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佐藤幸三『図説 永遠の都 カエサルのローマ』あらすじと感想~フォロ・ロマーノのおすすめガイドブック!

目次

佐藤幸三『図説 永遠の都 カエサルのローマ』概要と感想~フォロ・ロマーノのおすすめガイドブック!

今回ご紹介するのは2004年に河出書房新社より発行された佐藤幸三著『図説 永遠の都 カエサルのローマ』です。

早速この本について見ていきましょう。

日本人のイタリアとローマの旅を変える本。新機軸のローマ歴史探訪。カエサルのダイナミックな生涯を追いつつ、歴史の舞台を訪ね、「永遠の都」の魅力の謎に迫る。

英雄カエサルの波瀾にみちた生涯を追いつつ、都市国家ローマの中心フォロ・ロマーノをはじめ、イタリア各地に魅惑の歴史舞台を探訪するガイドブック。永遠の都ローマの謎と魅力を、美しい写真とともにたっぷり紹介する。

Amazon商品紹介ページより
ガイウス・ユリウス・カエサル(前100頃-前44)Wikipediaより

この本はあのカエサルの歴史と共に古代ローマ帝国の中心地フォロ・ロマーノを見ていくガイドブックになります。

フォロ・ロマーノ Wikipediaより

イタリアといえばコロッセオが思い浮かびますが、まさにそのエリアにあるフォロ・ロマーノ。ここにはかつてカエサルが活躍していた時代の遺構が今なお残されています。

カエサルやローマ帝国の歴史についてはこれまで当ブログでもおすすめの入門書を紹介してきました。

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ローマ帝国の歴史の流れやカエサルの生涯について知るならば上で紹介した本の方がおすすめですが、今回紹介している『図説 永遠の都 カエサルのローマ』は何と言っても実際の観光ガイドとして最高におすすめの作品となっています。

この本はとにかく写真や図版が大量に掲載されていて現地の様子をイメージするのにとても助かります。

また地図も充実していて、何がどこにあるのかというのも知ることができます。そしてそれらひとつひとつの歴史もこの本では学ぶことができます。

これは現地で実際に歩く際に非常に役に立つものと思われます。

私も該当箇所をコピーして現地に持って行くことにしました。これがあれば現地で見逃してしまいがちなものまでしっかりと予習していくことができそうです。

歴史の大きな流れを掴むことも大切ですが、それだけだといざ現地に着いたとしてもどこに何があって何が見どころなのかを掴むのかは至難の技です。やはり実際にそこに何があるのかがわからないと厳しいものがあります。

そういった意味でこの本は非常にありがたいガイドブックとなっています。

歴史の全体像を掴むには少し難しい点がありますが、それは他の著作で補えばいいのではないかと思います。これはこれで現地の様子を知れる貴重な作品なのでぜひぜひおすすめしたいです。ローマに行かれる予定のある方には特に便利な一冊です。

以上、「佐藤幸三『図説 永遠の都 カエサルのローマ』~フォロ・ロマーノのおすすめガイドブック!」でした。

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図説 永遠の都・カエサルのローマ (ふくろうの本/世界の歴史)

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この記事を書いた人

真宗木辺派函館錦識寺/上田隆弘/2019年「宗教とは何か」をテーマに80日をかけ13カ国を巡る。その後世界一周記を執筆し全国9社の新聞で『いのちと平和を考える―お坊さんが歩いた世界の国』を連載/読書と珈琲が大好き/

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