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『カラマーゾフの兄弟』を読む

ようこそこのページにお越しくださいました。

ここでは「カラマーゾフの兄弟を読む」という連載記事を掲載しています。

この連載のコンセプトは至ってシンプルです。『カラマーゾフの兄弟』を読み、私の中でぐっと来た部分をただひたすら書き出し、思うことを述べていくというものになります。

構成も何もあったものではありません。ただ流れに沿って『カラマーゾフ』を楽しむのみです。

私がこうした記事を書こうと思ったのは南欧のキルケゴールとして名高い哲学者ウナムーノの『ドン・キホーテとサンチョの生涯』という作品がきっかけです。

ドン・キホーテ愛に溢れたこの作品のように、私も『カラマーゾフ』を純粋に楽しんで書いてみたい。私の愛する小説について自由に書いてみたい。

そんなことを思ったのです。

私自身2019年から2023年にかけて「親鸞とドストエフスキー」の研究をしておりましたので、この作品は馴染み中の馴染みです。ですが、そうした研究から離れて純粋に楽しむというのはかなり久々のことでありました。

そしていざ読んでみると、まさに至福・・・!

素晴らしい小説はどんなエナジードリンクよりも力をくれます。

ドストエフスキーの言葉の選び方、人間造形、そのどれもが圧倒的・・・!同じ「物書き」として恥じ入りたくなるほど見事な文章です。こんな物語を書けたら・・・と打ちひしがられもするのですが、それでもやはりこんな宝物のような物語が人類に遺されているということだけで嬉しくなります。

私の人生に最も大きな影響を与えた小説は間違いなくこの『カラマーゾフの兄弟』です。

その『カラマーゾフ』に全身全霊で体当たりしようというのがこの連載です。ぜひその熱気を皆さんにも体感して頂けましたら幸いでございます。

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