ネパール

ネパール仏教第三次インド遠征~ブッダゆかりの地を巡る旅

(76)日本と同じ妻帯する仏教の存在!ネパールの独特な仏教事情について

前回の記事ではネパール仏教の象徴スワヤンブナートを紹介しましたが、今回の記事ではそのネパールの独特な仏教事情についてお話ししていきます。特に記事タイトルにあるように、日本と同じく妻帯する仏教がこの国に存在するという点に注目していきたいと思います。

第三次インド遠征~ブッダゆかりの地を巡る旅

(75)ネパール仏教の象徴スワヤンブナート~こちらを見つめる目!目がそこにある!

ネパール仏教の象徴たるスワヤンブナート。この寺院はネパール仏教最古の仏教寺院として知られる世界遺産です。

スワヤンブナートは独特な空気が漂う場所でした。インドともスリランカともやはり違います。そしてやはりあの目です。「ネパールといえばこれ」というほど私の中に強烈な印象を残した場所でした。

パシュパティナート寺院第三次インド遠征~ブッダゆかりの地を巡る旅

(74)ネパールのガンジス、パシュパティナート寺院の火葬場で死について考える

ネパール最大のヒンドゥー教寺院であるパシュパティナート寺院。この寺院はガンジス川の支流バグマティ川に面していて、ここに火葬場が作られています。

ネパール人にとって、ここはインドのバラナシと同じような意味を持つ重要な聖地となっています。私もそのような火葬の現場を見てみたいと思いここを訪れることにしました。

カトマンドゥ第三次インド遠征~ブッダゆかりの地を巡る旅

(73)ネパールの首都カトマンドゥへ~インドとも中国とも違う独特な街並み

カトマンドゥの建築はインドとも中国とも違う独特の建築です。

私が特に気に入った旧王宮の建築は17世紀に作られたものがほとんどで、時代的には比較的最近のものです。しかしこの素晴らしい建築は美術好き、建築好きの心に響くことは間違いないでしょう。

カピラヴァストゥ第三次インド遠征~ブッダゆかりの地を巡る旅

(72)ブッダが生まれ育ったカピラヴァストゥへ~ブッダの王宮は意外と小さい?

ブッダが生まれ育ったカピラヴァストゥ。

やはり現地を歩くと見えてくるものがあります。これまで本の上でしか知らなかった世界がリアルな感触をもって現れてきます。祇園精舎とカピラヴァストゥがこんなにも近い場所にあることも車で走ったからこそ体感できました。現地に来たことでブッダの生活圏が具体的に私の中に染み込んできました。

ルンビニー第三次インド遠征~ブッダゆかりの地を巡る旅

(71)ブッダ生誕の地ネパールのルンビニー、マヤ・デヴィ寺院へ

本日の目的地はブッダ生誕の地ルンビニー。いよいよ国境を越えてネパールに入国します。

ブッダは紀元前463年にお生まれになりました。母のマーヤーが里帰り出産をする帰途で急に産気づき、ここルンビニーで出産することになりました。現在、その場所はマヤ・デヴィ寺院という建物が立つ聖地となっています。

仏跡現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

【仏教講座・現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯】記事一覧~目次としてご利用ください

この連載記事を読めばブッダの生涯だけでなく当時のインド社会の雰囲気も感じて頂けることでしょう。これはきっと皆さんにとっても刺激的な体験になると思います。

「宗教や仏教を学ぶ」と言いますと肩肘張ったものになってしまうかもしれませんが、ぜひ気楽にブッダという一人の偉人の生涯に触れて頂けたらなと思います。

クシナガラ現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

(24)ブッダのクシナガラでの入滅~従者阿難と共に最後の旅へ出かけるブッダ。80年の生涯に幕を閉じる

さて、ここまで23回にわたりブッダの生涯についてお話ししてきましたが、この24回目でついにブッダの生涯も終わりを迎えることになります。

この記事ではブッダの最後の旅についてとその死去と火葬についてお話ししていきます。ブッダの80年に渡る生涯がいよいよ幕を閉じます。

インド現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

(22)ブッダ、生まれ故郷に凱旋帰国!息子ラーフラや従弟アーナンダなど釈迦一族の大量出家!

前回の記事まででブッダ教団の急拡大についてお話ししました。

有能な弟子たちの加入や大国の国王達や大商人の支援によってブッダ教団は正真正銘の大教団として台頭してきます。

その長たるブッダがいよいよ生まれ故郷へと帰還することになります。今回の記事ではその顛末についてお話ししていきます。

ガンダーラ現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

⑻ブッダの6年間の修行生活~二人の師による瞑想法の伝授と厳しい苦行に勤しむ苦行者ブッダ

ブッダは大国マガダ国へやって来ました。 ブッダがここへはるばるやって来たのはここに当時最高峰の瞑想行者がおり、彼らから修行の基本である瞑想法を習うためでした。 今回の記事ではブッダの厳しい苦行生活についてお話ししていきます。 あの有名なガンダーラの断食仏像で表現されたガリガリの姿はまさにこの苦行時代のブッダになります。