ルース・グッドマン『ヴィクトリア朝英国人の日常生活 貴族から労働者階級まで』~19世紀後半のロンドン市民の生活を知るのにおすすめ!
この本ではヴィクトリア朝の人々の日常生活が描かれます。100年以上も前のロンドン市民がどんな生活を送ってたかがかなり詳しく語られます。しかも日常生活に密着していますので小説や映画などでもなかなか見られない部分まで知ることができます。
意外な発見がたくさんあります。これは面白いです!
19世紀後半のロンドン市民の生活を知れるおすすめの1冊です!
この本ではヴィクトリア朝の人々の日常生活が描かれます。100年以上も前のロンドン市民がどんな生活を送ってたかがかなり詳しく語られます。しかも日常生活に密着していますので小説や映画などでもなかなか見られない部分まで知ることができます。
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19世紀後半のロンドン市民の生活を知れるおすすめの1冊です!
この本はイギリスヴィクトリア朝、特に1800年代半ばのロンドンの下層民の生活に密着し、彼らがどんな生活をしているのかを描いた作品です。まるで小説のように描かれたこの作品を読んでいると、彼らが当時のロンドンでどんな生活をしていたかが目の前に浮かんでくるかのようです。イラストも豊富な点もありがたいです。
この作品では、幕末維新期の使節団から見たヴィクトリア朝、万国博覧会を見ていくことになります。鎖国していた日本から飛び出て、初めて見るヨーロッパの機械文明を見た我らが使節団はどのような反応をしたのでしょうか。普通のイギリス史とは違った視点から見るヴィクトリア朝をこの本では知ることができます。
この本はロンドン万博とマンチェスター名宝博のつながりを大きな視点で見ていき、さらにはそこから日本とのつながりも見ていく作品になります。
産業革命の悲惨な結果として見られがちなマンチェスターですが、実はこのマンチェスター名宝博こそ、国民の生活向上を目指す運動とも関わってくるものでした。
マルクスは1849年から、エンゲルスに関してはそれよりもはるかに長くイギリスに滞在しています。彼らの思想が生まれてくる背景にはイギリスの社会情勢があります。そうしたイギリスの社会事情を知る上でもこの本は非常に参考になりました
スマイルズの『自助論』はイギリスの労働者に多大な影響を与え、日本でも『西国立志編』として翻訳されると福沢諭吉の『学問のすすめ』と並ぶ明治の聖書として大ブームになりました。
この本は一九世紀イギリスヴィクトリア朝の人々のメンタリティーを知る上で非常に重要な作品です。
この記事では『自助論』の内容や、イギリス社会における『自助論』の意義について見ていきます。マルクスの『資本論」が生まれてくる背景としてもこの作品は重要な意味を持っています。
この記事ではダンディーの開祖ブランメルとダンディズムが生まれてきた背景をお話していきます。
ダンディーがマカロニースタイルという衝撃的な服装から発展して出来上がってきたというのは驚きでしたし、その衰退がイギリスの工業化やフランクリンの勤労倹約の思想に影響を受けているというのも驚きでした。
そしてこのフランクリンに影響を受けて出来上がってくるのがスマイルズの『自助論』であり、これがまたイギリスの労働者の道徳観を形成していくというのも興味深かったです。ダンディを知ることでイギリスの時代精神も知れるという非常に刺激的な記事となっています
この本で語られるリージェンシー時代は1811年から1820年までの10年という短い期間のことですが、この時代が後のヴィクトリア朝につながる重要な時期であると著者は述べます。
たった一本の路地を隔てることによって世界が変わっていく。光と闇が同居するような、そんな矛盾をはらんだ街が世界の大都市ロンドンでした。
この本ではそうしたリージェンシー時代からヴィクトリア朝初期に至るロンドンの時代背景を見ていくことができます。
この本は19世紀前半から中頃のロンドンを知るのに最適な1冊です。非常に興味深い内容が満載でした。おすすめです!
この本では同時代の国家間のつながりはどのようなものだったのか、それぞれの国の特徴はどのようなものだったのかということを知ることができます。しかも写真が大量にありますのでとてもイメージしやすいです。
そしてこの本のタイトルにもありますように、カメラと写真技術そのものの歴史も知ることができます。カメラの技術が発明されたのが1839年で、そこからあっという間にその技術は進歩し1840年代にはかなり性能のよいカメラ技術も出てきます。
これは刺激的な1冊です!
この本では19世紀中頃から後半にかけてのロンドンの姿を大量の写真で見ることができます。
この本の特徴は19世紀イギリスの偉大な文豪ディケンズと絡めてロンドンの街が語られる点にあります。
たくさんの写真と一緒にディケンズ作品との関わりも解説されていきますのでディケンズファンにはたまらない構成となっています。
この本の特徴はまずその美しい写真にあります。見開き一杯に写真が掲載され、そこに解説も添えられています。
イギリスの産業革命の遺産を満遍なく学べるのもこの本のありがたい所です。
この本の後半ではイギリスの産業革命についてのわかりやすい解説が説かれます。これまで産業革命について知識がなかった人でも楽しく読めるような、とても丁寧な解説です。これも非常にありがたい点でした。
この本は産業革命時代の遺産を素晴らしいビジュアルと共に学べる1冊です。