フェルメール

仏教聖地スリランカ紀行

(63)多磨霊園で三島由紀夫のお墓参り~生と死を問い続けた三島に思う

市ヶ谷記念館で三島由紀夫の自決現場を訪れた私は、そのまま東京都立多磨霊園へと向かいました。

目的はもちろん、三島由紀夫のお墓参りです。

私にとって三島由紀夫はもはや巨大な存在になりつつあります。そして壮絶な死を遂げた三島由紀夫にぜひ挨拶をしてから私はインドに発ちたいと思ったのでした。

上田隆弘僧侶の日記

ようこそお越しくださいました。初めて当ブログへお越しの皆様へのご案内。まずはこちらへどうぞ

はじめまして。当ブログの管理人上田隆弘と申します。 このブログは、ブログタイトルにもありますように自問自答をモットーに日々の生活の中の様々なことに目を向け言葉を綴ってみようという私の試みから始まりました。

この記事では当ブログ内の大まかなご案内をしていきます。 当ブログへ初めて来られた方や何を読むべきか迷った方はまずこちらの記事をご覧ください。

コロンボ仏教聖地スリランカ紀行

(32)スリランカの植民地時代の歴史についてざっくりと解説~ダルマパーラ登場の時代背景とは

スリランカ内戦に決定的な影響を与えたダルマパーラ。

その彼も無から突然現れたわけではありません。当時のスリランカの時代背景があったからこそ生まれてきた存在です。

今回の記事ではダルマパーラやスリランカ仏教の歴史を知る上でも重要なスリランカの植民地時代についてざっくりとお話ししていきます。

インド現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

⒄ブッダの強力なライバル「六師外道」とは~バラモン教を否定し新たな思想を提唱したインドの自由思想家たちの存在

この記事ではブッダの強力なライバルとなった6人の思想家「六師外道」についてお話ししていきます。 六師外道は当時のバラモン教的世界観を否定した新興思想家「沙門」の中でも特に有力だった思想家を指します。この六師外道の思想を知ることはブッダの思想を知る上でも非常に重要です。彼らと比べてみることでブッダの独自性が見えてきます。

セイロン島誌スリランカ、ネパール、東南アジアの仏教

ロバート・ノックス『セイロン島誌』あらすじと感想~ロビンソン・クルーソーのモデルにもなった1600年代後半の驚異の実話!

本作の著者ロバート・ノックス(1641-1720)はイギリス東インド会社の貿易船の船員でした。彼の乗る船はインド洋航海中に嵐に遭い、セイロン島(スリランカ)に1660年に寄港しました。そこから彼らはおよそ20年にわたってスリランカ中央部のキャンディ王国の捕虜として生活することになります。

キャンディ周辺は単に高地であるだけでなく、深いジャングルに覆われており移動は極めて困難でした。いわば陸の孤島です。そんな脱出困難な状態から命からがら20年をかけて脱出したノックスの体験が綴られたのが本書『セイロン島誌』になります。

光の画家フェルメールと科学革命

吉田量彦『スピノザ 人間の自由の哲学』~スピノザの生涯や時代背景も知れるおすすめ入門書!

著者の吉田氏の語り口は非常にわかりやすく、親しみやすいです。読んでいて、面白い授業を聴いているかのような雰囲気です。

スピノザというと難しいイメージがあるかもしれませんが、この本ではそこまでややこしいことは説かれません。彼の生涯や時代背景を通して彼が何を言わんとしていたのか、彼は何と戦っていたのかがわかりやすく解説されます。

これはぜひぜひおすすめしたい名著です。私もこの本にはとても助けられました。ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

観察力を磨く僧侶の日記

『観察力を磨く 名画読解』概要と感想~ものの見方が変われば世界が変わる!ぜひ学生に読んでほしい名著!

この本では様々な絵画や芸術作品を通して数々の実践をこなしていくことになります。

あの有名なフェルメールを通しての実践はものすごく刺激的で面白いです。

何気なく見るだけでは決して気づくことのできない細部の描写。この絵に実際に何が描かれているのか。この本を読めば私たちがいかに何も見えていないかがよくわかります。試しにまずはこの本を読んでみて下さい。自分の世界の見方の漠然さに衝撃を受けると思います。

「見る」と「観る」の違いがこんなにも大きいものだったのかと私は衝撃を受けることになりました。

これは勉強をする上でも、仕事をする上でも、いや、生きること全てにおいても大切な技術です。これはぜひ多くの人に体感して頂きたい驚異のプログラムです。

ハーヴィ産業革命とイギリス・ヨーロッパ社会

『オックスフォード 科学の肖像 ウィリアム・ハーヴィ』~シェイクスピアと同時代を生きた科学者のおすすめ伝記!

ウィリアム・ハーヴィはイングランド生まれの科学者で血液循環説を唱えたことで知られています。

シェイクスピア好きな私にとってこの時代の雰囲気を知ることができたのはとてもありがたいことでした。しかも文学という切り口ではなく、科学を切り口にこの時代を見れたというのは非常に興味深いものがありました。これは面白い本です。

16世紀末から17世紀イングランドの流れを知るのにもとてもおすすめです。シェイクスピアファンにもぜひおすすめしたい作品です。

ドストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行

(21)ドストエフスキーお気に入りのミラノ大聖堂と夫妻のイタリア滞在の始まり

愛娘を喪い悲しみに暮れるドストエフスキー夫妻。ヴヴェイでの悲しみの夏を過ごした後、二人はいよいよイタリアへ向かうことになります。

彼ら二人が最初に滞在したのはミラノ。ここにはドストフスキーお気に入りのミラノ大聖堂があります。

この記事ではそんな二人がここでどのように暮らしたのかを見ていきます。

ドストエフスキー、妻と歩んだ運命の旅~狂気と愛の西欧旅行

(10)『システィーナの聖母』を愛したドストエフスキー~ドレスデン絵画館で『アキスとガラテイア』などの名画を堪能

ドストエフスキー夫妻はベルリンに2日ほど滞在し、ほどなく次の街へ出発しました。彼らが目指したのはこの街の南に位置する古都ドレスデンです。

ここで夫妻は絵画や音楽を楽しみ暮らしました。

この記事ではそんな二人の様子と私の現地での体験をお話ししていきます。

『システィーナの聖母』や『アキスとガラテイア』という、ドストフスキー定番の絵以外のものも観れたので大満足でした。ドストエフスキーの絵の好みを知る上でも、様々な絵画を比べながら観ることができたドレスデン絵画館での体験はとてもありがたいものでありました。