マルクス主義

三島由紀夫三島由紀夫と日本文学

三島由紀夫おすすめ作品15選と解説書一覧~日本を代表する作家三島由紀夫作品の面白さとその壮絶な人生とは

この記事では三島由紀夫のおすすめ作品と解説書を紹介していきます。

三島由紀夫という尋常ならざる巨人と出会えたことは私の幸せでした。

三島文学というととっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、しっかり入門から入ればその魅力を十分すぎるとほど味わうことができます。まさに三島文学の黒魔術です。ぜひおすすめしたい作家です。

安田講堂仏教聖地スリランカ紀行

(58)東大安田講堂を訪ねて~あの東大安田講堂事件は何だったのか。当時の学生紛争について思う

私はインド・スリランカを旅しながら学生紛争についての本を読み漁っていました。特に佐々淳行著『東大落城安田講堂攻防七十二時間』ではこの安田講堂事件の裏側が生々しく描かれていました。

その安田講堂にこれから向かうのです。私にとって何度も来たはずの東京大学が全く違って見えた1日でした。

早稲田大学仏教聖地スリランカ紀行

(57)私は「この人」を知っている…!帰国便で知った衝撃の事実。「彼は早稲田で死んだ」のだ。

帰国便で私はある本を読むことになりました。それが樋田毅著『彼は早稲田で死んだ』でした。

私はこの本で息が止まるほどのショックを受けることになります。

この本に何が書かれていたのか、そして私はその何に衝撃を受けたのかをお話ししていきます。私の中で何かが決定的に変わってしまった瞬間でした。

仏教聖地スリランカ紀行

(46)キャンディのペラデニヤ大学で1971年のマルクス主義学生による武装蜂起について考える

私はここ数年、ドストエフスキーを学ぶ過程で主にヨーロッパの歴史を学んできました。そして今インドやスリランカを学んでいます。

しかし「自分は本当にヨーロッパやインド、スリランカのことを知っているのだろうか。私は一体何を知ったと思い込んでいるのだろうか」とペラデニヤ大学にやってきてそのことを改めて意識させられました。

三島由紀夫三島由紀夫と日本文学

三島由紀夫、芥正彦他『三島由紀夫VS東大全共闘 1969-2000』~あの伝説の討論は何だったのか。学生達の思想、関係性も知れるおすすめ作品!

結局、あの東大全共闘は何だったのか・・・安田講堂に立てこもり火炎瓶を投げつけた学生達や内ゲバを繰り返したセクトたちと何が違うのか・・・。

私にはこれがどうしてもわからなかったのです。三島由紀夫と討論した彼らは一体何者だったのか。彼らも内ゲバや暴力をしていたのだろうか・・・。

そんな疑問を抱えていた私にとって本書はあまりにありがたい作品となりました。

いや~ものすごい本です。計15時間にも及ぶ濃密な討論がこの本で文字化されています。東大全共闘とは何だったのか、三島由紀夫との対談は何だったのかということを知るのにこの本は最高の資料になります。この時代の雰囲気を感じるためにもぜひぜひこの本はおすすめしたいです。

思想としての全共闘世代三島由紀夫と日本文学

小阪修平『思想としての全共闘世代』~60年代からの時代精神を著者個人の語りから感じることができるおすすめ作品

学生紛争とは何だったのか。

あの時代を知らない私からすれば、あまりに不思議でどう理解してよいかもわからぬ複雑怪奇な存在でした。

本書は著者の個人的な語りを通して全共闘や赤軍まで見ていきます。

全共闘や学生紛争についての入門として本書は非常におすすめです。この時代を知らない私達若い世代こそこの本を読むべきではないかと思います。ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

明日はそんなに暗くないスリランカ、ネパール、東南アジアの仏教

E・サラッチャンドラ『明日はそんなに暗くない』あらすじと感想~マルクス主義の学生による武装蜂起が起きた1971年スリランカを題材にした小説

この小説とこのタイミングで出会えたことに縁を感じずにはいられません。スリランカに行く前に、私はこの小説を読まねばならなかったのだと強く感じています。

日本の学生紛争について考える上でもこの作品は非常に重要な示唆を与えてくれる作品です。

小説としても非常に読みやすく、私も一気に読み切ってしまいました。さすがスリランカを代表する作家です。

スリランカについてまた新たな視点をくれた素晴らしい作品でした。

ぜひぜひおすすめしたい作品です。

時の終焉スリランカ、ネパール、東南アジアの仏教

M・ウィクラマシンハ『時の終焉』あらすじと感想~マルクス主義と階級闘争に揺れるスリランカを活写した名作!

労働者を搾取して成り上がった大資本家サウィマンに強く反抗する息子マーリン。彼は「あの二人はもうすでに精神的に腐敗している。今さら両親の心を改悛させる人間は周りに誰もいないからね!」と親友の医者アラウィンダに打ち明けます。彼の反抗はもはや家庭内だけの問題ではなく、コロンボ市民を巻き込む政治運動へと展開していきます。

本作ではこうした資本家と労働者のせめぎ合いや暴動も描かれます。当時コロンボで何が起きていたのかをかつてジャーナリストであったウィクラマシンハが物語にして具現化したのがこの小説です。これまで彼の三部作を読んできて感じたように、この作品でも彼の繊細な心理描写は精彩を放っています。

ウィクラマシンハの小説はスリランカの姿を知るのに最高の手引きとなります。

仏教モダニズムの遺産スリランカ、ネパール、東南アジアの仏教

杉本良男『仏教モダニズムの遺産』~スリランカ内戦はなぜ起こったのか。仏教ナショナリズムと宗教と暴力のつながり

スリランカの研究者オベーセーカラはダルマパーラの生み出したスリランカ仏教を「プロテスタント仏教(改革仏教)」と呼びました。スリランカの仏教といえば最も古い仏教を今でもそのまま継承しているというイメージがあるかもしれませんが、実はそうではなく19世紀から活発化した運動のひとつだったのでありました。その流れで仏教とシンハラ人のナショナリズムが結びつき、内戦へと向かっていったという歴史をこの本では詳しく見ていくことになります。特にこのダルマパーラについては伝記のようにその生涯をじっくり見ていくことになります。その生涯を見ていきながらスリランカ仏教の独特な歴史を知ることができます。

信仰の現代中国中国仏教と思想・歴史

イアン・ジョンソン『信仰の現代中国』~共産党政権下における宗教生活の実態に迫る!信仰とは何かを問うノンフィクション!

この本は宗教を禁じていた共産党中国において、今宗教はどのような状況になっているかを追っていく作品です。

現在の中国の宗教事情を知れたのは非常に興味深いものがありました。

ただ、本書でも述べられていたのですが、近年共産党当局が厳しい統制をかけているため今後どうなるかはわからないというのは非常に恐ろしく感じました。

この本は私達の知らない中国を目の当たりにすることになります。著者が実際に長期の密着取材をしたからこその情報が満載です。現代中国の宗教事情を知るのにこの本は非常におすすめです。ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。