F・ギース『中世ヨーロッパの騎士』中世騎士の成り立ちと歴史を知るのにおすすめの解説書
この本は『ドン・キホーテ』に描かれる騎士の世界が実際にどのようなものだったかということを解説してくれる作品になります。
この本を読めば騎士の始まりやドン・キホーテが奉じる騎士道とは何かということもかなり詳しく知ることができます。
特に十字軍と騎士道のつながりは非常に興味深いものがありました。
『ドン・キホーテ』が大好きな私にとってこの本はとても刺激的で面白い作品でした。
ぜひおすすめしたい作品です。
この本は『ドン・キホーテ』に描かれる騎士の世界が実際にどのようなものだったかということを解説してくれる作品になります。
この本を読めば騎士の始まりやドン・キホーテが奉じる騎士道とは何かということもかなり詳しく知ることができます。
特に十字軍と騎士道のつながりは非常に興味深いものがありました。
『ドン・キホーテ』が大好きな私にとってこの本はとても刺激的で面白い作品でした。
ぜひおすすめしたい作品です。
「騎士道」という言葉は知っていてもその実態がどのようなものだったかは意外とわからないですよね。
『ドン・キホーテ』はそれ単体でも最高に面白い作品ですが、中世の騎士たちの姿を知ることでより楽しむことができるのではないでしょうか。
図版やイラストも多数掲載されているので視覚的にも非常にわかりやすい作品です。解説の文章も読みやすく、入門書として非常に優れたガイドブックとなっています。
ぜひぜひおすすめしたい作品です。
アーヴィングは1829年にここグラナダに旅行し、アルハンブラ宮殿に滞在しました。
その旅を基に書かれた作品が『アルハンブラ物語』で、この本がきっかけで西欧社会にアルハンブラ宮殿が知られるようになりました。
この本を読めば間違いなく現地に行きたくなります。もしすでに行く予定が決まっている方はぜひこの本を読んでみて下さい。現地に行ったら何倍も楽しめること間違いなしです。旅に出るまでのモチベーションアップに絶大なる威力を発揮する作品です。
スペインの文化を知る上でもこの本は非常に素晴らしいものとなっています。ぜひおすすめしたい作品です。
この作品は有名なスペイン無敵艦隊が敗北したアルマダの海戦の流れを詳しく追っていく作品です。
イギリスがスペイン無敵艦隊を1588年に破り、それによってスペインは没落、イギリスが海上覇権を握ったきっかけとされるこの海戦。
スペイン無敵艦隊の撃破は上の絵にありますように、有名な海賊ドレイクの活躍やイギリス艦隊の華々しい勝利として語られがちですが、実はこの海戦はそのようなシンプルな筋書きではなかったということをこの本では知ることになります。
『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスとのつながりも興味深かったです
前回の記事「モンタルボ『アマディス・デ・ガウラ』あらすじと感想~ドン・キホーテを狂わせた騎士道物語の傑作!」ではドン・キホーテが正気を失うきっかけとなった騎士道物語『アマディス・デ・ガウラ』をご紹介しました。
そして今作『エスプランディアンの武勲 』はその続編ということになります。
主人公は前作の主人公アマディス・デ・ガウラの嫡男エスプランディアンです。
ドン・キホーテファンならば読む価値は間違いなくあります。
あの好漢エスプランディアン殿がどのようなお方だったのかがわかりとても嬉しくなります。
まさにドン・キホーテファンにはたまらない作品が今作『アマディス・デ・ガウラ』になります。私もこの本を手にしてニヤニヤが止まりませんでした。
実際私もこの本を読んでみたのでありますが、ドン・キホーテがはまるのもむべなるかなの名作です。作中で司祭が「この種の書物では唯一最良の物」というのもわかる気がしました。
「ほぉほぉ、ドン・キホーテはこの話を真似してあんなことをしていたのか」とニヤニヤしながら一気に読み込んでしまいました。パロディから入って元ネタを見るという楽しみを私はこの本で満喫しました。
この本では『ドン・キホーテ』をより知るために様々な観点から時代背景を見ていきます。
その中でも特に私がありがたいなと思ったのは『アマディス・デ・ガウラ』とドン・キホーテについての解説が詳しくなされている点でした。
この本はドン・キホーテが活躍したスペインの時代背景を知るのにおすすめの作品です。文章も読みやすく、図版も多数掲載されているので気軽に読み進めることができます。
これはぜひおすすめしたい作品です。
この本は本当に素晴らしいです。これを読めば一読しただけでは苦戦しがちな『ドン・キホーテ』が全くの別物になります。もう面白くて面白くてたまらないというくらいの大変身を遂げます。
『ドン・キホーテ』はパロディ作品です。表面上に出てくるものの裏を見れなければ面白くありません。
そんな漠然と読んでもまず気付くことができない『ドン・キホーテ』の面白さをこの本ではこれでもかと解説してくれます。
この本を読めばまず間違いないです。私は自信を持っておすすめします。それほど面白い入門書となっています。
前回の記事で紹介した『アフガニスタンの診療所から』は1993年に刊行された作品で、今回紹介する『天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い』はそこから20年を経た中村医師の作品になります。
『アフガニスタンの診療所から』では中村医師がアフガニスタンで診療を始めたきっかけや現地の医療活動について語られていましたが、今作の『天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い』は上の本紹介にありますように、干ばつに襲われたアフガンに井戸を掘り、用水路を建設する中村医師の活動を知ることができます。
この本は今こそ読むべき名著中の名著です。
文庫本で200ページほどというコンパクトなサイズですので、気負わずに手に取ることができますので、ぜひぜひおすすめしたい作品です。
ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに読んだこの作品でしたが、強烈な印象を残した読書になりました。