「貪欲と嫌悪とは自身から生ずる」~お釈迦様のことばに聴く
「貪欲と嫌悪とは自身から生ずる」~お釈迦様のことばに聴く 二七一 貪欲と嫌悪とは自身から生ずる。好きと嫌いと身の毛のよだつこととは、自身から生ずる。諸々の妄想は、自身から生じて心を投げうつ、-あたかもこどもらが烏を投げす…
「貪欲と嫌悪とは自身から生ずる」~お釈迦様のことばに聴く 二七一 貪欲と嫌悪とは自身から生ずる。好きと嫌いと身の毛のよだつこととは、自身から生ずる。諸々の妄想は、自身から生じて心を投げうつ、-あたかもこどもらが烏を投げす…
「一切の生きとし生けるものは、幸福であれ、安穏であれ、安楽であれ。」~お釈迦様のことばに聴く 一四五 他の識者の非難を受けるような下劣な行いを、決してしてはならない。一切の生きとし生けるものは、幸福であれ、安穏であれ、安…
「生れによって賤しい人となるのではない。行為によって賤しい人ともなり、バラモンともなる」~お釈迦様のことばに聴く 一三六 生れによって賤しい人となるのではない。生れによってバラモンとなるのではない。行為によって賤しい人と…
「犀の角のようにただ独り歩め」~お釈迦様のことばに聴く 六八 最高の目的を達成するために努力策励し、こころが怯むことなく、行いに怠ることなく、堅固な活動をなし、体力と智力を具え、犀の角のようにただ独り歩め。 七一 音声に…
「子のある者は子について憂い、また牛のある者は牛について憂う」~お釈迦様のことばに聴く 三三 悪魔パーピマンがいった、 「子のある者は子について喜び、また牛のある者は牛について喜ぶ。人間の執着するもとのものは喜びである。…
一 蛇の毒が(身体のすみずみに)ひろがるのを薬で制するように、怒りが起ったのを制する修行者(比丘)は、この世とかの世とをともに捨て去る。-蛇が脱皮して旧い皮を捨て去るようなものである。 二 池に生える蓮華を、水にもぐって…
最古のお経のひとつであるこの『ブッダのことば(『スッタニパータ』)』はお釈迦様が存命当時実際に説かれていた教えに最も近いとされています。
シンプルだけれども心に響く深い味わいがある、そんなお経がこの『ブッダのことば』です。
有名な「犀の角のようにただ独り歩め」という言葉もこのお経で説かれています。私も大好きな経典です。
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