MENU

アルハンブラ宮殿で水曜どうでしょうのロケ地を発見 スペイン編27

目次

ファン必見!アルハンブラ宮殿で水曜どうでしょうのロケ地を発見 僧侶上田隆弘の世界一周記―スペイン編27

クエンカに引き続き、ここグラナダのアルハンブラ宮殿にも水曜どうでしょうの面々は訪れている。

実は以前紹介した風車の丘カンポ・デ・クリプターナにも彼らは訪れていたのではあるがそのことはお話ししなかった。

念のため申し上げるが、ぼくは水曜どうでしょうのロケ地巡りのためにスペイン各地を訪れているわけではない。

たまたまぼくの行きたい場所がロケ地と重なっただけなのだということを強調しておきたい。

とはいえ、どうでしょうのロケ地を訪れることはぼくにとっての大きな楽しみであることは言うまでもない。

というわけで、DVDで観た映像の記憶を手掛かりにアルハンブラ宮殿のどこがロケで使われたのかをぼくは探し回ったのである。

こちらがそのDVD。

このDVDに収録されている『ヨーロッパ20カ国完全制覇 完結編』は2006年に収録された企画。

以前の記事でご紹介したクエンカの夜景や

カンポ・デ・クリプターナもこちらに収録されている。

自宅のテレビをカメラで撮影したので画質が荒く申し訳ないが、なんとなくでも空気感が伝われば幸いだ。

さて、これはどうでしょう班がアルハンブラ宮殿の駐車場に到着したシーン。

そこから彼らは宮殿へと移動していくのであるが、

おそらく2枚目の写真に写るアーチはこの部分ではないかと思われる。

そして幸いなことにすぐそこにマップを発見。

ぼくなりにそのマップに書き込みを加えてみた。

現在地は赤い四角で囲まれた「Usted esta aqui」の文字があるところだ。

そして青い円のところが駐車場、そこから彼らは赤い線を入れたルートで歩いて行ったのではないかとぼくは推測した。

そしておそらく赤い円の辺りでゾンビのくだりを撮影したものと思われる。(ファンにしかわからない内容でごめんなさい)

赤い丸で囲んだ位置までとりあえず歩いて行く。

おそらくこの曲がり角の先がそうなのではないだろうか。

映像ともかなり似ている気がする。

期待で足取りも軽くなる。

すると、見覚えのある景色が!

これはおそらく間違いない!

DVDの映像とも一致する。

下にいる二人が大泉さんと鈴井さんだ。

ついに見つけた!

思わずにっこりしてしまう。

どうしてこんなにもにっこりしてしまうかというと、この場所がグラナダに来て以来なかなかわからなかったからなのだ。

先程紹介したこのマップにもあるように、彼らが歩いたルートは実はアルハンブラ宮殿の外壁沿いの小道だった。

そう。彼らはアルハンブラ宮殿の中には入っていなかったのだ。

普通の観光客は基本的にアルハンブラ宮殿の中で見どころを見学する。

無論ぼくもその一人だ。

だから中でいくら彼らがロケをした場所を探そうと思っても見つかるわけがないのだ。

ぼくはたまたまこの道の先に用があったのでこの小道を通ることになった。

それでこのロケ地を偶然発見したのだった。

だからこそこんなにも嬉しくなってしまったのだった。

水曜どうでしょうの熱烈なファンは「バカ」という愛ある敬称で称されることがある。

はるばるスペインはグラナダまで来て、ロケ地を発見し一人でにやにやしているぼくはきっと「バカ」の一人なのだろう。

全国津々浦々におられる「どうでしょうバカ」のみなさんにいつかこの記事が届くことを願ってこの記事を終えることにしよう。

続く

次の記事はこちら

あわせて読みたい
アルハンブラ宮殿の夕焼けとライトアップをサンニコラス展望台から堪能! スペイン編28 グラナダ最後の夜。 私はサンニコラス展望台から夕陽に染まるアルハンブラ宮殿を見に行くことにしました。 この展望台はちょうどアルハンブラ宮殿と同じ目線の高さくらいにあり、それこそ宮殿の真正面の絶好の夕日と夜景の観賞スポットとなるのです。 この記事ではそんな見事なアルハンブラの姿をお話ししていきます。

前の記事はこちら

あわせて読みたい
グラナダのカテドラルと王室礼拝堂~「1492」の衝撃 スペイン編26 グラナダ3日目の朝、この日はグラナダ旧市街にあるカテドラルと王室礼拝堂を訪ねました。 カテドラルは旧市街の中心部にある。私が滞在した宿のあるヌエボ広場からもすぐ近くです。 また、カテドラル近くにはフェルナンド2世と女王イサベル1世というスペインの二人の王が埋葬されている王室礼拝堂があります。 今回の記事ではそんな二つの施設と1492年についてお話ししていきます。

関連記事

あわせて読みたい
必見!夜のクエンカと糸ようじ~水曜どうでしょうの聖地を満喫 スペイン編⑦ この記事を見て「なぜタイトルに水曜どうでしょうが?」とお思いになられた方もおられると思います。 しかし水曜どうでしょうファンにとってはこのクエンカという街は聖地中の聖地。 クエンカという言葉を聞くだけで頬が緩むという、まるでパブロフの犬かと言わんばかりにここクエンカに対しては特別な感情を抱いているのであります。 この記事ではそんな夜のクエンカについてお話ししていきます。
あわせて読みたい
アーヴィング『アルハンブラ物語』あらすじと感想~魅惑のスペイン紀行!世界遺産アルハンブラ宮殿に行... アーヴィングは1829年にここグラナダに旅行し、アルハンブラ宮殿に滞在しました。 その旅を基に書かれた作品が『アルハンブラ物語』で、この本がきっかけで西欧社会にアルハンブラ宮殿が知られるようになりました。 この本を読めば間違いなく現地に行きたくなります。もしすでに行く予定が決まっている方はぜひこの本を読んでみて下さい。現地に行ったら何倍も楽しめること間違いなしです。旅に出るまでのモチベーションアップに絶大なる威力を発揮する作品です。 スペインの文化を知る上でもこの本は非常に素晴らしいものとなっています。ぜひおすすめしたい作品です。
あわせて読みたい
僧侶が歩いたドン・キホーテの国~スペイン宗教巡礼の旅 世界一周記スペイン編一覧 僧侶が歩いたドン・キホーテの国~スペイン宗教遍歴の旅 僧侶上田隆弘の世界一周記スペイン編一覧 5月11日。ローマから飛行機でスペインのマドリードへ移動。 スペ...
あわせて読みたい
僧侶の日記 「水曜どうでしょう新作放送開始に寄せて」 皆様こんにちは。 いきなり「水曜どうでしょう」が記事タイトルに出てきて戸惑われた方もおられるかもしれませんが、今回の記事から新しく「僧侶の日記」コーナーを始め...
あわせて読みたい
グラナダの世界遺産アルハンブラ宮殿とライオンの中庭へ~美しさの起源とは? スペイン編23 グラナダにあるイスラーム建築の最高峰、アルハンブラ宮殿。この世界遺産にいよいよ私もやって来ました。 絢爛たるイスラーム文化を堪能しながら私はずっと楽しみにしていたライオンの中庭へと向かいました。 私がはるばるアンダルシアの地に来たのも、実はこのライオンの中庭を見たかったからなのでした。このライオンの中庭はただの中庭ではありません。実は文化的に非常に興味深い秘密が隠されている世界屈指の建築なのです。この記事ではそんな私の大好きなライオンの中庭についてお話ししていきます。
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

真宗木辺派函館錦識寺/上田隆弘/2019年「宗教とは何か」をテーマに80日をかけ13カ国を巡る。その後世界一周記を執筆し全国9社の新聞で『いのちと平和を考える―お坊さんが歩いた世界の国』を連載/読書と珈琲が大好き/

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次