法からになります。

ブラフマン仏教コラム・法話

⑺ブッダ瞑想の日々と梵天勧請~ブッダは人々への説法をためらった?インドの神ブラフマンによる説得とは

ブッダガヤの菩提樹の下でついに悟りを開いたブッダ。

菩提樹の下で悟ったブッダはそのまま深い瞑想の境地に入り、7日間その素晴らしい境地を楽しみました。そして7日を過ぎると立ち上がってアジャパーラ樹の下へと移動し、ここでもブッダは7日間座り続けました。

こうしてブッダは7日ごとに座を変え、合わせて49日間瞑想の境地に没頭し続けることになるのですが、この間に様々な出来事がありました。

その最たるものが梵天勧請というエピソードです。人々への説法をためらうブッダにインドの最高神ブラフマンが彼のもとを訪れたのでした。

仏教コラム・法話

⑹苦行を捨てついに悟るブッダ。マーラ(悪魔)との対決やスジャータのミルク粥の逸話も

前回の記事では6年間に及ぶ厳しい苦行を行ったブッダの姿をお話ししましたが、いよいよそのブッダが悟りを得る日がやってきます。この記事ではそんなブッダ成道(※悟りの意)の顛末についてお話ししていきます。

また、ブッダにミルク粥を施したスジャータの逸話やブッダと悪魔の対決など、ブッダ伝における有名なエピソードもご紹介します。

仏教コラム・法話

⑸ブッダの6年間の修行生活~二人の師による瞑想法の伝授と厳しい苦行に勤しむ苦行者ブッダ

前回の記事「⑷ビンビサーラ(頻婆娑羅)王との運命的な出会い!ブッダ出家後最初の目的地マガダ国の王舎城へ」でお話ししましたようにブッダは大国マガダ国へやって来ました。

ブッダがここへはるばるやって来たのはここに当時最高峰の瞑想行者がおり、彼らから修行の基本である瞑想法を習うためでした。

今回の記事ではまずそんなブッダの瞑想伝授の流れをお話しし、その後ブッダの厳しい苦行生活についてお話ししていきます。

あの有名なガンダーラの断食仏像で表現されたガリガリの姿はまさにこの苦行時代のブッダになります。

インド仏跡インドにおける仏教

インド仏教をもっと知りたい方へのおすすめ本~入門から専門書まで私がぜひおすすめしたい逸品を紹介します

この記事では私がおすすめする仏教書をご紹介していきます。

まずはブッダやインドの仏教を知る入門書としておすすめの作品を紹介し、その後はもっと仏教を知りたい方におすすめの参考書を厳選してご紹介していきます。

私が仏教を学ぶ上で大切にしているのは「宗教は宗教だけにあらず」という視点です。

宗教は単に信仰や教義だけで成り立つのではなく、当時の時代背景や政治経済、文化、歴史、国際情勢など様々な要因が組み合わさり成立しています。ですので私は仏教を学ぶ上でも当時のインドの時代背景やバラモン教、ヒンドゥー教などの他宗教との関連性なども重視しています。

というわけで私のチョイスする参考書は仏教書としては一風変わったラインナップになりますがきっと皆さんの新たな発見のお役に立てるのではないかと確信しております。

霊鷲山仏教コラム・法話

⑷ビンビサーラ(頻婆娑羅)王との運命的な出会い!ブッダ出家後最初の目的地マガダ国の王舎城へ

この記事ではいよいよ修行生活に入ったブッダについてお話ししていきます。

ブッダがまず向かったのはマガダ国の王舎城。マガダ国は当時のインドの最強国の一つで、その首都である王舎城は経済や文化の最先端の街でもあり、多くの宗教家、思想家が集まる場所でもありました。

ここでブッダはある運命的な出会いをすることになります。この記事ではそんなブッダとビンビサーラ王との出会いもお話ししていきます。

仏教コラム・法話

⑶ブッダの結婚と息子ラーフラ誕生の意義~ブッダの出家はどのようにして行われたのか

カピラヴァストゥで鬱々とした日々を送る若きブッダ。

そんなブッダも妻を迎えることになりました。そしてめでたく誕生したのがラーフラという子になります。しかしこの「ラーフラ」という名はインドの言葉で「障害」という意味であるとよく語られます。「自分が家を捨て出家することの障害が生まれた」とブッダが感じたことからこの名前が付けられたというのですが、もしそれが本当ならかなりひどい父親ですよね。私もこうしたブッダのエピソードを聞いた時は疑問に思ったものでした。

ですが、調べてみるとそこには全く違った意味があることを私は知り驚くことになりました。この記事ではそんなラーフラの異説とブッダの出家についてお話ししていきます。

カピラヴァストゥ仏教コラム・法話

⑵ブッダはなぜ家を捨て出家したいと願ったのか~カピラヴァストゥでのブッダの青年期と四門出遊

前回の記事ではブッダの誕生についてお話ししましたが、今回の記事ではそんなブッダの青年期についてお話ししていきます。

ブッダが出家を志すきっかけとなった「四門出遊」についてや、彼が暮らしたカピラヴァストゥの王宮についてもこの記事ではお話ししていきます。

現地を実際に歩いた私の感想も交えて、在りし日のブッダに思いを馳せていきます。

インド仏教仏教コラム・法話

【仏教入門・現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯】⑴ネパールでの誕生から王子様シッダールタの幼少期まで

今回の記事からゴータマ・ブッダ(お釈迦様)の生涯を現地写真と共にざっくりとお話ししていきます。

私は2024年2月から3月にかけてインドの仏跡を旅してきました。

これからご紹介する写真は基本的には私が現地で撮影してきたものになります。

やはり実際にブッダが生きておられた場所を訪れると、これまで本や写真だけで知っていた世界とは異なるものを感じます。この記事でも現地ならではの体験を織り交ぜてお話ししていきます。

インド仏跡お知らせ

【お知らせ】インド仏跡巡りから帰国しました

先日、インドの仏跡巡りの旅から戻って参りました。

今回の旅ではブッダの聖地をメインに巡り、そこからネパールやパキスタンも訪れ、仏教について学んできました。

これから先、私は「現地写真から学ぶブッダの生涯」という記事や「インド旅行記」を執筆していく予定です。

もちろん、これまで通り読んだ本の紹介も進めていきますが、いよいよ当ブログも仏教ブログらしい展開となっていきます(笑)

ぜひ今後ともお付き合い頂けましたら幸いです。