(38)失われた古都ポロンナルワの仏像に感動!スリランカ彫刻のハイライトがここに!
ここは実に素晴らしい。私のスリランカ仏跡訪問におけるハイライトと言えるでしょう。スリランカに来たらここは外せません。ダンブッラとの対比はこのポロンナルワの魅力を引き立たせることになりました。ぜひそうした意味でも両方の仏跡を訪ねてみてほしいです。面白い体験ができること請け合いです。
楽しくなってきたぞスリランカ!
ここは実に素晴らしい。私のスリランカ仏跡訪問におけるハイライトと言えるでしょう。スリランカに来たらここは外せません。ダンブッラとの対比はこのポロンナルワの魅力を引き立たせることになりました。ぜひそうした意味でも両方の仏跡を訪ねてみてほしいです。面白い体験ができること請け合いです。
楽しくなってきたぞスリランカ!
この日の目的地はダンブッラ。ここも世界遺産となった仏教聖地なのですが、私はここを生涯忘れることはないでしょう。きっとこれからの人生でもここを超える世界遺産と出会うことはないのではないかとすら思っています。皆さんにとっても衝撃の光景をお見せしたいと思います。
ジャフナ沖のナーガディーパ島を訪れた私は次に向かったのがスリーマハー菩提樹をもたらしたサンガミッタ尼が上陸したという浜辺です。
そこには現在ダムバコラパチュナ・サンガミスサ・テンプルという寺院が立っているとのこと。普通の観光客はほとんど行くことのない場所ではありますが、仏教聖地を巡ろうという私には欠かせぬ場です。
ジャフナで内戦のことを考えながら市内を見学をした私は次なる目的地ナーガディーパ島へと向かいました。
ナーガディーパ島はスリランカ仏教の伝承ではブッダが来島した聖地として信仰されています。史実としては難しいものがありますが、シンハラ人の文脈においては今も重要視されている聖地です。
今回の記事では内戦への大まかな流れとシンハラ仏教ナショナリズムと聖地復興についてお話ししていきます。ここ数回の記事は皆さんにとって驚くことが多かったのではないでしょうか。私自身、スリランカを学んで驚愕し通しでした。スリランカという国が実に興味深いことにきっと皆さんも気付かれたのではないでしょうか。
今回の記事でスリランカの超重要人物ダルマパーラについてお話ししていきます。 このダルマパーラこそ、スリランカ内戦に繋がる「シンハラ仏教ナショナリズム」を提唱した人物です。
スリランカにおいては仏教がナショナリズムと一体化し、民族紛争の火種となってしまいます。そのシンハラ仏教ナショナリズムについても見ていきます。
スリランカ内戦に決定的な影響を与えたダルマパーラ。
その彼も無から突然現れたわけではありません。当時のスリランカの時代背景があったからこそ生まれてきた存在です。
今回の記事ではダルマパーラやスリランカ仏教の歴史を知る上でも重要なスリランカの植民地時代についてざっくりとお話ししていきます。
1983年から2009年という26年にわたって続いたスリランカの内戦・・・
この内戦は人口の多数を占めるシンハラ仏教徒と少数派タミルヒンドゥー教徒の内戦でした。もちろん宗教だけが主要因というわけではありませんが、仏教が内戦に絡むことになってしまったことに私は大きなショックを受けたのでした。
日本人には日本人の文脈があるようにスリランカの人達にもそれぞれ文脈があります。そしてその文脈の違いが宗教や文化の違いに必ず影響してきます。
今回の記事では一旦旅行記も一休みしてここでそもそもスリランカの仏教がどのような仏教なのかということをお話ししていきます。日本との違いを考えるのも非常に興味深いです。
「なぜ私はこうもスリランカで無感覚になってしまったのか」
これは実は「自分にとって宗教とは何なのか」という問題と直結していたのでした。
それはこの後アヌラーダプラの聖地中の聖地、「スリーマハー菩提樹」を訪ねた時に私の中で完全に姿を現すこととなります。
この記事でこの菩提樹を通して私の「宗教的無感覚」についてお話ししていきます。これは私だけの問題ではありません。人間にとって避けては通れない問題がそこに横たわっていたのでした。