2020年7月

エミール・ゾラとドストエフスキー

エミール・ゾラとドストエフスキーまとめ―「ルーゴン・マッカール叢書」を読んで

ここまでおよそ30回にわたってエミール・ゾラについてお話ししてきましたが、今回でまとめに入っていきたいと思います。 ここまで何度もお話ししてきましたように、ドストエフスキーはヨーロッパ、特にフランスの影響を強く受けていま…

エミール・ゾラとドストエフスキー

ゾラとフランス印象派―セザンヌ、マネ、モネとの関係~木村泰司『印象派という革命』より

はじめに 前回までの記事では「日本ではなぜゾラはマイナーで、ドストエフスキーは人気なのか」を様々な面から考えてみましたが、今回はちょっと視点を変えてゾラとフランス印象派絵画についてお話ししていきます。 以前紹介したゾラの…

エミール・ゾラとドストエフスキー

日本ではなぜゾラはマイナーで、ドストエフスキーは人気なのか⑶―ゾラとドストエフスキーの人間観の違い・空白の有無

はじめに 前回の記事ではフランスと日本の道徳観の違いから、なぜゾラが日本でマイナーなのか、そして同時にドストエフスキーがなぜ日本で圧倒的な人気を誇るのかということも考えてみました。 今回の記事ではゾラとドストエフスキーの…

エミール・ゾラとドストエフスキー

日本ではなぜゾラはマイナーで、ドストエフスキーは人気なのか⑵―フランス人と日本人の道徳観の違いと時代背景

はじめに 前回の記事ではゾラが日本でマイナーな理由のひとつに「ゾラの小説スタイルへの誤解がある」ということをお話ししました。 ゾラはたしかに誤解されやすい作家です。 ゾラがどういう意図を持って彼独自の小説スタイルを貫いた…